">
ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
トップ > マイクロフォーサーズ > GX7markII、欲しいですね
2016/04/05 Tue 23:50 マイクロフォーサーズ

パナソニックの新型一眼カメラ「GX7mk2」発表について感想を書いた記事です。


今回は写真無しです。
nophoto_olym.jpg
本日パナソニックの新型カメラ「GX7マーク2」が発表されました。
噂レベルではTwitterでちらほら言及されたツイートも見ましたが、当ブログのスタンスは「国内正式発表」が第一であります。
DMC-GX7MK2|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

機種の表記が「GX7mk2」「GX7mkII」「GX7mark2」「GX7markII」分かれておりますが、
この記事では暫定的に公式サイトに倣い、「GX7mk2」と表記します。

すべて「私が思ったこと」という前提で書きます


今回はその「GX7mk2」について、
私の主観で、私の使用目的を踏まえた上で、
私が欲しいと思うかどうか、私が手に入れるとしたらどのような魅力を感じたのか、
また、私がこのカメラに対して不足だと思う点は何か、
そういったことをつらつらと書いていこうと思います。

「私が」「私が」と連呼した理由は簡単です。
これをご覧の方に「筆者が『公平な視点』から書いたつもりの評論」などと不本意な解釈をされないようにするためです。
すべて私の主観であり、他の方に同意を求めたり「この意見が正しいのだ」などと偉そうなことを申し上げるつもりもありません。
また、文中で画像や映像を比較して感想を述べることがあるかもしれませんが、学術的な検証ではなく「感想」と限定します。
ここは個人ブログです。テレビと異なり、公平な言論を保証する義務はありません。好きに書かせてもらう。
また、読者の方に読まない自由がある一方で、書き手の私には読ませたくないという信条の自由もある。
これをご承知いただけない方には読んでほしくないですので、こちらから他所へどうぞ 出口
これが現在のうちのブログのスタンスです。読むのは歓迎、批判するなら趣旨を読み切った上で礼節をもってお願いします。
それを「偉そうだ」と思うなら、読まなくて結構です。
以上、文脈を理解していただけないうちに批判をされることがありますので、予防線を張りました。

ここまで書かないと感想ひとつ書けないというのも自分が情けないですが、掲載意図は明確にしないと迷惑をかけますものね。
だいいち、別に変な事を書こうというつもりもありません。
私はGX7mk2を欲しいと思っています。悪口にはなりませんのでその点はご安心を(笑


外観


悪口にはならない、と書いておいていきなり裏切って申し訳ない、外観には「まったく」魅力を感じません。
見てくれだけでは手を出さないと思います。
それには私なりの理由がありまして、つまり私は「オリンパス PEN」のヘビーユーザーだからであります。
あの「見た目重視の(失礼)PENシリーズ」をE-P1・E-P3・E-P5と追いかけまして、
特にE-P5については私は「こんな格好いいカメラはこの先登場しないのではなかろうか」とすら思っていたものですから、
それに並行して展開していた先代モデル「GX7」はPENに外観が似ているシリーズであることから、興味が湧きませんでした。

昨年発売された「GX8」はGX7の後継機ということで登場しましたが、外観をガラリと変えてきましたね。
しかしボディが大きくなったこともあり「外観的には」市場からソッポを向かれることになりました。
私もソッポを向いていた部類ですけれども、いざ手に入れて使い始めたらこれがまことに愛らしいのです。
パナソニックが「DMC-L1へのオマージュ」を込めているのでは、と勝手に感想を持ってからは愛着がさらに増えまして、
我が家では今もレギュラーの座を占めております。
ただ、機能を見ますと試験的要素が強かったのですね。
私は当ブログでそんなGX8を愛情を込めて「ザクレロ」と評しましたが、その評論は間違ってなかった(笑
gx7mk2.png


写真撮影機能


以前から当ブログでは書いてきたことですが、私はカメラを買う時、写真撮影のスペックにはほとんど目を通しません。
私の主な写真撮影シーンは「街スナップ」「夜撮り」あと「キューポッシュ」です。
ですから、昨今のデジタル一眼カメラの大半は私にとってはスペック充分、どれを選んでも外さないでしょ?と、現在はそんな気分です。
デジタルカメラとは突き詰めれば「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」です。
絞りはレンズに依存する、とすれば残りはシャッタースピードとISO感度。
シャッタースピードは私にはもう充分。
ISO感度は上限25600、まあ常用3200が限界でしょうけれども、これも「写真」と思えば充分ですね。
え?ファインダー?その話はまたこんど。


