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トップ > マイクロフォーサーズ > パナソニック「LUMIX GX8」その3 外観と操作感の第一印象

●今回はGX8に対する「ファーストインプレッション」について

パナソニックから昨夏発売されたレンズ交換式デジタル一眼カメラ「LUMIX GX8」関連エントリとなります。 発売からこの記事の執筆時点で5ヶ月近く経過しているモデルですから注目度はそれほど高くない、 ですが所有して(ブログ等で書いて)いる人は意外に少ないようで、今更ながらの多少のレビューも意義はあるはず、 ということで、あと数回集中して記事にしていこうと思っています。 今回は「外観」と「操作感」について書きます。 GXシリーズ最大の特徴のひとつがこの電子ファインダー(EVF)ですよね。 これはとても見やすくて良いです。限定版春香さんもびっくりだ! 限定版春香さん「びっくら」 EM546378

・クラシカルな外観と持った時の感覚

昨今の「ミラーレス」機種の多くは、概ね「一眼レフタイプ」か「レンジファインダータイプ」のどちらかの外観を持っているように思います。 OM-D・PENは言うに及ばず、富士フイルムのXシリーズも主力機種にはその傾向がありますよね。 そう考えるとソニーNEX・α7シリーズは冒険しているようにも思いますが今回はソニーの話はいいや。 パナソニックのカメラもご多分に漏れず「一眼レフタイプ」と「レンジファインダータイプ」のモデルが目立ちます。 ミラーレスが一眼レフのような外見をしていると「あんなものは偽物だよバナメイエビだよ」というレッテルを貼られるというか、 実際にそんな評論も聞いたことがありますがそれはさておき。 このGX8はレンジファインダータイプであります。 ライカっぽい、という風に見る方が多い(てゆうか普通はそう見る)ですが、 むしろ意識にあったのは「LUMIX L1」の方で、自社オマージュしたのではないか、と私は思いました。 手に持った時の感覚としては、やはりグリップがポイントですね。 一眼レフタイプに比べて少々遠慮気味なグリップですがその意義は充分すぎるほどでして。 これが「有る」と「無い」とでは全然違う、つけてくれてありがとう。 で、このグリップが「せっかくボディがレンジファインダータイプなのだから」と思ったのでしょうか、少々控え目なのです。 持ちにくいと思いきやさにあらず。大きい方が持ちやすい云々ありますが、私の主観で恐縮ですが、これで充分です。 ベストバランス!とまで持ち上げるつもりはありませんが、これはこれでバランスを取った結果だと思えて、悪くないですね。 そうそう、バランスと言えば。 このGX8に「デカいなこれ」という感想を持つ向きがあります。イヤ他人をあげつらっているわけではなく、私もそうでした。 私もGX8を最初に見た時には「何だよこれデカいな弁当箱かよセンス悪いな」と思ったものです。 が、これが不思議なことに自分で所有して使っていると、どうでもよくなるのです。不思議ですね。 実際に大きいはずなのですが、なぜか手にフィットするという。これもバランスの為せる業なのではなかろうか、と思ったのですね。 年末に友人との忘年会の席上でカメラを見せたところ「いいねいいね」と評判もまずまずでしたし。悪くないと思うよ。 ただし。 これは私の主観で申しますので異論反論あろうかとは思いますが、ちょっと「軽い」ですね。 物理的にも軽量ですし、持ってみたときの感覚がガランドウというか、振ったらカラカラ鳴りそうな感じが。 GX8からE-M5markIIに持ち替えますと、妙にずっしり感があるのです。 仕様表を見ますとE-M5markIIは本体+電池で469g、一方のGX8は本体+電池で487gだそうです。 GX8の方が軽いような気がする!これ不思議! 持った時の感覚は明らかにGX8の方が大きいですから、E-M5markIIの方が「中身が詰まっている」気がするのでしょうね。 私の個人的な趣味としては「小さいのに持ってみたらズッシリ」が良いなあと思うものですから、 この点ではPENシリーズが一番かなあ、と思いました。

・操作感覚については?

