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2014/12/20 Sat 00:00 スナップ写真 | 写真 | ソニーα
この記事が公開される日付は2014年12月20日です。
ちょうど100年前の1914年(大正3年)12月20日、東京駅が開業いたしました。
ネット辺境の場末ブログではありますが当ブログもささやかながらそれをお祝いしたい、ということで、
今回は私なりにお祝いする趣旨の記事を書かせていただきます。

大阪出身の身ではありますが、一番好きな駅は?と聞かれたら、私は躊躇なく「東京駅」と答えます。
東京駅のどういった部分が好きなのだろう?と自問してもみるのですが、これは答えが出せないのですね。
理由は無い!ということになるのかな?

子供の頃、新幹線に乗って(当時は食堂車とかビュッフェとかがあったような、もちろん利用出来ませんでしたが)東京に行くというのが、
ものすごい大冒険だったような記憶があって、東京駅に着いたら話し言葉も違うし、これが東京か、と呆然とした記憶があります。
また、大学に入り、旅行などで夜行バスなどを利用するようになった時にも、八重洲口バスターミナルがその玄関口でありました。
当時は男女分離とか無頓着だったなあ。2人掛けシートの隣席がたまたま同年代の女の子だったことがあって、
夏で薄着だったこともあってなかなか寝付けなかったのは良い思い出です(笑
また、私の母なる公園は大阪城公園なのですが、関東に住むようになってから大阪城公園に行けなくなった代わりが欲しくなった時、
皇居外苑が私の琴線にビビッと触れて猿のように通った、という記憶もあります。
あと、ちょっとブログでは話せないような、ちょっと甘めの切ない物語も東京駅で展開されたりしまして、
とにかく東京駅は関東に住むようになった私にとって、ピンポイントで思い出を作るきっかけを与えてくれた場所でありました。

さて、当ブログは写真ブログであります。写真で勝負です。
現在の東京駅はどんな感じなのか?数日前に撮ってきました。丸の内口です。
DSC09183

この丸の内駅舎、大正3年3月に出来上がったとの事で、設計は当時の建築界のエース辰野金吾によるものです。
辰野金吾の設計といえば、当ブログ的には中之島公会堂や日銀本店などでおなじみです。
海外の意匠を採り入れたナウい建物として作られました。
横長の駅舎の中央は皇室専用出入口、というのは当時から現代に続く「こだわり」だとのことです。
100年前の建物とはいったいどんな建物なのだろう、という気持ちになりますが何の事はない、
現在見られる駅舎が、当時の建築を綺麗に再現しています。
これですね。
DSC09211

上の写真の東京駅丸の内駅舎は、100年前に建てられたものを「復原」つまり見た目を元に戻す作業によって、
ほんの2年前に完成したものです。
では100年前の駅舎はどうなったのか?建て替えたのか?壊されたのか?
…お察しの通り、戦争によって破壊されたのです。ちなみに関東大震災ではダメージを受けなかったそうです。
ウィキペディアで「1945年に撮影された、消失した東京駅」の写真がありましたので、引用転載いたします。

Tokyo station disastrous scene of after Great Tokyo Air Raid.jpg
"Tokyo station disastrous scene of after Great Tokyo Air Raid" by Gaetano Faillace - 「マッカーサーの見た焼跡―フェーレイス・カラー写真集 東京・横浜1945年」(文藝春秋、1983年8月)p34-35. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.



外観のレンガ積み以外はほぼアウトですね。
その状態から「とりあえず使えるように」との事で丸の内駅舎は「とりあえず」再建されました。
それが、つい5~6年前まであった、この東京駅です。
当時のドラマや私が気付いた中では「水曜どうでしょう」「鉄子の旅(アニメだけど)」などでも、こちらの駅舎が映されています。
2006年撮影です。
東京駅100年の歴史のうち、私はその直近の10年程度を撮ってきたことになります。
DSC00323

「とりあえず再建」時代の東京駅駅長室です。皇室出入口の脇にありました。
駅長室は今も同じ場所にありますが、これほどの堂々としたものではなく、控え目にドアがある程度の存在感です。
国鉄当時は東京駅長と言うと現場職員の頂点と言われ、ものすごーくスゴい人!という扱いだったそうです。
その威容がこの看板にあらわれていますね。
DSC00325

「とりあえず再建」時代の丸の内ドーム内です。
当時はこれでも「おお、豪華だなあ」と感じたものですが、現在の姿と比べますとどこか暗い雰囲気ですね。
しっかしこうやって見てみるとぜんぜん違うなあ。これも2006年撮影だったと思います。
DSC09210

なんやかんやで、東京駅は「復原」という、開業当初の姿を再現する方針に決まりました。
一時期「取り壊し」という選択肢も提示されていたようで、それにはさすがに市民運動も起こったとか何とか。
市民運動もたまには良いことをする(笑
レンガの積み方から徹底的にこだわり、復原工事は5年以上の時間がかかりました。
東日本大震災で瓦(宮城県産)が足りなくなってさあ大変、ということもあったようですね。まさに東日本の総力戦で作り上げられました。
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復元工事中の丸の内駅舎のゲート部分です。
下の石は創建以来のもの、上の石は復原によって積み上げられたものですね。
まるっきり新しく作り直すのではなく、継承できる部分は尊重する姿勢が、好感度上がりまくりです。
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手が入れられたのは丸の内駅舎だけではありません。八重洲口も大規模な工事が行われました。
丸の内よりもデカイ工事だったんじゃないかな?
昭和の香りが残る交通広場は姿を消し、大丸東京店ビルは取り壊され(大丸は隣に移転)、
当時からは想像もつかないようなハイカラな姿に変わりました。
P9097157

今回はこの辺で。
現在、東京駅で表立って工事が行われている場所というと、北口の通路ぐらいかな?
ああ、東北縦貫線がありましたね。上野東京ラインでしたっけ。来年3月、もうすぐですね。私はちょっぴり便利になります。
横浜駅や新宿駅ほどではありませんが、東京駅も日々姿を変えているのであります。
この先100年、東京駅は「帝都の玄関口」として君臨し続けることでありましょう。
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この駅があったから、ブログを続けていられるのかもしれません。そんな気すらいたします。
100周年おめでとう、東京駅!
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m
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