動画撮影機能


さあて、ここからが本編ですよ(笑
外観や写真撮影機能は余談、刺身のツマであります。
私にとってカメラ新調時に考慮する最大の要素、いや、唯一の要素と言っていい、それが「動画撮影機能」、
もう少し言葉を丁寧にするならば「私が日常行っている動画撮影シーンにとって有利な機能を、どれだけ搭載しているか」であります。
で、性能表を見ただけの現状においてはこのGX7mk2は、私にとって最強ランクのスペックを有しているのです。

私が動画撮影機能に求める要件


これはあくまでも「私の場合は」です。
冒頭で念を押しましたがその点くれぐれも踏まえてください。
私の主な動画活動は家族モノを除けば、「街撮りの風景映像」と「お姉さんの(ちょっぴりセクシーな)イメージショット」のふたつです。
その上で、私が現在動画撮影機能に対して求めるものというと、以下のものになります。

  1. 強力な手ぶれ補正

  2.  いちばん大切です。三脚スタンドクレーンリグ一切使用せず手持ちでガンガン女の子に寄っていく撮影スタイルで、
     そのスタイルであること(とその出来、業界への影響)に優位性を感じている以上、手ぶれ補正機能は必須です。
     そして、私のニーズにきちんと応えてくれているのは現在まで「オリンパスの五軸手ぶれ補正」のみ。
     GX7mk2はその点どうでしょうね。私の期待に応えてくれるのかどうか。

  3. 高感度でも画質が破綻しないセンサー性能

  4.  私の撮影環境は、多分に外的な要因で「独自の照明を用意すること」ができません。
     ですので自然光や、部屋の蛍光灯、もっと薄暗い灯りの中でも言い訳無用の一発勝負で結果を出すことが求められています。
     私は写真撮影についてはAモードISOオートAF使用WBテキトーと「ほとんど全自動」で撮りますが、動画についてはさにあらず。
     動画撮影においては、色調整、露出からフォーカスまで、ほぼ完全にマニュアル操作です。
     それに慣れたおかげで、たいていの撮影現場ではマニュアル撮影・後処理不要で行けるようになりました。経験大切ネー
     で、これは私の用途において申しますが、マイクロフォーサーズ機(パナソニック・オリンパス)の動画撮影においては、
     ISO1600が限界、ISO3200だと画質が破綻します。ここに川が流れていますね。
     マイクロフォーサーズの動画撮影機能は、ISO3200での暗所撮影に耐えられない(私の場合はね)。
     何せ、写真なら「1/10秒」みたいなシチュエーションであっても、動画は「1/60秒」というようなシャッタースピードを維持し、
     且つ、明るさを担保しなくてはならないのですから。
     ソニーα7IIは同じ状況でISO3200までいける(ISO6400は厳しい)、この1段を大きな差と見るか、その程度の差なのかと見るか。

  5. フルHD60p

  6.  60pと言うのは「1秒間に60コマ、完全スキャンした映像」ということです。私はこれにこだわります。
     一般にアニメーションが秒間24コマ、テレビが60i(周波数的には「秒間30コマ」と解釈される)です。そこを60コマ。
     それにこだわる理由はただひとつ、
     「秒間30コマ(現在の動画の主流)」に入れ込む際、半分の速度のスローモーションに出来る」からであります。
     1秒間に60コマの情報がある、その60コマを「1秒間30コマという入れ物(これを『シーケンス』とか言いますが)に入れる」、
     その場合、秒間60コマの映像は「半分の速度にスローモーション化」しても、情報量が減らないのです。
     60コマで1秒の映像は、30コマで2秒の映像に引き延ばすことが出来る。
     …おお、この方が分かりやすいですね。最初からこう書けばよかったな(笑
     現在は「60i」でも遜色ない映像にすることはできますが、それは「映像編集ソフトの力」によるものですので、別の機会に。 

