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2011/10/12 Wed 23:12 ソニーα
今回は写真無しです。

10月14日発売予定のソニー新型デジタルカメラ「α77」、
前回のエントリでも書きましたとおり、とりあえず予約をしたのですが、
本日先ほど返信があり、「10月14日に引き渡せる」とのこと。
やった、と思う反面、少し前に購入した「オリンパス PEN E-P3」の時ほどのワクワク感がありません。

α77に対して「冷めた目」で見守っているαユーザーは、
意外に多いのではないか、と、主観で誠に恐縮ではありますが、どうしても思えてしまいます。

α77の販売価格は実質13万円程度、
5~6万足せばα900が買えますよね。だったらそっちの方が良いような気もします。
今更α900なんて買うのかよ、と考えるのは他社カメラのユーザーさんでしょう。
ある程度ソニーαを愛着を持って使用しているユーザーさんなら、
α900は(私がそうであったように)憧れであるはずなのです。

さて、それはともかく。
私的にα77に対して「いまひとつワクワク感を持てない」理由は何なのだろうかと、
考えてみました。

●発売まで待たせすぎ
→いわゆるひとつの「待ちくたびれた」状態になってます。
引っ張って引っ張った、その結果、ユーザーの「まだか」が最高潮に達したポイントを、
通りすぎてしまったような印象です。

●2400万画素って、また高感度画質向上は放置ですか
→ソニーαがキヤノンニコンに劣っていると指摘され続けていた大きな要素には、
「AFが遅い」
「レンズが少ない」
「高感度ノイズが多い」
があったと思います。
そのうち「AFが遅い」についてはアマチュアユースの分野については追いついた感があり、
「レンズが少ない」については、個人的にはあまり不足感がないのでいいとして、
「高感度ノイズが多い」については、向上してはいますけれども、
ソニーが良くなった分キヤノンニコンも先を行く、というような関係であるように思います。
ソニーは「高感度画質」よりも「画素数」の方が売り文句として有効だと考えているのでしょうが、
だとしたらせっかくのマーケティングも片手落ちなのではないでしょうか。

●トランスルーセントミラーって正直どうなのよ
→同じメカニズムのカメラがα55、α33と既に発売されてはいますが、
いまだに「画質に悪影響があるんじゃないの?」という疑念を払拭することができません。

光を取り込む際、その光量は基本的に多ければ多いほど良いはずで、
であるのに、トランスルーセントミラーテクノロジーは、
光を分割してふたつのセンサーに届けるわけですから、
機構上ロスがあることは防ぐことができないわけですよね。

一方で常時位相差AFを効かせ、
ミラーが動かない分露光への所要時間が短くなるので高速連写に向いている、
メリット・デメリット、特徴は分かっているつもりですが、
どうしても過渡期の技術であるような気がしてならない。

デジカメWatchのα55開発者インタビューでは、
>――撮影に使われる光に対して、ハーフミラーの影響はゼロという理解でよろしいのでしょうか。

>児玉:イメージセンサーも今回アルゴリズムも含めてトランスルーセントミラー・テクノロジーとの
>組み合わせで最適にチューニングされています。
>感度もISO12800まで使えるクオリティに仕上げていますので、撮影した画質に影響はありません。

とありますが、実際のところどうなのでしょうかね。

もっとも、技術なんてのは何らかの画期的な進歩があればあっけなく取って代わるわけですから、
(本当にあっけない、あれだけの光学ファインダー開発技術があるソニーが、
商売にならないからと、あっさり捨て去ったのを見るとつくづく思います)
画質劣化が、アマチュアが見るレベルで著しく落ちていない限り、
時代の象徴として話の種に使ってみましょうか、という気もしなくもありません。

●海外の先行発売で欠陥がバンバン指摘されているじゃないか
→動作がもっさりだとか、起動終了が遅いだとか、
基本的に「ちんたらしてるカメラ」という印象ですね。
ファームウェアで改善されていることを信じましょう。

というわけで、α77には疑問アリアリな気持ちでいるわけです。
一方で、現状の我が家のα一族のラインナップを見返してみて、
α77に何を期待しているか。
それも考えてみました。

○秒間12コマの連射機能
とにかく、子供をしっかり撮りたい、という意識が常にあります。
オリンパス「PEN E-P3」では、AF性能も連写性能も共にこれを満たすレベルではありませんでした。
秒間12コマ撮れれば、どれかは当たるだろう、という期待ができます。
数撃ちゃ当たる戦法専用カメラというわけです。 

○ものすごく便利そうな可動式液晶
街中でスナップ撮影をする時なども含めて、
ウェストレベルで撮影できるという点は非常に重要です。
私の場合、α550でそれが叶えられたのですが、
α77の可動式液晶は更に進化しており、
ウェストレベルで構えるカメラとして理想の位置に液晶を持つ
「サイバーショット DSC-R1」並の使い勝手が実現するのではないかと期待しています。

○ピクチャーエフェクト
要するに「ソニー製アートフィルター」なのですが、
オリンパスのそれとは内容が異なったものもあり、試してみたいと思っています。
一方で、ソニーのピクチャーエフェクトには、

メーカーサイトいわく
>「「絵画調HDR」「リッチトーンモノクロ」「ソフトフォーカス」「ミニチュア」
>は静止画撮影時のみ有効。またライブビュー画に反映されません」

という制約があるようで、ちょっとがっかりしています。
オリンパスのアートフィルター動画には、そんなケチ臭い制約はありません。
ドラマチックトーンやラフモノクローム、ジオラマなどで動画を撮ると盛大にコマ落ちしますが、
それを含めて「このモードの『味』です」と言い切る大味っぷりというか潔さが、オリンパスにはあります。
ソニーは動画のコマ落ちを我慢できなかったのでしょうか。
そのまま出せばよかったんだよ。文句言う奴なんていないってw


長くなりました。
まだ見ぬα77を肴にこれだけ書けるんですから、
何だかんだ言って期待しているんでしょうかね。
バグやらトラブルやらないことを祈りつつ、指折り明後日を待つことにいたします。
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