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●この記事は「前半は甘口、後半は辛口」

今年はじめに発表され、CP+で注目を集めた後発売された、オリンパスのマイクロフォーサーズ規格レンズ交換式デジタルカメラです。 公式の表記に倣いまして「まーくつー」の部分は「markII」と、ローマ数字の代わりに便宜上アルファベットの「I(アイ)」をふたつ重ねます。 この記事の後半ではカメラに対してではなくオリンパスというメーカーについて少しネガティブな感想を書きます。 不快な記事になりそうだ、と思われる方はこの先読まれないのがよろしいかもしれません。 DSC07241

●カメラはとても良い

箱から出して手に持った時の感触はとても良いです。OM-Dシリーズでいちばん良いように思います。 塗装と言い形状と言い、満足度の高いものです。 E-M1に慣れている身としてはグリップが無い点が不安でしたが、実際に持ってみるとこれはこれで気にせず使えます。 ところで別売りのグリップは結局買いませんでした。その理由は後半で書きます。 DSC07240

・カスタマイズ向けのボタン類も充実

どのメーカーのカメラにも、使い手自身が使いたい機能を独自に割り当てることの出来る空ボタンを用意しているものです。 オリンパス機はそのボタンを「Fnボタン(ファンクションボタン、の略でしょうね)」と名づけておりまして、 その数が「いかにカスタマイズ性が高いか」を示す重要な要素になっています。 E-M5markIIにはそのFnボタンが4つ搭載されており、また、それ以外にも任意の機能を割り当てる事ができるスイッチが4~5つあります。 絞り・シャッタースピード・露出補正は前後ダイヤルに任せるとしまして、その他によく操作したい項目といいますと、 私としては「ホワイトバランス」「ISO感度」「AF/MF切り替え」、あとはオリンパス機特有の機能として「ハイライト&シャドーコントロール」 そのあたりを直接呼び出せれば充分ですので、E-M1の時も実はボタンが余っていたという(笑 今回もそんな感じですね。まあ足りないより良いです。満足しています。 DSC07242

・ストラップはつけない方がいい?

実はこのE-M5 markII、我が家のカメラでは初めての「バリアングル液晶」搭載機であります。 従来から我が家にあるカメラは「チルト液晶」です。背面液晶がパタンと持ち上がるタイプ。左右には動きません。 今回のバリアングルとは、左右にもパタンと開く背面液晶です。 これによって例えば縦位置撮影の際にも背面液晶が有効に動きます。チルト液晶では出来ないことです。 それだけ違いがあるならバリアングル液晶の方が使いやすいか?と聞かれるといやあどうでしょうね。 私の用途にはチルト液晶の方が合っている気がします。慣れの問題もありますから今後の課題でしょうね。 ただ、液晶を開いた状態で見やすさを考えますと、ストラップは邪魔になりますから無い方がいいのかも。 というわけで、しばらくこの写真のような状態で使ってみようと思います。 私の周囲だけでもストラップ無しでカメラを使っているプロカメラマン氏がいまして、その方のカメラが傷ついているかというと全然。 何年も使っているはずなのにとても綺麗です。かえって大切にするのかもしれません。 個人的には背面可動液晶の使いやすさにおける現時点での頂点はα77・α99の「3軸チルト液晶」だと思っています。 それを真似せよ、とは思いませんが、より良い解決法があればいいですね。 DSC07243

●写りも上々だと思う

写りも良いですね。E-M1で感じたザラザラ感も抑えめです、これはセンサーの違いということなのかな? 噂レベルではソニーセンサーだとか言ってますけど確定情報ありませんよね? EM520007 この話をするのにこの写真は適切ではありませんが、ホワイトバランスも悪くないように思います。 従来のオリンパス機、特にE-M1が苦手にしていた(と私が勝手に思っている)「日中の屋内で、太陽光が差し込んでいる状況」などでも、 ソニー機に対抗できるぐらい向上しているのかもしれません。 EM520006

