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2013/09/25 Wed 22:54 ソニーα
先日の連休に、ソニー主催のセミナー「中井精也スペシャルフォトセミナー」を受講してきました。
ソニーの写真関連SNS「αcafe」会員限定で抽選制ということで、
以前に参加した「銀座のショットバー撮影会」もそうだったのですがαcafeは色々やってますね。
今回も抽選に当選したとのことで、喜び勇んで銀座ソニービルに行ってまいりました。私は運がいい。
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会場に到着、抽選制の定員制ですから椅子がちゃんと用意されていました。
場所はソニービル7階のラウンジって言うんですかね、他のフロアでいうところの保険屋さんやら修理カウンターやらがあるスペースです。
中井精也氏曰く「VIPの部屋だったらしいですよ」とのことです。
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さて今回のセミナーですが、ちょっと違和感を持たれた方も多いことでしょう。
中井精也といえばニコン、ニコンといえば中井精也という蜜月状態の中、ソニーのイベントにいわばサプライズ出演ですよね。
私の興味もそこにあり、質問コーナーがあれば挙手して「なぜソニー?」と訊ねる気満々でありました。
結果として質問コーナーはなかったのですが、私の疑問にも中井精也氏はセミナー中に答えてくれました。
てゆうか真っ先にその辺の話になりましたw
余談ですが中井精也氏を写真に収めるのは禁止とソニーから事前に言い渡されておりましたので中井精也氏の写真はございません。

以下、セミナーの大まかな内容です。

・甘党ネタと隠れメタボネタで掴みはOK

・なぜαを?の話。「ヒホンやハナホニックやヘンハックス」なんかも使うんですけどね、とソニーに配慮しつつw

・で、なぜαか?ヒトコトで言うと「私こう見えてもお腹が出てるんですが、バリアングルが良いんですよ」との事
 ※「バリアングルモニター搭載のフラッグシップ機」はα99だけだから、ということでα99を徹底的に推していた

・EVFは使ってみて良さが分かった、目から鱗が落ちた
 ※光学ファインダーを主に使っていたがEVF良いですね、露出や色合いなども確認しながら撮れますし、との事

・今回はツァイスレンズの紹介をするが詳しいことは分からない、だが使ってみれば良いレンズかどうかは分かる
 ※理論的な部分はさておき、良いレンズなのは間違いないとの事

・ディスタゴン(24mmF2ZA)がとても良い、これはお買い得
 ※中井精也氏の作風から、広角を多用する傾向があるとは思っていましたが、セミナーでもディスタゴン絶賛でした

・85プラナーはポートレートレンズと言われているが汎用性も高い、ボケも良好
 ※こちらもベタ褒め、とても良いレンズですよとの事

・ゾナーは癖がある、被写体との距離の取り方によってはボケ方がかなり違う
 ※上の「ディスタゴン24mmZA」「プラナー85mmZA」は褒め称えていましたがゾナーについては微妙な口ぶりでした

・単焦点を勧める、自分で動いて撮りたいものと撮らないものを選別していく作業が上達への道
 ※中井精也氏に限らず写真セミナーを聴くと必ず言われることなのですが、作例付きでとても納得がいくお話でした

・奥に被写体を置いて前ボケを多用する
 ※これは意識していませんでしたが、言われてみれば中井精也氏の作品は前ボケを多用していますね。

・一歩前に出ることは大事
 ※これも写真セミナーでよく言われることですね。「最近私は楽をして撮っているなあ」と自戒する良い機会になりました。

・さらっと撮るだけではなく、時として一踏ん張り待つことを意識すれば写真の神様が降りてくる
 ※これは私にはいちばん耳が痛いお話でした。そうなのよ。最近「粘る」ということをしなくなったと感じます。

・見たままを撮るだけではなく、そこに意思を込めて表現していく、そのためのホワイトバランスとクリエイティブスタイル
 ※ありのままを撮るだけではなくカメラを使ってその場で色を決めて、そこに意思や表現を込めていくというお話でした。

このたぐいのセミナーは「CP+」も含めて色々聴講してきたつもりですが、今回も私にはとてもためになるものでした。
随分前に単焦点しか持参しなかったセミナーで「さあみんなで露光間ズームで撮りましょう!」と言われた時はどうしようかと思いましたが、
今回のセミナーではそんなことはなく(笑)終始自分のスタイルにも当てはめて勉強させていただくことができました。

中井精也氏がαを使い始めたきっかけは、セミナーで聴いた限りでは「α99のバリアングル液晶で撮る撮影スタイルが魅力的だから」
ということでしたけれどもこの点には私はまったくの同感であります。
中井精也氏はきっと気付いてしまったのでしょう。
世間では「プロカメラマン」というとデッカイ一眼レフをかついでファインダーを覗いて撮るイメージが定着していますし、
実際プロの方自身にしても(光学)ファインダーで撮るのが当たり前、という考えが一般的であろうと思います。
あまり書きたくないのですが、その一般常識が狙い目です。
プロの方には、今後もずっとファインダーを覗いて撮っていていただきたい、ぜひ。
ファインダー良いですよね。うん。

今回は「ツァイス(Aマウントのいわゆる『ソニーツァイス』)レンズの良さについて語る」というのも主要テーマだったようなのですが、
ソニーツァイス最新作、50mmプラナーについては華麗にスルーでした。てゆうか名前すら出ませんでした。
普通に考えれば、中井精也氏が作例を撮りに出かけた時にはまだレンズが存在しなかった、と解釈できます。
が、セミナーを聴いていて「私は中井精也氏の作風には50mmは中途半端なのかもしれんね」と思いました。

中井精也氏の作品は「どこかに鉄道を盛り込んだ風景写真」なわけですが、広角が多用されています。
「上の隅っこの方にディーゼル車が写り、あとは全部お花畑」みたいな作品がよく知られていますが、当然広角レンズを使いますよね。
「しかし、広角レンズですと花がスカスカになってしまい、ボカしても花の色を一面に出すことはできません」
という話になりました。広角レンズですと目で見た時よりも花と花の間が空いてしまってスカスカ感がありますよね。
で、そんな場合の対策として「望遠を使う=隙間を埋めて花を敷き詰める」という方法を説明していただきました。
なるほど、望遠を使えば花はギチっと詰まってくれる、しかし「上の方にちょっぴり鉄道」というワイドな写真にはならないのでは?
と思った私が浅はかでした。
「望遠を使う時は、もちろん『思いっきり遠くから』撮ることになります」との事でした。ああ、確かに。
私にとってはそれもまた「自分が動く」という事に対する訓練になりますね。
というわけで、中井精也氏の作風としては「広角レンズ、でなければ望遠レンズ」が必要になるのでしょう。
標準域のレンズはあまり出番が無いのかもしれません。勝手な憶測ですが。

それはそれとして。
セミナー参加の「おみやげ」として、中井精也氏直筆サイン入り(サインは直筆に決まってるっけね;)写真までいただきました。
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私が写真家のセミナーを聴きたいと思う理由は以前にも書きましたが「モチベーションが上がる」点にあります。
今回の中井精也氏のセミナーも、私のモチベーションをギンギンに屹立させてくれました。
良いイベントに当選できました。ありがとうございます。
m(_ _)m
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