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トップ > ソニーα > 「函館旅行2017」その10 富岡から浪江へ、国道6号を進む
2017/08/14 Mon 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

常磐線代行バスで再び北へ、被災地を進みます

福島県大熊町・帰宅困難区域の検問 2017年夏の函館旅行シリーズ、第10回です。 このシリーズは函館旅行なんですよ!だけど今は福島編。 旅とは現地で過ごす事のみにあらず、その過程も含めて楽しむものなのであります。知らんけど。

常磐線代行バス、再び

…と書き始めましたが、今回通った場所での感覚は「楽しむ」というのとは違いました。 その様子はおいおいご覧いただくとしまして。 現在地は「富岡駅」です。ここからまた北への道のりに復帰、前進あるのみ! というわけであらためて常磐線代行バス、 10時25分発・定刻に到着&出発であります。 DSC01354 今回のバス便には乗客が多数乗っていました。「原ノ町」行きです。 ここから1時間強、このバスに揺られて北へ向かうわけですが、 動き出して少し経ったところで車内前方でモニターが降りてきました。 DSC01357 バスの現在地における、車内の空間線量率(ここでは『1時間あたりの放射線量』)がリアルタイムで表示されています。 車内の放射線量、ですから、バスに測定機器が搭載されているのかな?とも思いましたが、 パッと見ただけでは分かりませんでした。 この常磐線代行バスによる竜田から原ノ町までの約1時間半の移動での外部被ばく線量は0.00023マイクロシーベルト、 自宅に帰ってから知ったのですが自然放射線による被ばくは年間2.4マイクロシーベルト、 1日当たりですと0.007マイクロシーベルト、というデータがあるようですので(ネットで調べたら、いくつもの出典があります)、 この地に立ち入ることが即危険、というわけでもないですね。 てかバスに同乗していた皆さん、あんまり気にしていない様子でした。 まあ、そこを気にする人はここには来ませんわね。 DSC01361 国道を北へ進んでいくと、車窓の景色が変わりました。 国道沿いの施設の出入り口が、すべてこのように閉ざされてしまっています。 正直申し上げて、東京都内で生活し震災の記憶も薄れている私などには、すさまじい景色です。 これが延々と続くのです。 DSC01370 商業施設だけではありません、民家もです。 ここに住んでいた方はどうしたんだろう?どこかに避難した、ということなのですよね。 DSC01364 すき家も営業していません。当たり前、ということなのか? 国道は本当に「通過することしか許されていない」という印象です。 DSC01371 徐々に住宅地が増え始め、交差点で信号待ちをすることも増えてきました。 住宅地に入っていく道は警察による封鎖が行われています。 トラックには「大熊町除染工事車輛」とあります。 今なお進行中の現実を、ぬるま湯住まいの私は自分の目で見て思い知りました。 DSC01369 市街地に入っていきます。 海岸に近い富岡駅前は思い切って更地同然にされていましたが、 こちらは少し内陸部ということで津波被害というよりは地震による被害が目立ちます。 DSC01389 ここらで私は一時、カメラを向けるのをやめました。 ほんとうに、ずっとこんな感じなのです。 他人の不幸をネタにしている…という気持ちが頭をかすめたのでした。 まあ、ここまでさんざん書いてきて今更何言ってんだ、という話ではあります。 ですが、少なくとも私自身は震災以後東北地域、特に被災地に足を踏み入れることはありませんでしたので、 「自分の目で見て考える」という意味で、一つの経験をさせていただきました。 で、バスは浪江駅に到着します。 本当はここで下車して「食堂でなみえ焼そばを食べ、電車に乗って北上する」ことを考えていましたが、 どうもそんなお店は無い様子でしたので、このままバスに乗って終点・原ノ町駅を目指すことにしました。 DSC01391 そして原ノ町駅、南相馬市の中心地区です。 バスはここまで。私はここで常磐線電車に乗り換えて更に北へと進むのですがそれはまた次回。 色々と考えさせられることが多かった場所でありました。 DSC01393

今回はこの辺で。

今回の地図です。 富岡駅から原ノ町駅まで。途中浪江駅・小高駅に立ち寄りますので厳密にはこの地図通りのルートではありません。 が、海沿いを着々と進んでいる感じは伝わるかなと。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) だんだん函館に近づいていますよね! 次回はまた移動の様子を記事にします。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
今回の
撮影機材
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