このカメラには、ボタンがいっぱいついています。 特に「Fnボタン(ファンクションボタン、の略でしょうね)」の充実っぷりは半端ないですね。 EM576386 Fnボタンにはそれぞれ特定の機能を割り振ることができます。 「Fn1」~「Fn13」と、つごう13個も搭載されています。 うち5個は「背面液晶タッチパネルを利用した疑似ボタン」ですが、それを差し引いても物理的なボタンが8個もある計算になります。 で、私はそれらのボタンにどんな機能を割り振ったか。 ボタンの位置はさておき、13の機能を挙げてみます。 ・ハイライト&シャドーコントロール  オリンパスと同じです。明暗部の描写を前後ダイヤルで操ります。  私はこれを頻繁に使用します。 ・クイックメニュー呼び出し  パナソニック独特の操作系です。動画画質やアスペクト比、ピーキング色設定などを呼び出せるようにしました。  クイックメニュー自体は「ボタン一発」に比べると若干煩わしい操作が必要ですのでとっさの場合には使えませんが、  メニューボタンから入って堀り進めるよりは春香に、いや遥かにマシですので、  時々使うなあ、という機能を割り振るようにしています。 ・クリエイティブコントロール  パナソニック版アートフィルターです。全部で22種類のモードがリストアップされ、選ぶことができるようになります。  22種類と聞くと「多いな、アートフィルターは15種類ぐらいだったはずだぞ」と思ってしまいますが、  この22種類はある意味水増ししているというか、他のメーカーだとアートフィルター扱いしないような、  例えば「セピア」などもここに含まれていますし、モノクロだけでも4種類ありますから、  これはメーカー間の考え方の違い、なのでしょうね。どちらが良いとかそういう話ではありません。 ・背面液晶タッチパネルのON/OFF  GX8は、背面液晶がタッチパネル式になっていまして、様々な機能を操ることが可能です。  有名なのはピントですね。指で押さえたところにピントが合う、現代のデジタルならではの機能です。  しかし私はこの「タッチパネルでピント合わせ=AFポイントを移動させる」ということが嫌いで、OFFにしています。  私の手が大きいのでしょうね、誤操作が多いのです。  同時に上でも少し書きましたように「Fnボタン」のうち5つはタッチパネルの中にあり、それは時々使いたい場合がある。  だけど誤って触れてしまい変な機能が起動することもあったりします。  ですので私は「タッチパネル機能のON/OFF」自体を一発呼び出しできるところに配置しました。  撮影状況や準備→実戦というプロセスなどで、この機能を使って切り替えています。  と「面倒だな」とも読めますが、パナソニックのタッチパネル機能は他社より優れていると思いますよ。  タッチパネルはON、だけどタッチAFだけはOFF、みたいな細かな設定も可能なのです。  カスタマイズ性が高いカメラだなあと思いました。 ・サイレントモードのON/OFF  いわゆる電子シャッターのON/OFFに使用します。  レストランなど、電子シャッターを使用する場合もありますから、比較的出番が多い機能だと思っています。  余談ですが私は我が家の現在すべてのカメラを「電子音OFF」にしています。  ぴぴ、とか言わないようにしているんですよね。 ・EVF/背面液晶切り替え  GX8は、ソニーα7IIと同じで背面液晶を起こしていてもアイセンサーを塞ぐと「顔が近づいてきた」と判断するのか、  EVFに切り替わります。  α7IIはそのアイセンサーが耄碌しているため実用上大きな問題を抱えている上に手動切り替え機能もありません。  一方のパナソニックは、EVF・背面液晶の切り替えを手動でボタンを使って行うことができます。  それだけでも「ああ素晴らしいなあ」と思うのですがGX8はそれ以前に「アイセンサーの感度の強弱」まで設定できるのです。  私はα7IIが好きですが、この点は周回遅れだと思います。ソニーは出し惜しみせず搭載すべきです。 ・絞りプレビュー  これについてはあまり考えていません。  前面グリップの奥にあるボタンですから、習慣としてもこの機能が良いかなと。  絞りプレビューとは、撮影前に絞りを反映させた描写がどのようになるか確認できる機能です。  要は無駄撃ちを抑制する機能ということが言えるのですが、使うときは使いますものね。 ・Wi-Fi接続  外出先で撮影し、良い写真が撮れた、と。  で、それをいち早くSNSにアップしてドヤ顔したい、と。そんな時のために重宝する機能です。  私も時々使いますね。 ・超解像のON/OFF  パナソニックの謎技術、超解像をONにする時に使用します。  