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トップ > マイクロフォーサーズ > オリンパス「OM-D E-M5 markII」その5 動画おまけ「浅草寺とスローモーション」

●今回は実践編、と行ければいいなあ

みんなー!動画のじっかんっだよー! きたはくなしりえとろふからみなみはおきなわいしがきじま! にほんぜんこくつつうらら!うたってわらってどんどこどん! それはともかく今回もE-M5 markII、動画編であります。 ここまで 「なぜE-M5 markIIを手に入れたか」 「最大の敵フリッカー」 「新搭載All-Iとは何か」 と、続けてまいりました。 今回は試し撮りも兼ねまして、実際に街に出て撮ったものを肴に何か書ければ良いなあと思っています。

●久し振りの街角動画

当ブログのYouTubeチャンネルで細々と続けているシリーズに「街角動画」というものがありまして。 まあ吹けば飛ぶよなコンテンツで世間的にはまったくの無名、 当ブログをご覧くださっている方の中にもご存じない方がおられるかもしれないレベルであります(笑 この「街角動画」は、文字通り「街角でとりとめもなく回した映像をつなげて1本の動画に仕上げる」というものです。 目的は「写真では伝えきれないその場所の雰囲気をお届けする」というものであります。 言うならば「写真を補完するコンテンツ」ということになります。 当ブログの写真が主に作品性よりも記録性に重きを置いており、私の向いている方向もそちらである以上、 動画に進むのは必然と言ってもよく、その結果生まれたのであります。 おお!ちょっと大上段から行っちまったぞ! まあそれはともかくご覧いただきます。 街角動画#17 浅草寺 滞在時間15分、そこで撮りまくった素材を切ったり貼ったり上になったり下になったりして作ったものです。 ご参考になりますかどうか分かりませんが、オール手持ちです。

・主人公がいない映像

毎度毎度のことですが、この街角動画シリーズ、主人公がおりません。 もちろん主役という意味ではこの街そのもの、とは言えますがそんな屁理屈をこねるつもりはなく。 友人曰く「カラオケの背景」と。確かにストーリーもくそもありませんね。 ですから映像としてもいまひとつ訴えてくるものがない、私のYouTubeの解決せねばならない課題であります。 夏前にちょっとした映像作品を作ることができるかも、というご縁があったのですがそれは消えてなくなりました。 今の私の技量では売れる映像は作れませんから、それはそれで良かったのかもしれません。 撮影のノウハウだけではなく、編集のノウハウを育てるのも急務なのであります。

・着目点は「スロー」

で。 今回は編集の話をちょっぴり。 動画編集で最も頻繁に使われているであろう「スローモーション」です。 テレビドラマなどで印象を持たせたいシーンなどに使用される、定番の用法です。 今回の「街角動画 浅草寺」では、ほぼ全編を編集段階でスローモーション化しました。 浅草という街の賑やかさと、その中にゆったりと流れる時間を表現できるかな、と思った …と書くとアーティスティックですかね。まあそこまで偉そうなことは考えていません(笑 スローモーションといえば思いつきますのが、最近見た動画ではこちらです。 秦基博 ひまわりの約束(公式) うちのむしゅめが学校で教わってマイブーム中。映画ドラえもんの主題歌になったとか何とか。 ミュージックビデオとしてはオーソドックスな作りです。 イメージ映像と、本人が歌唱している映像を交互に流す。 で、その「イメージ映像」部分が、ほとんどすべてスローモーションとなっています。 音楽性とマッチする、ゆるやかに流れる時間を表現できている、のだろうな、と、思って、しまい、まし、た。 一方で本人の歌唱部分はスローモーションではありません。 もちろん「口の動きと曲とをマッチさせるため」です。スローにしたら口パクにすらならないもんね。 「スローモーション化したイメージ映像」と「そのまんまの歌唱映像」を混ぜても別に違和感はありません。 いや、もしかしたら普通に混ぜ込むだけでは違和感があるのかもしれませんね。 その点このビデオは上手くやっているのかもしれません。 「ちぐはぐしていない」ということになるのでしょう(笑

・スローモーション編集と60p

さて、その「スローモーション」という手法ですが。 私がE-M5 markIIをゲットした大きな理由のひとつにこのスローモーションを滑らかに実現させる、ということがあった。 ということは以前に少し書きました。 具体的には「60p」というフレームレートです。 秒間60コマ・プログレッシブでの記録ということなのですが私にとってのメリットは60フレーム再生のヌルヌル感ではなく、 「秒間30コマの映像を作る際、60pで撮っておけば2倍の時間に引き伸ばしてもカクカクしない」点でありました。 私が仕事で作る映像は、現在もなお秒間30フレームが主体です。24フレームでは作らないなあ。 もっと言いますとフレームサイズも「1280*720px」なんですけれどもその話はいずれあらためて。 で、特定の部位をじっくり見せるためにスローモーションを使用するのです。 具体的にはおっぱいとか太ももとかお尻とかなのですが、今はその話は置いときます。 撮影の際にも被写体には「ゆっくり動いてください」とお願いするのですが、その上で素材を更にスローにしています。 どんだけ遅くしたいのよ、と思われるかもしれませんが、実際の話、等速では早過ぎる状況というのはあるものでして。 上で引き合いに出した秦基博の映像にしても、ひまわりがリアルに風に揺れていたら(映像的には)大変なことになります。

