ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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2017/08/12 Sat 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

福島県富岡町、富岡駅で代行バス待ち時間中に周辺を散策しました

福島県富岡町、震災の爪痕深く 2017年夏の函館旅行シリーズ、第8回です。 上野を出発して函館を目指す途中、水戸編を経て現在、福島編です。 本来であれば水戸同様、福島の魅力をお伝えすべきところです。 が、実際に掲載した写真は前回の記事などで伝わる通り、魅力と言うべきものとは少し違ったものです。 これはどうなのか?今更他人の不幸をダシにしているだけなのではないか? というためらいもありました。 しかし、私自身がそれを見たかったのだから仕方がない。 いいのです。経験し、思ったことを書くブログです。

常磐線富岡駅

前回に引き続き、常磐線富岡駅の近隣を撮り歩いた、その写真を掲載してまいります。 富岡駅は東日本大震災の津波で流されてしまったそうです。 この写真は2017年8月初旬に撮ったものですが、順調に再建途中、という印象であります。 DSC01316 JR東日本のサイトを見ますと、10月21日に運転再開との事です。 駅の敷地内に入れるわけではありませんので、周辺の散策で次のバスを待つことにします。 とは言っても本当に更地&工事中ですので、スナップ撮り歩き、という雰囲気でもありません。 ともあれ歩いてみます。 すると、いくらも歩かないうちにこのようなお家の前を通りがかりました。 平屋のようですが、たぶん1階が崩れて2階部分だけが残ったのだと思います。 倒壊の危険がある建物は撤去された、その結果の更地同然という状況のはずですが、 持ち主が見つからないのか撤去を拒否したのか事情は分かりませんが、このように残っていることもあるのですね。 DSC01303 脇道が上り坂になっていて、それを少し上がってみます。 すると小さな広場に出ました。いや、広場だったところ、と呼ぶべきか。 壊れたブランコ。立入禁止の文字。 これも震災の被害なのでしょうね。 DSC01311 広場の奥に、お堂がありました。津波被害は逃れたようです。 富岡駅の駅舎は流された、との事ですのでこの地にも津波は押し寄せたのだろうと思います。 この場所は小高い場所にありますので、きっと避難場所にもなったのでしょう。 DSC01306 側溝のフタに使われている様子の、ホーロー看板です。森永ミルクキャラメル。 ところでこの写真はインチキです。自宅でPhotoshopを使い、色を鮮やかに加工しました。 実際のホーロー看板は、こんなに鮮やかな青ではありません。 この記事のような記録重視の写真では、小手先で見た目を良くすることでは、現場の真実は伝わりませんね。 DSC01312 こちらが元々の写真です。 そうなのです。色が褪せていて当たり前。 このシリーズで私は旅行記、記録写真であることを旨としていますので、余計にね。 DSC01312 写真の話はとりあえずいいでしょう。また時々挟み込むことにします。 見かけたのは「立入禁止」だけではありません。 「除染作業中」というノボリが立っているのも見ました。そちらは写真に撮りませんでしたが。 DSC01305 ここは福島県、当然ながら「東北電力」の営業地域です。 ちょっと複雑な思いがします。 この先でも書きますが、東日本大震災以降の電力事情について、私は考えをまとめることが出来ていません。 DSC01304 最後の写真はJR常磐線、富岡駅から北を眺めたものです。 こちらも順調に復旧作業が進んでいます。 この先の地域の事情にもよるのでしょうが、そう遠くない時期に運転が再開されるのでしょう。 DSC01315

今回はこの辺で。

今回の地図です。行程はまあ、いいでしょう。 まだまだ時間がありましたので、もう少し散策をしてみようと思いました。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) そんなわけで次回はこの続きとなります。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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2017/08/11 Fri 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

