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2011/08/01 Mon 00:19 マイクロフォーサーズ
オリンパスの新型デジタルカメラ「E-P3」の感想記事です。

前回
オリンパス「PEN E-P3」その2
の関連記事になります。

2泊3日で北海道に行ってきました。
今回はαシリーズはお留守番、E-P3と交換レンズだけで出掛けてきました。
旅行詳細は別エントリにまとめていきますが、
ここでは「E-P3を数日間使い込んだ感想」を箇条書きにしていきます。

●アスペクト比「3:4」(カメラを通常の持ち方をして、縦位置撮影を行う)は出番あり

昨今のデジタルカメラの高画素っぷりを利用して、横長の素子を使いつつ縦長の写真を撮ろうという思惑なわけですが、
これ、「いや、縦で撮りたけりゃとっさにカメラを横倒しに持って撮ればいいだけじゃん」
という否定意見も当然あるでしょうが(私もそう思わないでもないですが)
このモード自体は使い道がありますね。
いくつか例を挙げてみますと、

1)ローポジション縦位置撮影の際に、カメラの持ち方に無理がない

子供を撮る時など、親は子供視線の高さまでカメラを低く構えることが多いのですが、
その際に縦位置撮影をすることが、今までは面倒な作業でした。
面倒というか、持ち方がいびつになります。
自身で試していただけるとわかってもらえると思うのですが、
自分の膝あたりの高さでカメラを構えようと思ったら、
縦位置撮影だと意外に撮りづらい、もしくはホールドしにくいのです。
子供という「動く被写体」だと尚更で、追いかけられないわブレるわでちょっと大変です。
しかし、横長の通常のカメラの構え方だと、
持ち方によっては両手である程度しっかりホールドできる上に被写体を追いかけるのも容易ですので、
ローポジションの縦位置撮影の歩留まりが上がります。
これは試してみていただけると分かっていただけると思います。

2)縦位置撮影において外付けフラッシュ使用時に天井バウンスが使える

人物撮影をするのに天井バウンスのみで勝負している方はいないとは思いますが、
人物に限らないで室内でちょっとした撮影をするのには便利です。
従来クリップオンのフラッシュを使うのに抵抗感があった方でも、
これは試す価値アリと申し上げます。

3)トリミング

元画像、といいますか素子の左右の長さの半分近い部分を切り落として「縦に見せて」いるわけですから、
通常のレンズの、例えば広角レンズの左右の歪曲した部分などはスッパリ無視できます。
例えば、オリンパス12mm(換算24mm)で3:4撮影した場合、
体感的には換算35mm程度の画角で撮っている感覚です。
フルサイズとAPS程度の体感差があるということですね。
単焦点しか持ち合わせていない時に、簡単にトリミングする良い方法だと感じました。

4)「置きっ放しタイマー撮影」で縦位置撮影が実現

「置きっ放しタイマー撮影」というのは、今とっさに作った造語ですが、
要するに、観光地などで集合写真やペア写真を撮る際に、テーブルや石段の上にカメラを置き、
タイマー撮影ではい、チーズとやるアレですね。
あの撮影は、カメラを「置く」わけですから必然的に横写真ばかりが撮れたわけです。今までは。
このE-P3は、そういった、実は多用されているタイマー撮影の時に縦位置写真を撮ることが出来るという、
革命的な機能を持ったカメラだ、ということになります。
これに関しては試していないので何とも言えないのですが(笑

●常用感度は私的にはISO1600が限界

高感度画質の改善は行われているようで、E-P1ではISO800でもビミョウ、ISO1600だとノイズが浮き出して見えるような画像だったものが、多少はマシになっています。
私は高感度ノイズについては寛容な方だと思っていますが、E-P1に比べてE-P3は画質が良くなったように思います。

縮小していますので作例としては不適切ですが、あえて載せます。
E-P3 + Olympus 12mm F2.0
F3.2 ISO1600 1/8 手持ち撮影
P7280644.jpg
ノイズや画質の話をする際の作例で縮小画像は無意味ですが、
当サイトで他の画像を掲載する時と同じ方法で縮小し、それを比較するのはアリかと思います。
函館山の展望台は風が強く、色々試した結果、この画像がいちばんブレていないと判断しました。
もっと絞った写真も撮っていますが、そちらはやはりブレてしまってダメでした。

E-P1で撮ったISO1600の画像を、当サイトで(縮小して)掲載する場合、
それでもノイズが目立ちます。
が、上の函館山の夜景はそれほどノイズが目立ちません。
APS-C機に追いついた、とまでは言いませんが、着実に改善されているのだと感じます。

ただし、そういった肯定的感想はISO1600ぐらいまで。
それ以上はかなりノイズが増えますので、非常時用と割り切る必要があると思います。

次のエントリにも続きます。
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