●メーカーの生産管理に物申す

さて、ここまでは良いことを書いてきました。ここからはちょっと字面の悪いことを書きます。 今回私は某大手家電量販店で購入しました。新宿西口に本店を構える、あの大手チェーンです。 が、見事にやられました。初期不良です。 トラブル発生時に撮っていた映像ファイルをそのままYouTubeにアップしました。 2:50ぐらいから再生していただきますとどんな症状だったかご覧いただけます。 YouTubeページにも書きましたが、突然ボディが大きくブルブル震え始め、止まらなくなるというトラブルです。 購入したお店に引き返し、上の映像を見せたら「これは初期不良ですね」と一発で話がつきまして、代品を用意、と。 予兆はあったんですよね。 お店を出て、近隣の公園に行ってベンチに座って開封、持参していた電池を差し込んで試し撮り。ここでは問題ありませんでした。 いったん電池オフで少し移動し、また撮ろうと思って電源オンしたら「日時を設定してください」でしたっけ、初回起動時にあらわれるメッセージが。 さっきベンチに座った時にやったじゃんそれ。これは内蔵電池が消耗しているのか?いつの在庫だよ、と。 その上で上記のブルブルが来ましたから、これはもう交換してもらうしかない、というわけでした。 その後も少しスッタモンダありまして、そこで私はこのメーカーを信用できなくなったんですけれどもそれはもういいや。

・何度目の初期不良だろう

オリンパスのカメラ、初期不良が多くないですか?うちだけかな? 少し前の記事で書きましたが、我が家のE-M1のEVFも緑被りがひどくて、岡田撮りメインの私も気が滅入るレベルでしたが、 購入当初から緑被り状態でしたので「このカメラはそういう仕様なんだろう、誰だEVFが見やすいなんて言ってるのは全然ダメじゃん」 と思いながら使っておりました。 つい最近量販店に展示されていたE-M1の実機のファインダーを覗く機会がありまして、そしたら普通に綺麗なEVFだったのです。 そこで我が家のEVFが「おかしい」ことが発覚、しかし購入して2年近く経ってしまっておりもはや修理もバカバカしい。 初期不良を見逃していた、ということなのでありました。 更に遡りますと初代E-M5。 ボディ自体は良かったのですが問題だったのは同時購入した縦位置グリップ。 グリップには前ダイヤルが搭載され、ボディとは電子接点でつながりコントロールする仕組みなのですが、 その前ダイヤルが購入直後からまともに反応せず、今では完全に死んでしまっています。 リアルで付き合いがあり、当時私のE-M5をいじったことのある方の中にはもしかしたら覚えていらっしゃる方もおられるかもしれません。 私のカメラの使い方は女性の扱い同様に極めてジェントルでありまして、悪環境の現場にも出向きませんから壊したことなど皆無、 もとから悪かったのだ、と納得させている次第です。 そんな経緯もありましたので、今回のE-M5 markIIの縦位置グリップ(似た構造のもの)に私は不安を持ったので、購入いたしませんでした。

・しばらくの間、私はこのメーカーを推さない

というわけで、我が家のOM-Dシリーズ3機、そのいずれもが購入直後から何らかの問題を抱えていたという話でした。確率高いよね 初代E-M5の馬鹿グリップは「直後は騙し騙しでも使えていた」ので初期不良であることを立証できず、 E-M1の緑被りEVFは「(他と比較しなかったので)こういうものなんだろ」とつい最近まで思い込んでおりました。 ソニーの話をしますとα99の絞り機構不良・ダイヤル機構不良についても同様に「こういうカメラなんだろ」とスルーしていましたが、 1年の保証期間終了間際に点検に出し発覚した、というあたりの顛末は記事にしましたね。 要するに、私がお人好しだということなのです。与えられたものを疑わない、新品は完動するに決まっているという先入観。 リテラシーが足りない、ということなんですけれども、この話、それで終わりにするのも腹が立ちます。 新品で購入したものに対して、何のトラブルも無く動くことを期待することが、悪いことなのか? 第一義的に悪いのは、トラブルを見抜けない私でも、トラブルを見逃す小売店でもない、メーカーではないのか? 正直このブログではソニーにやや辛口な、オリンパスには甘々な口調で記事を書いてきました。 が、それも今日限りだ!「オリンパスは良い物を作る」なんて主観を前提にして物を書くのはやめにします。 ソニーに対して同様、良いものは良い、ダメなものはダメと、是々非々で臨みます。 良いように書いて欲しければ、いやそれ以前に使命として良い物を届ける努力をせよ。オリンパスはその体制が甘いのだ、と私は思います。 これまでは知人から相談された時など「オリンパス良いですよ」と勧めてきましたが、それもやめます。 当ブログをご覧の方でカメラ趣味に興味を持ち、始めてみようかなという方、無難にキヤノンにしておくといいですよ。まじで。

●今回はこの辺で。

後半お見苦しいところをお目にかけました。が、気に入らない点はこうやって残しておかないと。 私はオリンパスを好きでしたが、無条件に崇拝しているつもりはなかった、が、今思えば信者同然だったのかもしれません。 この先しばらくE-M5 markIIを使う記事が続くと思いますが、よりフェアに物を見ていこうと思っています。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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撮影機材
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