  7. 後処理不要なホワイトバランス、もしくは色調整機能

  8.  我が家の都合を書きます。正直申しまして、うちのPCは動画編集に耐えられる性能ではなかったようです。
     corei7で8GBのメモリーを積んでいるのですが、写真はともかく動画は厳しい。日々苦労しながら作っています。
     動画編集というのは、撮ってきた映像素材を演出意図に沿って細切れにし、それを並べてくっつけて「ひとつの映像」として再出力する、という作業です。
     で、その過程において、細切れにしたそれぞれの素材、もしくは細切れにする前の映像に対して、「演出意図に沿った画質調整」というのを行います。
     これを業界的にはカラコレとかグレーディングとか言うんですけど私そこまでガッツリやりませんので「調整」ぐらいの表現にとどめています。
     このグレーディング作業が、実はパソコンにベラボウに負担を掛けるのです。
     正直申しまして我が家のPCでは限界が(笑
     ですので、私は「本来なら後処理(グレーディング)を行うべき色調整を、撮影段階で行う」習性がつきました。
     (ソニーの「ピクチャープロファイル」も、後処理の負担を減らすという意味では似た目的の概念なのかもしれません)
     とにかく、PCに負担を掛けないために、撮影段階で色と明るさを決めてしまう。
     これへの対応力があるかないか。それは私にとっては重要な事なのです。

  9. 4K

  10.  4Kとは、幅4000ピクセル×高さ2000ピクセル、ぐらいの解像度の映像規格です。
     4000ピクセル=4K(Kは1000の意味)ということでこの名がつきました。
     一眼カメラの動画機能における4Kとはたいてい「3840×2160(フルハイビジョンの4倍)」ですが、まあ細かいことは気にすんな。
     私はこの撮影機能を、今後は私の作品撮りの際の主軸規格に据えようと思っています。
     理由はふたつありまして、
     ひとつは「フルハイビジョンの4倍の画素数」そのものです。これによって「肉眼で見えないものまで映像に出来る」のです。
     もうひとつはGX7mk2の売りでもありますので、後で触れます。



さて、ここまで書いたら何となく伝わるかもしれません。
GX7mk2は、上記の5つの要素、全部入りなのです。
我が家の主要機種「ソニーα7II」「オリンパスE-M5markII」「パナソニックGX8」と比較してみます。
比較600
比較してみますと、それぞれの機種にそれぞれの強みがあることが分かります。

α7IIは画質がよく、色の調整にも幅があります。一方で手ぶれ補正が弱い。良くも悪くもフルサイズ機。
E-M5markIIはビットレートは高く手ぶれ補正は文句無しに最強であるものの色調整はPCでする必要があるという弱みが。
GX8は4K撮影可能なのが売り。画質・色調整などはそつなくこなす一方で手ぶれ補正については制約が大きい。

で、この評価軸に「GX7mk2」を乗っけると、どうなるか。

高感度はマイクロフォーサーズ機として特に劣るものではないと考えます。GX7・GX8より改善しているとも想像されます。
フルHD60pについては問題なし、フツーに対応しています。
色調整については映像に強いパナソニック機、不安要素がありません。
4Kについてはもちろん対応、しかもGX8よりも「そのメリットを活用できる」機能が乗っかっているみたい。

4Kライブクロップ


その「4K撮影を充分に活用できる機能」というのが「4Kライブクロップ」です。
4Kの映像素材はフルHDに比べて縦横それぞれ2倍の情報量を持っています。
それを利用して「4K素材の中をフルHDの仮想画面を動かし、それを記録する」ことで擬似的にパン・ズームを実現しようというものです。
従来は映像編集ソフトで行なっていたことですが、これがカメラで実現するとは隔世の感がありますね。
実際の効果はこちらのページからご確認ください。
厳密にはパン・ズームとは映像の効果は異なりますが、視覚的な印象としては充分以上のものがあります。
動画|DMC-GX7MK2|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic



背面チルト液晶


ここまでの話からはちょっとそれますが、この点も非常に重要なので加えておきたい。
GX7mk2は「チルト液晶」なのです。これは大きい。ものすごく大きい。特に動画撮影においては。
「チルト液晶」の対義語として「バリアングル液晶」というのがありますが、それぞれの特徴を一言で表しますと