函館旅行2日目、福島県双葉郡富岡町に寄り道

東日本大震災の津波に流され、再建中の常磐線富岡駅 2017年夏の函館旅行シリーズ、第7回です。 水戸編は終了し、前回から福島編に突入しています。 水戸~日立~いわき…と列車で通り過ぎて、上野から常磐線電車を乗り継いでたどり着ける最北端・竜田駅にたどり着きました。 この先どうなっているのか?半ば好奇心半分で選んだルートだったのですが、 その「自分が持つ好奇心」に対して私はこの先、ちょっぴり嫌悪感を持ったりします。 ともあれ書き進めてみましょう。

常磐線代行バス

福島県双葉郡楢葉町・竜田駅。 上でも触れましたが2017年8月現在、上野から常磐線を「列車を乗り継いで」到達することのできる最北端の駅であります。 ここから北、常磐線は海沿いを走り相馬~岩沼に至り、列車は仙台まで乗り入れます。本来は。 現在はこの竜田駅から北は鉄道が通じておらず、その区間を鉄道に代行するバスが運行されています。 理由はご存知の通り、東日本大震災であります。 以下、本シリーズではこのバスを「常磐線代行バス」と呼ぶことにします。 代行バス 常磐線代行バスは、豪華な大型観光バスでした。 バスの運行会社はJR東日本そのものではなく「浜通り交通」という会社のものでした。 バスの前面に「竜田駅←→富岡駅御一行様」とありました。 JRの自社バスではなく、地元企業に委託しているのですね。 実際の運用にもベターな選択なんでしょうけれども、JR東日本の被災地への気使いのようなものを感じました。 DSC01289 バス乗車の際には原則的に「切符」が必要です。 実際には現金投入でも何とかなるみたいですが、私はこのルートを選択する際に「事前に切符の購入が必要」と認識したので、 水戸駅の窓口であらかじめ、切符を購入しておきました。 こちらがそうです。これをバスの乗務員さんに見せて、乗り込みます。 DSC01256 このバスの乗客は、私を含めて全部でふたり。 竜田駅で降りた多数の乗客は、このバスが目当てなのではなかったようです。 私は電車であろうがバスであろうが、常磐線で北を目指します。 DSC01292

福島県双葉郡富岡町

竜田駅から常磐線代行バスに揺られて約20分、隣駅・富岡駅に到着しました。 私が乗車したバスは、ここで終点です。 ここまでの記事で察した方もおられるかもしれません、私は富岡駅に8時50分に着きました。 次のバスが10時25分に来る、その1時間半程度の間に富岡町を観光しよう、ぐらいの軽い気持ちでこの旅程を作ったのです。 ただ、駅前で降ろされたのですが文字通り「何もありません」。 JR東日本の復旧工事がひたすら進められている様子だけが、よく見通せました。 DSC01300 この記事を書いているのは2017年の8月、東日本大震災から6年半が経過しています。 双葉郡富岡町のうち富岡駅近辺を含むエリアは2017年になって避難指示区域指定(避難勧告、罰則なし)を解除されます。 このあたりに人が本格的に出入りできるようになったのは最近だ、ということです。 Googleストリートビューの画像です。震災後の撮影ですね。 駅舎は津波に流され、かろうじて残された設備も骨組みが露出しているような大損害です。 駅前は更地になり、そこに家やアパートが建ち始めています。 根こそぎ流された…のではなく、ダメージを受けて居住できなくなった建物を撤去して、更地同然にしたようです。 DSC01295 富岡駅前「富岡ホテル」建設風景です。 何もない駅前に、真っ先に「ホテル」を建てる意義とは? …と考えましたが、やはり復興はこれから、ということなのでしょうね。 観光客相手のホテルではない。建設関係の方々のためのホテルなのだろうな、と思いました。 それぐらい、ここには一般人がいません。全員復興のためのスタッフ、というイメージです。 そんなところでただ一人、観光をしている私とは。 ちょっぴり申し訳ない気持ちにもなりました。 DSC01352

