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カールツァイス「Batis 1.8/85」をスナップレンズとして使用する。
ソニーフルサイズEマウント用レンズ「Batis 1.8/85」関連エントリです。 85mmのF1.8と言えば一般的には、みんな大好きお姉ちゃん撮り専用レンズ、ですよね。 しかし当ブログではそういう撮り方はいたしません。(できないとも言う 当ブログの本分「街スナップ」のためのレンズとして活用する途を、引き続き模索してまいります。 行ったところは銀座、当ブログ的には毎度おなじみ銀座4丁目近辺であります。![]()
マネキン
銀座といえばデパート、デパートといえばマネキンであります。 85mmで撮る際の被写体として、マネキンは実にしっくりきます。 以前にノクチクロン(マイクロフォーサーズの「換算85mm」レンズ)でマネキンを撮った時にも「しっくりくるなあ」と思ったのですが、どうしてかなと。
パナソニック「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2」その6 続・日本橋撮り歩き 某ソニーα&マイクロフォーサーズ使いの写真ブログ |


画面を埋め尽くす
85mmですから、画角はそうとう狭いです。 その上最短撮影距離が長い(85cmとか、1mとか)ですから、被写体として適切(まあ個人差はありますけどね)なものは限られるであろう、 その数少ない対象が「人物」であり、その人物に近い大きさと構成要素から、マネキンは85mmの被写体として適しているのではないか …ということを上で書きました。まあ今更かもしれませんね。独創を誇るわけではありません。 で、その上で考えました。 「マネキンを基準にして、それに前後する大きさのものであれば、大きなインパクトをもって撮り込むことが可能ではないか」 ものすごく抽象的ですね(笑)スミマセン 「幅と高さが2mぐらいの被写体なら、大きく写しとることが可能」だということです。 具体的にはこんな感じです。 通常マネキンが入るぐらいのショーウィンドウに収まったディスプレイ。
通行人
上で書きました通り、85mmは画角と最短撮影距離の兼ね合いが「人を撮る」のに適したバランスである、と私は思っています。 だからというわけではないですよ! 街撮りの際に「通行人を入れよう」という意志が、他のレンズを使っているときよりも働くような気がしてしょうがない。 こんな写真は他の画角のレンズでも撮れます。85mmの「ポートレート画角」を活かした撮り方でもないですし。 どうも私は先入観に囚われる傾向がありまして。 「85mmなら(どんな位置関係にあろうと)人を撮れ」みたいな無意識下の圧力があるような。まあ私の話で恐縮なのですが。
今回はこの辺で。
ちょっと話がとっ散らかってしまいました。すみません。 要するに「人物以外でも、1.5~2mぐらいの大きさの被写体を撮るのに適したレンズなのではないか」と言いたかったのです。 ↑このまとめは「85mmで街撮り一本勝負する時」の、ヒントになりませんか?え?ならない? 次回もBatis関連記事のつもりです。この記事の後編になる予定です。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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