・「フッテージ変換」と「デュレーション変更」

そのスローモーションの方法について、私はだいたい「1秒の映像を2秒に伸ばす」ぐらいの処理をしています。 素材を2倍の時間に引き伸ばす、ということではあるんですけれども、 業務用ソフトでは「時間をx倍に伸ばす」ではなく逆に「速度をxx%に落とす」という表現となります。 1秒の動画を2秒に引き伸ばす(スローにする)場合、「(速度を)50%にする」という考え方をするわけです。 私は「Adobe Premiere Pro」を使っていますが、きっとFinal Cut Proでも同じなはず。 違っていたらすみません。この項目はPremiereの方向けの話になってしまいます(笑 さて、この「速度50%」を実現する方法ですけれども。 私が使っている「Adobe Premiere Pro」において、私が知る限りでは2通りあります。 それがこの項のタイトルに挙げた「フッテージ変換」と「デュレーション変更」なのです。

・フッテージ変換

フッテージとは、平たく言えば映像素材のことです。 これを60pで撮っておけば、30pで映像を作る時、速度50%まではフレームとして情報を持っていますから自然な形で引き伸ばせます。 が、それをそのまま30pのシーケンス(完成品を作っていく「土台」のようなもの。ジグソーパズルの台紙のような)に載せますと、 その時点で30フレームの素材として間引き変換処理されてしまうらしく、本来の60pのメリットは生かせません。 ですので、素材をシーケンスに載っける前に「この素材は30フレーム、50%速度の映像として扱いますよ」と宣言してやるのです。 素材(=フッテージ)のフレームを変換するから、フッテージ変換、というわけです。 メリットは「素材のフレームをキッチリ使うことで滑らかな映像にできる」点だと思います。 デメリットは、少々操作が面倒くさいことでしょうか。まあ慣れですけどね。 1秒の映像を2秒に引き伸ばす→60pで撮っておいて、それを「秒間30フレームだから、2秒の映像ってことでひとつ」 という手法であります。

・デュレーション変更

また、映像素材の速度調整には(私が知る限り)もうひとつ手段がありまして、 シーケンスに載せた素材を無理矢理「この素材は速度50%にする!」と決めてしまう、という方法があります。 この場合、シーケンスに載せてしまっていますから60pの映像も30フレームに間引きされてしまっており、 その上でそれを無理矢理「速度50%」にしますから、フレームが足りなくなります。 足りなくなったフレームは動画編集ソフト(ここでは「Premiere Pro」)がそれっぽいものを自動生成して、埋め合わせるという力技。 この処理を「デュレーション変更」と言いまして、メリットは「操作が(フッテージ変換よりも)ステップが少なく直感的」ということになりますかね。 1秒の映像を2秒に引き伸ばす→60pだったけど30pに間引きしたよ→それを倍の長さに引き伸ばすね→足りない30フレームはこっちで作っとくわ という手法であります。 余談ですがもうひとつ再生速度をコントロールする方法として「タイムリマップ」というのもあるにはありますが、 そちらは「フッテージに載っけた(=既にフレームが間引かれている)素材に対するフレーム補間エフェクト」という意味で、 デュレーション変更と類似しているとみなし、ここでは触れないことといたします。

・どっちがいいのよ

さあここで双方の映像をご覧いただき見比べていただきましょう! …とやれれば良かったのですが、今回は間に合わず。いずれやります。 個人的には今回の比較(60pの素材を30フレームの映像で使用)であれば、あまり差はないなあと思いました。 上の説明をそのまま聞きますとデュレーション変更の方が画質が悪くなりそうな気がしますよね。でもそうでもありません。 私の認識が誤っているのかもしれません。でもソフトの処理能力が高いからかもしれません。どっちでしょ ただ、30pで撮った映像素材を30フレームの完成品にする際に速度50%スローにすると、めちゃカクカクします。 ですから、デュレーション変更時におけるフレーム補間は元ファイルのフレーム内容を参考にしている、のかもしれません。 そのあたり私は詳しくなく、また、さんざん検索してみたつもりですが具体的に解説されたサイトも見つかりません。 中途半端で恐縮ですが継続して検証してまいります。 現状では「30フレームのシーケンスに60pの素材を載せて50%にするぐらいなら、デュレーション変更(&タイムリマップ)で充分」と思いました。 ですが、せっかく10万円もはたいて導入した60p撮影機ですから、やはりフッテージ変換して使いたいですね。 悩ましいところでございます(笑

●今回はこの辺で。

スローモーション話で1回使ってしまいました。すみません。 さすがに動画ネタばかりというわけにもいきませんね。 読者の方々のニーズに合ってるか分かりませんし、何よりネタ切れしてきました(笑 というわけで、次回は写真編といきたいなあと思っています。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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