復興の槌音

広角で風景を押さえてみます。 どちらを向いてもクレーン、クレーンです。 建設が確実に行われている、というイメージを強く感じる一方で、 土地のスカスカ具合を見ますに「復興」はまだこれからなのか?と感じました。 もっとも、小高い位置の土地に被害は少ないようでしたし、内陸部は昔ながらの家々が立っています。 これは海沿いに限った風景なのだ、とも思うのですが、それでも「復興」について思いを馳せてしまいました。 DSC01298 再建中の富岡駅を、遠めに眺めてみます。駅の手前側はずっと空き地が広がっています。 Googleストリートビューを見る限り、かつては市街地になっていて、家や商店が並んでいました。 それが津波などで流された、もしくは住めなくなり、一切合切取り払ってこれから再建、という様子です。 DSC01301 私は詳しくないので勝手に想像して書きますが、 JRも含めて、本格的に復興作業を始めたのは震災直後ではなく、ここ数年なのではないか。 だとしたら、ここに人が戻ってきて「街」として生き始めるにはこの先さらに何年かはかかるのではないか。 復興とは道のりの遠いものなのだな。 テレビやネットを通じてではなく、現地に立つことであらためてそれを感じることができました。

今回はこの辺で。

今回の行程です。 代行バスが走った道はこのGoogleマップとは異なります。 どうも貼り付ける際に上手くいかなくて、結局Google推奨のルートをトレースしてしまっています。 まあ、概ねこれで合っていますからいいですかね。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) 富岡駅周辺は、私には考えさせられることが多い場所です。 次回も福島編。その風景を掲載してまいります。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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2017/08/10 Thu 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

函館旅行2日目スタート、常磐線で福島県入り

水戸駅始発・常磐線竜田行 2017年夏の函館旅行シリーズ、第6回です。 函館にたどり着くどころか、水戸でガッツリ記事4つ分滞在してしまいました。 今回から本格的に北を目指すぞう! というわけでさっそくイッテミヨー

水戸駅始発6時10分

水戸駅から、再び常磐線に乗ります。下り方面、北へと向かうのです。 下の写真は水戸駅、ものすごく都会的な設備ですよね。 この先しばらくこういう風景には出会いません。 DSC01245 私が乗ったのは水戸駅下りの一番列車、6時10分発のいわき方面行き。 これに乗るために「前日のうちに」水戸入りしたのです。 だからホテルも「早朝チェックアウト限定素泊まり格安プラン」で充分だったのであります。 朝5時起き、これが私にはものすごくツラい。 これに乗り損ねたらこの先の計画も大崩れするところでしたが、無事起床に成功(笑 DSC01246 ホームに下りて、自販機で飲み物を買い込みます。 ポカリスエットとお茶。この2本で足りるかなあ。まあ涼しいからいいか。 そうこうしているうちに列車がやってきました。 5両編成、乗り込む人はさすがに少なくてボックスシートにゆったり座ることができました。 DSC01252

茨城県北地域を走る

そんなわけですので、ここからは常磐線の車窓写真となります(笑 風景はずっとこんな感じです。 田畑、森、山、たまに海。 DSC01258 日立駅です。茨城県北最大の都市。 あの電機メーカー、日立の城下町であります。 地元の方は、かの電機メーカーを「日立」とは呼ばず「日製」と呼びますよね。 その日製こと日立製作所、今は本社は日立市ではなく東京丸の内北口の日本生命ビルにあるらしい。 「日製」の本社が「日生」のビルにある。語呂で決めたのか日立製作所。 ともかく、水戸以北は今なお日立製作所の強い影響下にあると言っていい。 この列車も水戸を出て以降、最初のラッシュをこの駅の前後で経験します。けっこう混雑したよ。 DSC01272 高萩駅です。常磐線沿線民にはおなじみの駅名ですね。 上野発の常磐線普通列車のうち、特急以外ではこの駅との往復が最も長い運用となります。 「高萩行きが参ります」ってアナウンスを誰でも聞いたことがあるはず。 私自身は20年ほど前、商工会主催のセミナーが高萩で行われ、それに参加した以来です。 あの時は同じく参加していた同年代の女の子とちょっぴりいい雰囲気にもなったりしたなあ。 だから私の中での「高萩」という地名の印象がとても良いという(笑 DSC01274 そして列車は進み、福島県へと入っていきます。 水戸を出て1時間以上乗りました、そしていわきに到着します。 いわき市は福島県最大の都市だそうですよ。正直私にはその認識はなかった。 確かに列車はいわきの前後で激混み、その混雑っぷりは日立近辺を超えるものでした。 観光資源としても常磐ハワイアンセンタースパリゾートハワイアンズはじめ温泉を代表に見どころも多く、 今回の函館旅行で私も初日の宿泊先を「水戸か?いわきか?」と迷ったのは本当です。 DSC01278