超解像とは何か、技術的な話はメーカー公式サイトをご覧いただくとして、  ここでは「インテリジェント・シャープネスである」と言っておこうと思います。  まあ、ONもOFFもないんですけどね。開封してからずっとONで使うとるっちゅうねん(笑  4K動画には必要不可欠な機能なのではないでしょうか。   ・画質モード(RAW・JPEG)切り替え  街撮りは基本的にJPEGオンリーですけれども、時々仕事で使う時はRAWで撮ることが多いです。  また、「手を尽くしたけれどもここは自信ないな、RAW+JPEGで撮っておこう」ということも稀にありまして。  ですのでこの機能を割り振りました。  もっとも、ほとんど使用することはありませんから、この機能を割り振った先はタッチパネル(=使用頻度が低い)です。  この機能はクイックメニュー行き(=操作系としては二軍落ち)でもいいかもしれないなあ。 ・スナップムービーモードのON/OFF  スナップムービーモードとは、動画撮影において、  1回あたりの録画時間を4~10秒程度(前もって決めておく)で強制終了させる、という機能です。  我が家のカメラではソニーのコンパクトデジカメ「DSC-M2」に似た機能が搭載されていました。  SNS全盛の昨今にはこの手のショートムービー撮影機能は重宝するのかも知れません。  そう言えばDSC-M2は2005年頃のモデルです。時代先取りしすぎやん  この機能を使って撮った動画をつなぎ合わせて編集することができる、と聞いていたのですがパソコンで付属ソフトを使ってやるらしい。  当然カメラでできるんだろ、ぐらいに思っていた私としてはちょっとがっかり。 ・フォトスタイル  「スタンダード」とか「ビビッド」とかいう画像仕上げモードの選択に使用します。  ただ、パナソニックのこの機能は見た目的にあまり劇的な違いがないような気がするもので、  私はずっとスタンダードで使用していますし、この機能の割り当て先も「(使用頻度が低い)タッチパネル」であります。  私は彩度をあまりいじりませんから、どちらかというとハイライト&シャドーの方が重宝しますね。 ・前後ダイヤルの機能を「絞り・SS」←→「WB・ISO」と切り替える  すみません、これは使ってません。どうしてこれを割り振ってるのかも自分で分かってない。デフォルトだったかもしれません。  前後ダイヤルは普段「絞り・シャッタースピード」をいじるのに使っていますが、  それをワンタッチで「ホワイトバランス・ISO感度」をいじるように変える、というボタンです。シフトキーみたいなもんです。  余談ですがGX8は露出補正を変えるには「露出補正ダイヤル」を使用します。それはそれでよろしい。  が、問題は「露出補正は露出補正ダイヤルでしか操作できない」のです。これは私には不便です。  露出補正ダイヤルは上からつまんで「カチッカチッ」と丹念に回す性質のものですから、  他のカメラで「後ダイヤルでダララララ」に慣れている私にはだるいことだるいこと。  「せっかくクラシカルな露出補正専用ダイヤルをつけたんだからそれ使え」という気持ちは分からなくもないですが、  後ダイヤルでも露出補正できるように変えてほしいなあ。ファームアップで何とかなりませんかね。 EM576387

・今回はこの辺で

ツッコミが入る前に書いておきます。 「GX8の露出補正は、露出補正ダイヤルでしか変えられない」なんてことはない、ダイヤルでも出来る、 というのはちょっと誤解があります。私もマニュアルを読んで一時は歓喜し、そして真相を知って落胆したクチであります。 GX8は前後ダイヤルで露出補正を変えられる。 それは「露出補正拡張」と言って、 「露出補正ダイヤルでは±3までしか変えられないが、拡張モードでその先±5まで前後ダイヤルを使って変えられるようになる」 だけであって、あくまでも普段使いレベルの露出補正は「露出補正ダイヤル」を使うしかないのであります。 だったらもういいじゃんね、前後ダイヤルで露出補正変えられるようにしましょうよパナソニックさん あ、これCP+で直接言えばいいのか。 ここで書いた「Fnボタンに割り振った13の機能」なんて、これから先使い込んでいったらかわっていくのだろうと思います。 第一印象としてこんな風にやってみましたよ、ということでした。 総じて使いやすい、とは思うんですが慣れてない、今は指が機能を探している状態ではあります。 次回もGX8関連の記事になる予定です。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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