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2009/03/27 Fri 23:26 ソニーα
フォトイメージングエキスポ2009へ行ってきました。
「ソニーブース」がどんなだったかを書きます。

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一言で言うと「異色」でした。
何が異色かって、カメラ関連機材の展示会なのに、カメラの展示に力を入れていないメーカー(笑

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我らがソニーのPIEは、
2010年に開催されるワールドカップの優勝トロフィーを、手に取れるほどの距離でケースに入れることもなく展示し(これが実は大変なことらしい)、そこでサポーターチックなパフォーマンスをするという趣向です。
オフィシャルサイト曰く、

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「プロの写真家が作品で生み出す「感動」だけでなく、
何気ない生活の中で子どものかけがえのない一瞬を切り取る「感動」。
皆さんにもっと「感動」をカメラにおさめてもらいたいとソニーは考えます。」

いやワールドカップのトロフィーは「何気ない生活」の中にはありませんから;
それはともかく、言いたいことはよく分かります。
要するに「四の五の言わずに、撮れ」ということが言いたいわけで。
そのあたりはミノルタ以来続く「伝統的な考え」なのかもしれませんね。
それにしても、このトロフィーを借り受けるのに、ソニーはFIFAにいくら払ったんでしょうか。
撮影許可の一般公開とは、実はなかなか無いことらしく、
その貴重な機会が「α」の販促に使われるというのも、αの歴史においては名誉なことかもしれません。
今回の「PIE」予算のほとんどを使ってトロフィーを「招待した」のかもしれませんが、
それはそれで大したことだと思います。

デジタル一眼レフ事業、というかα事業は、ソニーにとっては「外様事業部」だったはずなのですが、最近はなんだかんだとメインストリームに上がってきたと言えなくもないような気がしなくもありません。
コニカミノルタからソニーに「α」が譲渡された時以来一貫して私が心配してきたのは、
「キヤノン・ニコンに負けて撤退する」ことではなく、
「ソニー自身がαをあきらめて撤退する」ことでした。
が、当面はしのげそうですね。

PIE会場の中でも、ソニーブースは異色でした。
あまりに異色過ぎて、閑古鳥が鳴いてます;
PIEに行くような人というのは、基本的には「カメラオタク」です。もちろん私を含めてです。
(プロは「ああ、そういえばそんなのやってましたっけ」程度で、実際に足は運ばない)
ですから、会場にいる人の大半は、「出展社の関係者」か「一般人のオタク」かのどちらかです。
そういうイベントで「(カメラオタクとは無縁そうに思える)サッカー」を(自社製品より)前面に押し出して訴えるあたり、
ソニーの熱意を感じたりもします。

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最大の功績は、このオタク臭が充満している会場において、
そのオタク臭を少なからず和らげる効果をもたらしているということ。
ソニーブースからはサッカーの観客が応援する時の「オーオー」というような歓声や歌が流れているのですが、
これが「なんとなくオタクっぽい」雰囲気を打ち消してくれています。
「ソニーブースは人がいない、ニコン・キヤノンに人が流れてる」とかいう記事をウェブでちょくちょく見ますし、それは事実ではあるのですが、
このイベントにやってきた(数少ない)一般人に「オタクっぽい=排他的」と思われずにすむかも、と思えば、
今回のソニーブースの趣向はPIE全体にとって一石を投じるものではないでしょうか。
(同様のことがキヤノンの「綴プロジェクト展示」にも言えるのですが、こちらは(私は興味深々ですが)ビミョウに地味な上に、キヤノン自身あまり推していません)

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さて。
ソニーブースでは、新レンズのモックアップ展示がありました。
「18-55mm SSM」と「55-200mm SSM」は、次期エントリー機種のキットレンズでしょう。
「Super Telephoto Lens」は、望遠単焦点Gレンズですね。
「28-75mm F2.8」は、明らかにタムロンのOEMだと思われます。
個人的に興味を持った、というか発売されたら買おうと思うのは、
「DT 50mm F1.8 SSM」です。
APS-C専用単焦点レンズ(ということは、換算75mmとして使うことが前提のレンズ)ですが、
こういう製品に対してソニー開発者はかつて「価格等を維持するならプラナー並のレンズが作れる」という趣旨のことを言っており、その発売が待たれます。
ソニーαの次の一手に期待しましょう。

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