常磐線東京側の「最果ての地」

そしていわきを通り過ぎて、更に北へと列車は走ります。 いわき市の北隣、双葉郡に入っていきます。 広野町、楢葉町、と車窓を流れます。徐々に人は減っていきますが私は終点まで乗りました。 終点・竜田駅に到着です。 福島県楢葉町。 東日本大震災の後「警戒区域(居住・通行の制限。違反時の罰則付き)」に指定されていたエリアであります。 現在は一般人も普通に通行することができますので、私もこのように大地に立つことができました。 DSC01285 終点竜田駅、私の感覚では「常磐線最果ての地」。 2017年8月現在、常磐線を「電車を乗り継いでたどり着くことのできる」最北端の駅であります。 ここで降車するのは私も含めていくらもいないだろう、と思っていましたがそうでもなかったです。 結構利用者がいますね。確実に人の往来はあります。 大半の方々はここからマイクロバスに乗り換えてどこかへ行ってしまいましたが、あれはどこへ向かったんだろうか? ともあれ私は更に北へと向かいます。これは函館旅行です。 DSC01286

今回はこの辺で。

今回の行程です。 Googleマップでは特急に乗った体裁でルート表示されているかもしれませんが、 私が乗車したのは記事本編にあります通り、普通列車です。 今回はかなり前進しましたね。次回もこうありたいものです。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) 次回は常磐線竜田駅下車後の旅程を掲載します。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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2017/08/09 Wed 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

函館への道中、水戸で1泊目

水戸駅南口・ホテルテラスザガーデン水戸 2017年夏の函館旅行シリーズ、第5回です。 着々と函館に向かって進んでいます。 嘘です。進んでませんね。 この日はこれ以上先へ進まず、水戸で一泊目となりました。 結局水戸から出ていません。 でもいいんです、これは函館旅行です。 水戸だけど函館旅行!だよ!

水戸駅南口再・再開発

水戸駅南口は、私が記憶する限りでは20年ぐらい前、90年代後半から徐々に始まったような印象です。 記憶違いだったら申し訳ないですが、水戸駅からまっすぐ南へ50号線に至る道ができ、 その周辺に諸々の施設が建った、そんな経緯ではなかっただろうかと。 駅舎も豪勢に、駅ビル「エクセルみなみ」は2011年に開業だそうです。 水戸駅、でかっ DSC01212 その「エクセルみなみ」のメインテナントのひとつが、最近ネットで知られるようになった「ビックカメラ水戸店」であります。 「ニンテンドースイッチ」というゲーム機を抽選販売する際に、当たりくじを応募者に配らなかった「疑惑」のエピソード、 ここから得られる教訓はふたつ。 「インチキするならバレないようにやれ」 と、 「店の名前に土地の名前をつけて悪さをするとその土地のイメージが下がるから、足を引っ張るな」 であります。 DSC01215