  • ○チルト液晶:縦位置・自撮りに不便だが、横位置ではかなり有利。

  • ○バリアングル液晶:横位置では振りだが、縦位置・自撮りに便利。


となります。
私が作成する動画はすべて「横位置」であり、また、Youtuberのような自撮りもいたしません。
ですので、私の用途で動画撮影するにあたっては「チルト液晶」が圧倒的に有利なのです。
我が家の現在の主軸マイクロフォーサーズ機であるE-M5markII、GX8はともにバリアングル機であり、
正直に申しまして私は不便さを感じておりました。
が、このGX7mk2はチルト液晶搭載機です。これが欲しくないわけがないですね。


GX7mk2購入に向けての「懸念事項」


ここまで書いてきて伝わったと思いますが、私はこのGX7mk2を買う気満々です。
しかし、世の中に完璧なものなど存在しないわけで、当然に「不安要素」や「私の現状に則していない」部分があります。
そのようなネガティブファクターを書き出してみます。と言っても2つしかないんですけどね。

動画における手ぶれ補正の効果が未知数。


GX7mk2は「ボディ内五軸手ぶれ補正」を搭載しています。
それはGX8と異なり「動画撮影」にも適用することが可能です。それは素晴らしい。進歩だと思う。
しかし、その「GX7mk2のボディ内五軸手ぶれ補正」が、私が求めるレベルの効きを発揮するかは、まだ分かりません。

ソニーはα7IIにおいて「ボディ内五軸手ぶれ補正」を実現しましたが、動画撮影に関してはその効きはお粗末なものでした。
五軸手ぶれ補正って名付けた割にはオリンパスの足元にも及ばないな→フルサイズだからしゃあない、
という風にユーザー一般は納得されたようですが私は現場で結果を出さねばならない人間です。
フルサイズだろうが何だろうが効かないものは効かない。撮影スタイルに制約があったのは事実であります。

つまり、「五軸手ぶれ補正という言葉」単体では「手ぶれ補正の効果の大小」という点では決定的に信頼を失っており、
パナソニックが「五軸手ぶれ補正を採用した!」と聞いても脳内で「(効くとは言ってない)」と付け加えてしまうのであります。
五軸手ぶれ補正が、動画撮影において、私が求める部分において、どれだけの効果を発揮するか。
もう、私がGX7mk2を手に入れるかどうかは、この一点に絞られます。
もし万が一にもGX7mk2の五軸手ぶれ補正が動画撮影においてオリンパス機並の性能を持っていたならば、2台買ってもいい。

充電池が「GX8」と異なる


とまあ、私はGX7mk2を仕事で(つまり、ちょっとセクシーなお姉さん撮りで)使用することを画策しているわけですが、
それにはひとつ、よかったら実現してほしいなあという点がありました。
それが「電池をGX8と共通化して欲しい」ということだったのですが、どうやらそれは夢マボロシとなってしまったようです。

我が家のGX8用電池は「DMW-BLC12(並びにそれと互換性を持つシグm(以下略)」です。
一方のGX7mk2電池は「DMW-BLG10」です。
これは先代GX7を踏襲してのことでしょうからパナソニック的には至極まっとうな採用経緯なのだとは思いますが、
わがままを承知で申しますと、こういうのはある程度統一しなはれ。不便だよ。
我が家で言いますと、OM-D/PEN上位シリーズはBLN-1で統一され、ソニーEマウントはNP-FW50で統一されています。
キヤノンニコンなどを見ますとグレードごとに電池が異なるのは仕方がないこととは思いますが、
なまじオリンパス/ソニーがある程度統一されているのを味わってしまうと、それがユーザーフレンドリーなように思えてしまう。
まあ、エゴなんですけどね(笑)冒頭に書きました通り「よかったら実現してほしいなあ」ということだったんです。


今回はこの辺で。


長くなりました申し訳ございません。
まだまだ書きたいことがあったんですけれど、集中力が途切れました(笑
GX7mk2は、五軸手ぶれ補正の「動画での効き具合」が私の期待に応えてくれるものでしたら、購入します。
この件は続報をお待ち下さい(笑
次回からは「春のイルミネーションスペシャル」のつもり!たぶん!
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m

関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly Subscribe with livedoor Reader
Secret

TrackBackURL
→http://dtr2008.blog32.fc2.com/tb.php/1457-bce18982