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トップ > マイクロフォーサーズ > パナソニック「LUMIX DMC-GX8」その15 モノクロ特集 写真編

パナソニックGX8で「モノクロ縛り」

パナソニックのレンズ交換式デジタル一眼カメラ「LUMIX GX8」関連エントリです。 別の話題もありましたので一時中断していましたが、GX8編再開してまいります。 今回のテーマは「モノクロ」です。 モノクロとはモノクローム、モノトーン、要するに「カラーの対義語、単色の濃淡で表現すること」であります。 モノトーンは「白黒」、モノクロームは「(白黒に限らず)単色の濃淡」ということらしく、「モノクロ」は「モノクロームの略である」ことを踏まえますと、 例えば「セピア」は広義のモノクロに含まれるが、モノトーンとは言わない、みたいな言葉の使い方の違いが(厳密には)あるようです。 モノトーンというと日本では「白黒」、海外では「単色の濃淡(=モノクローム)」という用い方の相違があるそうですが私は詳しくありません。 当ブログでは今回と次回で「パナソニックGX8で撮ったモノクロ」をテーマに記事を書きますが、 いわゆる「白黒」に限定して扱ってまいりますと同時に、 当ブログでは今後も便宜上「セピアに代表される『黒以外の色で構成されるモノクローム』は原則別物として扱う」ことといたします。 P1010745.jpg

「モノクロ」に対して真摯でありたい

さて。 当ブログでは以前から「モノクロで撮る時には、それにふさわしい理由があるべきだ」という考え方をベースに、 「モノクロで撮る時は『その日はモノクロでしか撮らない』という縛りを設ける」という条件をつけて撮るように心がけています。 もちろん100%完全にそうしているわけではないのですが、なるべく、ね。 以前から書いております通り、私は「デジタル時代の新参写真ファン」で、経歴としてはせいぜい10年かそこら程度のものです。 一方の写真文化というのはダゲレオタイプが19世紀前半だったはずですので200年近くの歴史があり、 私の経験は圧倒的に不足している上に、追いつきたい!という努力も怠っている状態です。 モノクロは、デジタル全盛の現代においては「数ある画像加工エフェクトのひとつ」として位置付けられる傾向があります。 ポップとか、レトロとか、クロスプロセスとか。色々ありますよね。モノクロもそのひとつ、というわけです。 しかし当ブログとしましては、モノクロに対しては敬意を払って「他のエフェクトとは別格」として扱ってまいります。 モノクロが写真の主役だった時代というのは「カラー写真が存在しない」時代だったとも言えるわけで、 当時の写真家やジャーナリストがモノクロで撮っているのは「好んで選択した結果」ではありませんよね。 現代はカラー全盛ですから、表現が広がると同時に、もしかしたら失われてしまった感覚みたいなものがあるのかもしれない。 甚だ不勉強な身ではありますが、「カメラを持って街に出て実際に撮るという経験を積むことで」それに近づければいいなあと思っています。 P1010727

GX8に搭載された「多彩なモノクロモード」

パナソニック「LUMIX GX8」には、モノクロモードがいくつも用意されています。 いや、GX8だけの話ではありません。パナソニック機全般が、やけにモノクロを重視しているのであります。 以前に量販店でパナソニックのメーカー説明員さんに「うちはモノクロに力を入れているんですよ」と説明していただいたことがあります。 確かにモノクロだけで4種類、やけに扱いが良いですね。「セピアで4種類」とかは、ありませんものね。
クリエイティブ|DMC-GX8|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic
クリエイティブコントロールに、ノスタルジックな雰囲気に浸れる4つのモノクロームフィルターを搭載。 ...
我が家にある他メーカーのモノクロ系エフェクトの中には無かったと思われる「シルキーモノクローム」は、特徴的かもしれません。 明瞭度を下げた時のようなソフト効果をもたらすモノクロです。 P1000309

モノクロ街撮りと言えば

私の主な活動内容は「街の夜撮り」です。 作風は以前に「ローキーでハイコントラスト」と呼ばれたことがあり、私も「おお、そう言われると何だか格好いいなあ」というわけで使わせていただいています。 そこにモノクロという要素を掛け合わせるわけですから、私はどうしても森山大道さんを見習ってしまいます。 森山大道、誰もが知っている偉大な写真家。 その作風は「アレ・ブレ・ボケ」と呼ばれるもので、後の日本のモノクロ界隈に巨大な影響を与えたことが(フィルムの経験がない)私にも分かります。 GX8や、オリンパスのアートフィルターにも搭載されている「ラフモノクローム」なんて、その権化のような機能ですものね。
森山大道オフィシャルサイト|一般財団法人森山大道写真財団

私はGX8では「ダイナミックモノクローム」で行こうかと

とまあ、森山大道氏を引き合いに出しました。 私自身もパクったかのような写真を撮りますし、メーカーも「ラフモノクローム」という粒ノイズ感のあるモノクロに仕上げる機能を持ってもいますが、 GX8では私はその「ラフモノクローム」はたぶん、使わないかな。 むしろ自分の求めるものは「ダイナミックモノクローム」という、コントラストの高めな(だけど粒ノイズ感は無い)モノクロの方にあるような気がしたのです。 P1010711

オリジナルを確立するという勉強

これは私の思考が硬直しているからだと思っていますが、モノクロ縛りだと「ブレ・ボケ」をカラーの時以上に取り入れてしまう傾向があります。 もちろん森山大道作品の影響だと思っています。 P1010618 「ブレを入れて動きを表現」と言うと格好いいですが、私の場合、そういう写真を「モノクロでばかり」撮ってしまうのです。 モノクロ独特の表現、ぐらいに思い込んでしまっているのでしょうね。カラーでも使える手法のはずなのに。 例えばこの写真、「仕事帰りに家路を急ぐサラリーマンやOL」を躍動的に、かつ後ろ姿ということで企業戦士の哀愁を漂わせた作品です。 P1010658 が、カラーだとこうなります。途端にショボいですね(笑 (この日たまたま「RAW+JPEG」で撮っていたので、カラー写真を作ることもできました) P1010658-2 というわけで、 モノクロが「カラー全盛の現代においてはむしろ目新しく見える」という理由で、 「ただモノクロである、それだけの理由で何となくアーティスティック」と見えてしまう、という、ある種の「甘え」のようなものもあるのではないかと。 上の写真についても、「モノクロだからコンセプトが明確化」という以上に「何となく見栄えが良い」という言い方のほうが適しているように思います。 従来は「モノクロで街撮りと言えば森山大道ラフモノクローム」と、私は短絡的に考えていましたが、 それはそれとして、カラーでも意識している「構図とピント」をもう少しきちんと考えよう、と思いました。 P1010714

今回はこの辺で。

何度でも書きますが、私はデジタル時代のせいぜい10年程度のカメラ歴の人間です。 それがモノクロについて何だか偉そうに書いてしまいましたね。すみません。 気に入らなければこちらから他所へ行ってください 出口 次回もGX8モノクロ編です。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m P1010719
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