一泊目の宿は「ホテルテラスザガーデン水戸」

今宵の宿は、水戸駅南口ペデストリアン直結のホテル「ホテルテラスザガーデン水戸」です。 ネットで空き状況を検索し、上位に表示された中で駅に最も近く、且つ空きがあり、 さらに「早朝チェックアウト限定格安プラン」が用意されていた、それがこの宿を選んだ決め手でした。 文字通り「駅前」です。 DSC01211 フロントでチェックインをしている時に、ふと目に留まりました。 カウンターの脇でおみやげが売られています。ガルパンですよ。 ガルパンことアニメーション「ガールズアンドパンツァー」の聖地、ご当地は隣町の大洗だったと思いますが、 水戸も一緒に今なお盛り上がっているのですね。大したものです。 ところでこのパッケージから察するに、このお菓子はたぶん包装紙があんこうチーム分、5パターンあるな!? DSC01218 部屋に入ります。ツインでした。ゆったり出来てラッキー。 ビジネスホテルですから内装はシンプルですが清潔感があり過不足ありません。 大浴場併設(ツインルーム二つ分ぐらいの広さかな?私には充分でした)ということもあり、 宿代以上のものを過ごさせていただきました。 DSC01222

ちょっとは『夜撮り』を

チェックインして一息ついた後、晩御飯を求めて再び駅前へ。 散策ふたたび、であります。 DSC01232 広い道路が縦横に交差している、整然とした印象です。 北口の猥雑としたイメージとはある意味対照的とも言えます。 DSC01236 水戸駅南口~偕楽園に広がる観光地が「千波湖」です。この写真の向こうの方にあります。 私は湖畔を散策しようと出かけたのですが断念。 水戸駅からは意外に歩きます。タクシーが無難かなあ。 春先は桜並木で観光客が押し寄せるそうです。 DSC01240 そんなこんなでホテルに戻り、まったり過ごしつつ早めの就寝となりました。 そうそう、結局この日の晩ご飯は「すき家の牛丼」でした(笑 もう少し地元カラーの強い食事をしたいところですね。せっかくの『函館旅行』ですから! この日はおかずも充実、幕末の群像に思いを馳せながら水戸の夜は更けてゆくのでありました。 明日は5時起床、早いそう。 DSC01242

今回はこの辺で。

今回の行程です。まさしく水戸駅南口をちょっぴり歩いただけという。 明日はガッツリ北上するぞ!乞うご期待。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) 次回は水戸を後にして、北へ向かいます。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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2017/08/08 Tue 00:00 史跡・神社・仏閣 | 写真 | ソニーα

水戸の史跡・弘道館見学の続きです

水戸・弘道館正庁内部「尊攘」 2017年夏の函館旅行シリーズ、第4回です。 函館はどうしたんだ!?とお思いの貴方、もうしばらくお付き合いください。 そのうち函館に着地しますから。たぶん! 上野を出発してまだ初日数時間経過したのみ。 まだ関東を脱出すらしていません。茨城県にいるのです(笑 いいのです。徐々に北に向かいますから。その風景を写真としてご覧いただきたい。 当ブログは写真ブログです。写真で勝負です。

