ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
トップ > ソニーα > 大里化工「フォトラ 商品撮影セット PH-004」その2 フィギュア撮影ライティング考察「『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 高坂桐乃』」編
2013/04/21 Sun 00:26 ソニーα
前回に続き、「フォトラ 商品撮影セット PH-004」関連記事となります。

大里化工「フォトラ 商品撮影セット PH-004」その1 開封編

余談ですがフォトラには何種類かバリエーションがあるようで、PH-004より低価格のものもありますが、
それは背景用紙の枚数が違う、ということのようです。安い方はグレー1枚らしいですね。
もし購入を検討される方がおられましたら、ここは気張って背景用紙5枚入りの「PH-004」の方をオススメします。
やってみたらすぐ分かることですが、グレー1枚だと、すぐ飽きて他の色の紙が欲しくなります。

さて。
今回はフィギュアを実際に使用して、アマチュアでも簡単にプロの仕上がり、というのを検証してみます。
フィギュアと言いましても、そんなにお金をかけずにやろう、ということで、400円のガチャガチャを回しました。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の「高坂桐乃」さんにご登場いただきます。
なお、「俺の妹が~」という作品について私は何の知識もありませんのでご容赦ください。


上の写真はセッティングを行なって最初に撮った、試し撮りの1枚です。
α99と50mmマクロでAPS-Cモード(というわけで換算75mm相当)で撮りました。
絞り優先、ISO100固定です。
上の写真はF2.8で撮りましたが、下の写真はすべてF11で撮っています。
マクロ撮影は被写界深度が浅いですので、私の場合絞って撮ることが多いです。
シャッタースピードも数秒レベルの遅さになりますので、三脚+タイマー2秒で撮っています。

1:フォトラ非点灯
私も含め、小物撮影に頓着が無い人ですと、概ねこんな感じに仕上がりますよね。
フォトラの照明キットは点灯させずに、天井の蛍光灯だけで撮りました。
この写真の最大の問題点は、前髪のせいで顔に影が出来ている点にあります。
真上から照らす光だとこうなってしまいますよね。フラッシュ+天井バウンスでも同様の現象が起こります。


2:フォトラ非点灯・ただしレフ使用
同じくフォトラ非点灯、天井の蛍光灯だけで撮りました。
ただし、フィギュアの足元に「レフ板」を置いて、顔の影を飛ばそうと試みています。
蛍光灯の強さは「1」の写真と同じなのですが、フィギュアが何となく明るく写っていますね。
「レフ板」というのは、モデル撮影などで使う「光を反射させる板」のことです。板と言ってもナイロン製シートなのですが。
逆光時など、これを使ってモデルさんの顔から影を取り去ります。今回は「2L判の光沢写真用紙」を使っています。


3:向かって右側のフォトラのみ点灯、レフは無し
フォトラ付属の照明器具は2個ひとくみとなっておりまして、基本的に2個の光源を駆使して小物撮りをするのですが、
この写真はあえて片方だけを点灯し、サイドの片側からだけ光を当ててみます。
影を使って表情を表現する時や、動きを表現するときにも使えるのかな?その辺あまり詳しくありませんが、
とにかくこういう技法もあるということであります。


4:フォトラ両サイド点灯、レフは無し
上の「3」の写真から一段階進めて、両側のフォトラを点灯させて撮りました。
この「3・4」に関しては、フォトラの配置は、ほぼ真横・ちょいと手前斜めぐらいのところにしています。
また、フォトラの照明も20cmぐらい離して置いていますので光もそれほど強く当たっていません。
付属のディフューザーは、白い方を常時ぶっ挿して使っています。


5:フォトラ両サイド点灯、レフ使用
上の「4」の設定に加えて、レフ板(と称する2L判光沢写真用紙)で足元から照らし返して撮りました。
これだけで結構雰囲気が変わりますね。明るく見えます。
フォトラの照明器自体が「斜め上からのバウンス」効果もありますので、その光も拾っているものと思われます。


6:フォトラ最接近・両サイド真横・レフ無し
ちょっと離れていたフォトラを最接近させて、ほぼ真横左右から光を当てて撮りました。
ふとももに当たっている光が両足とも外側からで、内ももが影になっていることが分かります。
中央のフィギュアに光が集まり、そこで側溝していますのでシャッタースピードが多少早くなり、
その結果背景がちょっと暗くなりました。
ただ、全体的な雰囲気と言いますか、フィギュアの浮き出し具合がこちらのほうが典型的に良い具合なので、
フォトラの推奨設定に近い、まあこんな感じで、というライティングだったのかもしれません。
それにしても、やはり光源を近づけたから、光が硬いですね。


7:フォトラ最接近・両サイド真横・レフ使用
上の「6」のセッティングに加え、レフ(2L判光沢写真用紙)を使用しました。
全体的に明るく写っていますね。レフの効果は絶大です。


8:フォトラ最接近・両サイド斜め前から・レフ無し
「6・7」ではフィギュアの真横に並べていたフォトラ照明器具ですが、今回は少し手前に動かして、
正面にきっちり光が当たるように配置して撮りました。
内ももなどの影が綺麗に消えて、全体的に明るく撮れています。良い感じです。
フォトラの配置イメージはメーカーサイトにも写真で載っていますが、この写真はそれに近いセッティングです。


9:フォトラ最接近・両サイド斜め前から・レフ使用
「8」のセッティングに加えて、レフ(2L判光沢写真用紙)を使用して撮りました。
これが私的には現時点でのベストショットですね。
まだ購入初日ですから研究の余地が大いにあります。更に努力してまいります。


結論:レフ使っとけ。

フォトラ楽しいなあ。ライティングの勉強になることに気付きました。
今回は概ねいわゆる「クラムシェル」という配置で試したことになりますが、まだ色々できそうですね。
フィギュアになるかどうかは分かりませんが、また別の被写体を用意して記事にしていきます。
よろしくお願いいたします。
関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly Subscribe with livedoor Reader
Secret

TrackBackURL
→http://dtr2008.blog32.fc2.com/tb.php/583-4977e627