ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
トップ > ソニーα > ソニー「α7II」その4  ピクチャープロファイル「s-log2」で丸の内を写真撮影
ソニー期待の新型カメラ、α7II関連エントリとなります。
前回に続き、ピクチャープロファイル「s-log2」というモードを使用して撮った写真を掲載していきます。
もともとは動画用に搭載された機能ではあるもののそのあたりは流石のソニー、ちゃっかり写真にも対応させてきました。
s-log2の検証であるならばセオリー通り動画を撮ればいいところではありますが、そこはそれ普通にやっても面白くない。
せっかくですから赤の扉を写真でやってみましょう。
そんなの興味ないよ!という方は、「大晦日の大丸有夜景」をご覧いただくつもりで記事が成り立っている、つもりです。

当ブログのスタンスについて書きますが、
いつもと同じように「理屈はともかく、使えるノウハウを持ち合わせていれば、それでよい」という姿勢でまいります。
これをご覧の方はパソコンやスマホでご覧だと思いますが、そのハード・ソフトすべての要素に精通している人は殆どいないはず、
それでも普通に使いこなせるわけで。まあそういうことです。

s-log2はガンマカーブがいわゆる対数処理と呼ばれる方法で記録されている、と。
ではガンマカーブはともかく対数処理とは何ぞや?というあたりが私は頭が悪くてどうしても理解できないのですが、
そこはそれ、特徴や現象を見て取って、そこからノウハウを学んでいきましょう。
・s-log2の目的は「後処理をするために、なるべくフラットな画質で録画しておく」ことにある。
・特徴としては、低コントラスト、低彩度、広いダイナミックレンジということで、収まる情報量が多い。
実際、前回の記事でも行った処理としては「露出・コントラスト・彩度すべてプラスにする」のがベースとなりました。
今回もそうなるかな?早速行ってみましょう。s-log2、ホワイトバランス太陽光・露出補正0です。
DSC00705

それを、なるべく「現場の状況を思い出しながら」再現しようとしたものがこちらです。
彩度を上げるとノイズも連動するかのように目立つようになります。もちろんやり方しだいで抑制することも出来なくはないですが、
基本的には宿命だと思っておいたほうがいいですね。
DSC00705-2

大晦日の夜、19時台ですのでほとんどのお店は店じまいしていました。
明かりは街路樹のイルミネーションぐらいで、まあ明るいんですけどショーウィンドウは寂しいものです。
そんな中、ピピっときたマネキンを見つけると思わず近寄って撮ってしまいます。s-log2です。
DSC00720

手前のハンドバッグにピントを合わせて撮りました。手を加える際にもハンドバッグのピンク色を主役にしました。
実際にはもっと電球色が強い場所ですが、ちょっとクールな雰囲気を出すために青みを足してみました。
DSC00720-2

セーターにピントを合わせました。胸の先っちょを狙っています。
と書きますとものすごくスケベな印象になってしまいますね。でもこれ、マネキンですのでご安心ください。首から上はありません。
何が書きたかったかというと、写真における視線誘導の基礎についてです。
撮影者が最も見せたい部分にピントを合わせますよね。で、ものすごく端折って言いますと構図でそれを目立たせますよね。
そうしますと、見る側もそれを「ああこれがこの写真の主役なのね」ということになり、印象を与え、より見入ってくれることに繋がります。
すべての写真において通用する話ではありませんが、この写真の場合その「写真の主役」が人間の本能に沿って設けられており、
見る側に明快な印象を与える結果になっています。
要は「最初におっぱいに目が行くでしょ」ということを書いているだけのような気もしますがそんなことはございません。
s-log2。
DSC00729-2

これも手を入れました。カーディガンのピンク色を強調したつもりですが、どぎつく見えないようにしています。
DSC00729

すでに店じまいとなっているお店を撮りました。私はここでこの撮り方を多用します。他の場所よりやりやすいです。
s-log2。
DSC00718

そこに手を入れました。
閉店後の雰囲気を伝えるために彩度は抑えめにしたのですが、これだったら明るさの調整だけで良かったかもしれません。
後処理前提のs-log2ではありますが、その写りに「これはこれで、そのまま行ってもアリかな?」という気すらしてくるから不思議です。
DSC00718-2

こんどは順番を逆にしてみましょう。こちらが「後処理した写真」となります。
赤レンガ駅舎の赤、サウスタワーのライトアップの青などが印象的に出ています。
DSC00700-2

一方、こちらが元画像のs-log2版です。
この「枯れ具合」、悪くないですね。いや、良いですね。上の写真よりも好みかも。
露出がバチッと合えば、そのまま使える局面もあるかもしれません。
DSC00700

今回はこの辺で。
本記事の終盤になって、s-log2をそのまま使うという荒業への可能性を見ました。
もちろんいつもいつもそんな事はできないわけで、
動画と違ってRAW現像が一般化している写真の世界ではRAW現像が完全に定着しているのですから、
やはりs-log2(を含むピクチャープロファイル全般)は数あるエフェクトのひとつ、ということに落ち着きそうです。

と、結論付けるようなことを書きましたが、実はs-log2写真加工編は次回も続きます。
もちろんs-log2のことだけを書くつもりはありません。普段のノリでやっていこうと思っています。
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m

今回の
撮影機材
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