弘道館で幕末に思いを馳せる

前回に続き水戸・弘道館の見学記です。 水戸学という「国を大切にしましょう、隣人社会を大切にしましょう」という今でいう道徳のような学問(もちろん悪い意味ではない)がとんがった結果、 「日本は朝廷のもとにひとつである」という皇国史観が発達します。 徳川親藩であるはずなのに「朝廷のもとに」というところがポイントなんですけど、 そういう思想と言うべきものに昇華して、故に夷狄は撃ち払うべきなのだ、となった。 後に朝廷はこの排外思想のはしごを外して外国との付き合いを「OK」としたことで、攘夷は尻すぼみになっていきます。 その結果幕末の怒涛のエネルギーは「尊王」は自己正当化のフレーズとして残りつつ、 具体的な行動としては「攘夷」から「倒幕」に傾いていく。 水戸斉昭公も安政の大獄で蟄居となりそのままフェードアウト、 明治維新において水戸藩はゴタゴタ続きで存在感を示すことはありませんでした。 水戸藩は徳川親藩な上に将軍は斉昭公の息子・一橋慶喜です。 「倒幕」と言われたらそりゃあ「ちょっと待ってよ」となりますよね。 ここまで私の身勝手な解釈で書きましたが、いずれにせよ水戸藩が尊王倒幕の流れに乗り切れなかったのは事実。 水戸藩とて一枚岩というわけではなく、大きな内紛を抱えることになったりします。 そこらへんはいろいろ読み込んでいくと更に頭がごっちゃになって楽しくもあり、難しくもあり。 幕末~明治維新というのは「利権の奪い合い」と片付けることもできるのかもしれませんが、 そう言い切れるほどの教養を私は持っておりません。 ただ、徳川幕府を打倒した平民志士の多くが明治維新の後に貴族に叙され、利権を持つ側に立った。 元大名は領地は失ったけれども地位名誉は大差なし。なんじゃそりゃ。 こういう流れを見ていますと明治維新に対しては「革命」というよりは「政権交代」のにおいがぎゅんぎゅんするのでありました。 まあ、私の勝手な感想です。歴史のロマンですね。 ともあれ弘道館は、そんな幕末のエネルギーの発生源というか、きっかけになった場所なのです。 DSC01189 今回は弘道館の正庁(メインの建物)の中を見学しました。 戦火や火事地震をかいくぐり現存する、江戸時代の建物です。 靴を脱いでスリッパを履かず歩くと、幕末を生きる水戸藩士が闊歩する情景がよぎります。 DSC01151 見学順路の最初の方でどどん!と登場する広間です。 大きな掛け軸に「尊攘」の文字。 もちろん尊王攘夷の略です。この言葉の発祥の地はここ、水戸弘道館なのですね。 DSC01152 8月初頭のいわば「真夏」と言う時期だったにもかかわらず曇り空だったこともあり、それほどの暑さは感じませんでした。 その上夕方でちょっと風が吹くような、夏とは思えぬ心地よい空間。 障子を開け放しているところからゆるやかな風がすうっと抜けていく、 歴史に思いを馳せるには理想的とも言える時間空間でありました。 DSC01159 ふっと、外を眺めてみたりします。 江戸時代もきっとこれと同じ景色だったんだろうなあ、などと思いました。 DSC01168 至善堂御座の間、徳川慶喜ゆかりの部屋です。 幼少期ここで学び、大政奉還後はここで謹慎したという。 更には「自分が水戸にいては更なる争乱の元になる」と駿府に移り住んだわけですがその徳川慶喜公、 趣味は街スナップ写真撮影だったそうで、晩年は趣味の世界にドハマりして暮らしたそうです。 妙に親近感が湧いてきませんか?私は湧いてきました(笑 DSC01172 展示室、になるのかな? 大日本史が展示されています。徳川光圀公プロデュースの歴史書です。 プロデューサーの意向で尊王に傾いて書かれたものですが程度はともかくきちんと過去の文献にあたっている、 現在で言う「裏取り」もしているのだそうです。 水戸学のルーツですね。 DSC01180 と、そんな感じでガッツリ写真を撮らせていただき、水戸藩に気持ちを傾けつつ過ごした1時間弱。 これは楽しかったなあ。また行きたい!水戸ですから我が家から電車で一本、その機会もあるだろう。 帰りはホクホクしながら「三の丸歴史ロード」を歩いて水戸駅まで戻ったのでありました。 DSC01202

今回はこの辺で。

今回の行程です。てか前回と同じなんですけど、要は同じ道を戻ってきたということです。 今回はとにかく水戸駅を起点に行動しました。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) 次回は水戸編最後の記事です。初日の宿泊先やら何やらについて掲載する予定です。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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