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トップ > マイクロフォーサーズ > オリンパス「OM-D E-M5 markII」その2 動画前編「なぜE-M5 markIIを導入したか」

●今回は動画性能についてちょっぴり

みんなーひさしぶりー!動画のじっかんっだよー! いちばんに!入れるスイッチなんでしょう! ありがとー!ありがとー!らららんらんららんらーん! それはともかく今回は動画についてです。 個人的な話で恐縮ですが、我が家、てか現在の私にとって一眼カメラにおける動画撮影機能は必要不可欠でありまして、 カメラの購入検討に際して、時として写真撮影の性能よりも優先して検討するほどの重点的なチェックポイントとなっています。 プライベートでの家族撮影はもちろん、仕事でも私は動画撮影部隊ですので出番が多々あります。 ですので避けて通ることができない、てかこれを最初に書かずして私がE-M5 markIIの何を書こうというのか!? ぐらいに思っておりまして。 そんなわけで写真より先に動画について、とにかくイッテミヨー

・OM-D E-M5 markIIを導入した最大の理由

このE-M5 markIIは当然ながら旧E-M5を上回る性能を持つモデルでありますがそれに加えて、 上位機種たるE-M1をも上回るという要素もてんこ盛りという、初期不良さえ無ければお買い得なカメラです。 その代表的なウリのひとつが「OM-D MOVIE」と名付けられた動画撮影機能です。メーカーも前面に出して宣伝しましたね。 私はそれを手に入れたくて、E-M5 markIIを導入しました。それ以外の動機は無いと言ってもいいぐらいです。 写真だけならE-M1で充分満足していますので。EVFは緑被りしていますけどね、ってこの話はもういいか(笑) ではその「OM-D MOVIE」という動画クオリティのうち、私が何を重視したか。 それを以下に挙げてまいります。

・我が家のマイクロフォーサーズ機初の「フルHD・60p」

プログレッシブとインターレース

第一のポイントが「フルHD・60p」です。 フルHDというのは1920*1080ピクセル、動画撮影においては現在主流と言っていい解像度のことであります。これはまあ当然の機能、 で、その解像度を「60p」というフレームレートで撮影できることが私には重要でした。 60pというのは1秒あたり60コマ(フレーム)で撮影するということで、「p」とはプログレッシブ、対義語は「i」インターレースと言いますが、 何て書けば分かりやすいかな、毎秒60コマであることは同じなんですけれども、 「i(インターレース)」の方は人の目の錯覚を利用して各コマの情報量が「1920*540ピクセル」と、本来の全画面の半分にしています。 一方で「p(プログレッシブ)」は全てのコマを「1920*1080ピクセル」で録画します。

60pの使い道

人の目は秒間60コマで流れる映像を60コマ全てキッチリ認識することはできませんからパッと見の違いは分かりません。 そう言えばテレビはインターレースですよね。鑑賞するには「i(インターレース)」で充分ということです。 じゃあ「p(プログレッシブ)」は何に使うのよ、となりますが、これはもちろん「編集のため」であります。 ところで、みんな大好きYouTube、従来は秒間30コマまでしか対応しておらず、60コマの映像をアップしても変換の上で再生されていました。 2014年の春先だったと思いますが、ようやくと言いますか60コマ再生に対応しまして現在に至ります。 では秒間30コマの映像と60コマの映像を、事前に教えてもらわずに見比べて、どれほどの違いがあるか。 実はそこまで決定的な差はありません。物によっては見分けがつかないかもしれません。 映像は「スムーズに動くかどうか」もさることながらもっと大切なのが「内容」ですから、 見る側はその映像が60コマだからと言って無条件にそればかり見るわけではありませんよね。

もうちょっと具体的に

じゃあ60pなんて意味ないじゃーん、となるかと言うとさにあらず。 上で書いた「編集に有利」なのです。 端的な例としてはスローモーションです。 完成品を秒間30コマで作るとしたら、素材を60pで撮っておけば、最大2倍の長さに引き伸ばしてもギクシャク感がありません。 私の場合は、ですけれども、60pが欲しい理由はまさしくこれです。 スローモーションってそんなに使うものか?とお思いになるかもしれませんね。 ドラマやイメージビデオを見ますと恐ろしく多用されていますので、機会がありましたら意識して見てみてください。 一方でドキュメントや対談、アダルトビデオの本番のようなリアルな動きが大切なシーンでは目立つ形では使われていません。 それらの映像でスローモーションがあるとしたら「再現ドラマパート」か「イメージパート」のようなもののはずです。 とにかく「演出としてのスローモーション」、それを編集で容易にするために、撮影段階で情報量を持たせようということです。 我が家の動画一眼を振り返りますと、 ソニーの全機種(α77・α99・NEX-7・α7R・α7II)が60p撮影可能、 パナソニックで唯一持っているGM1が60i、まあ情報量という点では30pと同じ、 オリンパスはPENもOM-Dシリーズも30pだったそうですが今回待望の60pを搭載したということなのです。

