ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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2013/09/15 Sun 23:47 ソニーα
これを書いているのは日曜の夜ですが、今夜から明日午前中にかけて関東地方に台風が接近するそうです。
気温はそれほど高くないのですが空気がもわっとしていて蒸し暑い夜ですね。
雨風が始まりますと出歩くことができませんので、今のうちに撮り歩こうとサンダル履きで外に出てみました。
今回は自宅近辺、単焦点1本勝負です。
思えばα900のエントリを書くのは久しぶりです。1年ぶりぐらいですね。
当ブログはソニーαとマイクロフォーサーズを使用して撮った写真を掲載しているのですが、
使っているソニーとオリンパスのカメラは現行モデルがすべて光学ファインダーではなく電子ファインダーです。
メリットもデメリットも踏まえた上で私はEVFに馴染んでおりますが、OVFとEVFはそもそも対立概念ではありません。
α99を使っていても「やっぱこれからはEVFだね」と光学ファインダーを否定するわけではないということです。
我が家に「光学ファインダー最高峰」α900があることがその証拠です。良い物はありがたく使わせていただきます。

さて能書きはこのぐらいで。
自宅近辺の夜景というこおてゃ見慣れた風景を撮るわけですから、目新しさをシャッター欲に結びつけるのは大変です。
ただし、それなりにネタは見つけることができそうです。まずは定番スカイツリー。
隅田川沿いの遊歩道まで下りますと、海からの風が抜けてくるのでしょうか、潮の香りがします。
念のため調べてみましたら、隅田川の水は満潮時には海水と混ざるのだそうです。知りませんでした。
DSC04880

堤の上の道路に出て撮っています。
ここまで水位が上がるとは思えませんがもしそうなったら大変だなあ。
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再開発で作られた新しい街ですので整然とした印象で、夜などは人通りも少ないのでそりゃあもう寂しいもんです。
DSC04863

近所にあるJR貨物の貨物駅です。
年末年始やゴールデンウィークなどには機関車がいっぱい停まっていたりします。この夜は少なめですね。
DSC04860

通りがかるたびに気になる立入禁止のテープ、震災の影響でしょうか。
ずっとこの状態で放置のようですので、改善するつもりも無いようですw
DSC04903

Dレンジオプティマイザー・レベル3で撮りました。手前の浮き輪と注意書きを潰さないためにDROオン!したわけです。
ISO800ですがDROは暗い所を無理矢理持ち上げる処理をしますのでどうしてもノイジーになるらしいです。
それでもノイズ感はこの程度、とも言えます。実用には充分ではあります。
余談ですが現行α99で同じことをしますとノイズはほぼ気にせずに済みます。技術が進歩すること斯くの如し、であります。
向こう側に見えている太いオレンジ色の横線は、隅田川沿いを走る首都高向島線です。
DSC04892

というわけでさらりと書いてしまいましたがα900と50プラナーの組み合わせでお送りしました。

α900は2008年の機種ですが、当時既に他メーカーは当たり前に導入した「背面液晶ライブビュー」を搭載していません。
ソニーの人が口を揃えたかのように「α900にライブビューは必要ない、ファインダー使え」と言っていましたが、
私的にはその潔さこそがα900最大の魅力なのだろうと思っています。

ライブビュー搭載機に見劣りしないようにだと思うのですが「インテリジェントプレビュー」という機能を搭載しておりまして、これは、

1)まず1枚テスト撮影する
2)その画像を、カメラを操作して露出や色合いの変更を行って背面液晶で確認しながら自分が望む設定にする
3)テスト画像に行った設定変更はそのまま保存されるので、それで本番の撮影をすればいい

というものなのですが、採用された機種がα900のみというもので、覚えている人も少ないであろうレア機能です。
ライブビューの代用が充分つとまる、地味ながら良い機能なのですが、この機能を作った方はもしかしたらもうソニーにはいないのかもしれません。
と言いますのは、現在のα99やNEX-7の操作面での設計思想は、「インテリジェントプレビュー」の考え方の真逆を行っていると思うからです。

インテリジェントプレビューは、テスト撮影した写真を直接いじって撮影者が求める設定を作ることができる機能でして、
それまで設定していた露出設定や色合いなどはすべて放り出して、撮影者の意思に基づいた設定変更を実現しようとするものです。
一方α99やNEX-7はどうかと言いますとその「撮影者の意思に基づいた設定変更」を、カメラ内部の段取りを理由に拒絶することがあるのです。

具体例を書きます。
α99に「DRO/オートHDR」と「ピクチャーエフェクト」という設定項目があります。

※「DRO/オートHDR」とはダイナミックレンジ拡張関連機能(DレンジオプティマイザーやHDR)を選択する機能
※「ピクチャーエフェクト」とはトイカメラ、ジオラマ等の画像処理を選択する機能

さて、ずっと「ピクチャーエフェクト」で「ポップカラー」を選択し、それで撮影していたとします。
その撮影者が「次の写真はHDRを使用して撮ろう」と考えたとします。まああり得ることです。
カメラを操作する上では「DRO/オートHDR」を呼び出し、HDR設定を選択すればいい、と思うじゃないですか。
何とα99ではそれができないのです!
「現在のピクチャーエフェクト設定では無効です 「切」設定で有効となります」
というメッセージが表示されます。つまり
「HDR使いたきゃ、今まで使っていた『ポップカラー』をまずOFFにしてこい、話はそれからだ」
ということなのです。
DSC06857

あえてきつい書き方をします。こういうのを日本語で「糞仕様」と言います。
撮影者にとっての「正しい設定」とは「これから撮りたい設定」のことなんだ、ということが設計された方は分かっておられないようです。
「そんなことはない、同じ設定でずっと撮り続けたい、一度決めた設定が失われては困る」という方もおられるでしょう、ごもっともです。
が、設定を破棄したくない人にはカメラの設定を「登録」する機能がありますね。しかも3つも覚えさせられます。
何より、設定を変えて撮ろうと思うたびにひとつ前の設定をOFF操作しなくてはならないカメラなんてアリエナーイ。
「DROとピクチャーエフェクト」だけではなく、AF/MF切り替えといったカメラの根本的な部分にまでこの設計思想の影響がありますので、
α99やNEX-7を使って頻繁に設定変更をして撮っているとこの手の「警告表示」が頻発することになります。

α900のインテリジェントプレビューは、その点いさぎよい機能でした。
カメラは最も新しく設定した内容が次の撮影に生きれば良い、明確な設計思想があったように思うのです。
しかし現在のαはカメラ内の都合が優先です。きつい書き方をしますが、どうかしてます。そのぐらい何とかなるでしょ。
もしこの仕様に合理的な理由があるのなら、私はその理由が知りたい。

毒を吐きました、申し訳ありません。
ただ、この仕様が今月末~来月発表が噂されている「フルサイズNEX」でも踏襲されるとするならば問題アリと考えます。
OM-D E-M1をスルーしてまで待っているのです。フルサイズNEXは私のささやかな期待を裏切らないで欲しいと思います。
α900のスピリッツを、NEX-9に断固希望します。
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