・「一眼動画最強」のオリンパス五軸手ぶれ補正

どうしてパナソニック機を買わなかったか

いやちょっと待て、マイクロフォーサーズ初の60p搭載機はE-M5 markIIではないぞ、パナソニック機はずっと搭載しとる、 と思われたかもしれません。もちろん存じ上げております。 上の項目で「マイクロフォーサーズ初の60p録画機」と書いたのは、あくまでも我が家のカメラの中で、ということです。 それならそれで「そんなに60pが欲しかったのならば、何故もっと早い段階でパナソニック機を選ばなかったのか」 という新たな疑問が出てきます。 これについては私として答えが明確で、「パナソニックはボディ内手ぶれ補正を搭載していない」からであります。 もう少し踏み込んで書きますと「オリンパス機の手ぶれ補正が強力で、最初にそのメリットを享受したため以後対抗馬にならなかった」 ということになるでしょうか。 私の場合、ではありますが、動画撮影のセオリーである「カメラの固定」をあまり行わず、どこへでも手持ちで入っていくスタイルですから、 動画機能が洗練されたパナソニック機ではありますけれども手ぶれを抑えることが出来ないだろう、と検討もしませんでした。 もちろんレンズ側での補正も試しましたが、オリンパス五軸手ぶれ補正の代用にはなり得ないことも体感しました。 そんなに手ぶれ補正が大切ならビデオカメラでいいじゃないか、空間光学手ぶれ補正最強! と思われる方もおられるかもしれませんね。私の環境を踏まえますと、現段階ではその選択肢はありません(笑

60pだけでもダメ、五軸手ぶれ補正だけでもダメ

60pだけが欲しいならパナソニック機にすればいい、でも60pだけが欲しいわけではない。映像を安定させる手段が欲しい。 そんな私が映像を安定させるために絶対必要だったのがオリンパスの五軸手ぶれ補正でした。 もちろん手ぶれ補正が強力なだけでも不足感がありまして。 E-M5・E-M1の動画手ぶれ補正も強力で、私としては充分満足のいくものでしたが、いかんせんフレームレートが30p。

ソニーα7IIも現状では決定打たり得ず

60pと五軸手ぶれ補正、その両立ができるモデルを私は渇望しておりました。 ソニーα7IIがそのスペックを搭載して登場しましたが、α7IIの動画手ぶれ補正は私に言わせれば効いているうちに入らない、 私はα7IIを「Aマウントレンズを使用することを念頭に」運用していましたが、それが良くなかったようです。 オカルトながらEマウントレンズを使うとそこそこ効く気がしますからそれで使っています。 が、それならそれでソニーEマウントにはレンズ不足という致命的な問題もあります。 ということでレンズが充実しない限りはα7IIは私にとっての決定打とならず。 XAVC Sという、私が思うにコンシューマー機最強のフォーマットなんですけれど、それを使えるのに実戦投入に躊躇しています。 もったいない話です。 そんな時に満を持して登場したのが今回採り上げておりますE-M5 markIIなのでした。 私にとって、初期不良さえ無ければベストチョイスですね。

●とにかくサンプルをひとつ

これは作品ではありません、作例、というやつです。 いや作例ですらないな、素材です。 いや素材ですらないな、動作確認です(笑 電車に座って、映像の揺れについてテストしていました。 東海道線を走る特急「踊り子」号です。 33秒間のショットですが、冒頭約8秒は敢えてカメラを揺らして手ぶれ補正とコンニャク現象の確認をしました。 その後の約25秒間は正面の爽健美茶にピントを合わせて、揺らさずホールドする練習です。 車体が古いこともあり、身体もかなり震えましたし揺れました。 その上でこの程度に抑えることができるなら私としてはひとまず上々かな? 扱いに慣れてきたらもっと良い持ち方が出来るはずで、スタビライザーいらずの状態に出来るかもしれません。 が、やはりストラップは必要か。首から掛けてガッチリ固定したいですものね。どうしようかねえ。

●今回はこの辺で。

動画記事が長くなってしまいました。後半は次回掲載します。 とにかくまだ「試し撮り」の段階ですし、まだまだ手に馴染んでくれません。 ですから、この記事と次回記事をもってE-M5 markIIの動画性能を語り切る、などと偉そうなことを申すつもりは毛頭ございません。 今後、チャンスがあれば動画についても採り上げてまいります。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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