ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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ソニー「α7SII」カスタマイズを進めています

先日我が家にもやって来たソニー「α7SII」関連エントリです。 今回はカスタマイズ編です。 この手のレンズ交換式デジタルカメラは、操作ボタンにユーザーが好む機能を割り当てて、自分好みの操作性に仕上げることができます。 それを本記事では「カスタマイズ」と呼ぶことにします。 カスタマイズは人それぞれ、使い方によって異なるものです。 今回は「私がα7SIIで構想しているカスタマイズ」について書き進めてまいります。 念のため書きますが、全部のカスタマイズ項目を事細かに記載することが目的ではありません。 そんなの慣れていくにつれて変わる可能性もありますし、第一そこまで固まってません(笑 一発呼び出しする機能として私が何を選択したか、その方向性を書き残すことで、 私の撮影スタイル諸々が洗いだせるのではないか、という意図を込めています。 DSC07727

「カスタムキー」と「ファンクションメニュー」

α7SIIを持つ人それぞれ、カメラに期待することが異なります。 それらの人々が使いやすいよう、カメラについているボタンを「特定の機能だけ」ではなく、 複数の機能から選び、ボタンに割り当てることができるようにする。 本記事ではそれを「カスタマイズ」と呼びますが、 そのカスタマイズ性の高さが、中級びそれ以上のカテゴリに属するカメラボディの評価軸の一つにもなっています。 カメラも人間が操るものですから、人間が使いやすいようにあるべきで、 そのためには操作性も幅広いニーズに合わせて多様であるべきです。 まったくの道理ですね。 ソニーα7SIIにはカスタマイズ可能な操作ボタンに、大きくふたつの系統、計20近くの場所を用意しています。 二つの系統とは 物理的なボタンとして用意されている「カスタムキー」 液晶画面上で選択する「ファンクションメニュー」 の2種類です。 カスタムキーはこんな感じです。 ボタンに機能を割り当て、撮影時にそれを押すことで一発で呼び出すことができます。 私が重視している主要ボタンには赤丸をつけました。 DSC07347 ファンクションメニューはこんな感じです。 「Fnボタン」を押してこれを表示させ、十字キーとダイヤルで選択していきます。 DSC07733 「カスタムキー」と「ファンクションメニュー」には、そういった「操作上の多少の相違」があります。 私たちは、カスタマイズの項目について、そこを踏まえて割り当てていくことになります。 具体的には、 撮影中頻繁に変更する可能性のある機能については、ボタン一発で呼び出せる「カスタムキー」 撮影前や撮影中一段落したタイミングで変更するような機能については、液晶画面で選択していく「ファンクションメニュー」 ということになりますね。

当ブログでのα7SIIカスタマイズ

撮影中頻繁に変更する項目は「カスタムキー」で12か所。 一段落したタイミングで変更する項目は「ファンクションメニュー」で、12か所。 そこに割り当てていくことを考えていきます。 既に割り当て場所が確定している「シャッターを切る」「絞り」「シャッタースピード」「露出補正」(優先度:S)および、 何となく便利な「フォーカスエリア選択」「AF/MF切り替え」「AEロック」は動かさず、それ以外で考察を進めます。

カスタムキー

私が一発呼び出ししたい機能は、概ね以下の通りになります。
  1. ISO感度(優先度:S)
  2. 我が家のカメラでは、可能な限り十字ボタンの「↓」に割り当てています。 また、α7系では「背面ダイヤルを回すとISO感度が変わるように」しています。 写真にせよ動画にせよ、出来上がるものの明るさを決める要素は「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」だけです。 絞りについては表現意図が明確ですのである程度決まってきます。 また、シャッタースピードは動画の場合「1/50秒」もしくは「1/100秒」で撮ることがほとんど、とこれもまた決まってきます。 故に、動画撮影時に明るさを変えようと思ったら、私の場合ISO感度を変更することでそれを行います。 背面ダイヤルをクルクル回すとISO感度(=明るさ)が変わる… 私の拙い知識で推察するに、動画系の方は皆さんこうしているのではないでしょうか?知らんけど
  3. ホワイトバランス(優先度:A)
  4. 我が家のカメラは、メーカー問わず十字ボタンの「→」に割り当てています。 ただ、最近はほぼ「オート」もしくは「現地でワンプッシュ」のどちらかになり、 太陽光とか蛍光灯みたいなのを頻繁に切り替える、という使い方をしなくなりました。 カメラバッグにトレーシングペーパー3枚重ねを常時しまってあるのは内緒です(笑
  5. 動画の録画スタート/停止(優先度:A)
  6. α7SIIの録画ボタンは不便な位置にありますので、一等地「C2」にしました。 最近は写真を撮るのと同等か、日によってはそれ以上のショット数になるもので。
  7. 液晶/EVFの表示切替(優先度:B)
  8. この機能が無いことがα7IIに対する唯一の不満でした。α7SIIでは搭載され、満足です。 ですが現在私の運用に変化があり、以前ほどには頻繁に使用しなくなりました。 とはいえ重要な項目ですので同じく一等地「C1」にしました。
  9. ピント拡大(優先度:B)
  10. MF時に拡大表示させてピント合わせしやすくする、ライブビューならではの機能です。 前回掲載した動画はα7SIIを三脚に載せて、このピント拡大でカリカリ描写を狙いました。 動画撮影においても有用だ!ということなんですけど、これ、かなり使用機会が限定されます。 リズム重視のお姉さん撮りではピーキングか顔認識AFを使いますし、 ジンバルに載せて撮る時にはそもそもMFが使えません。 ですので、大変ありがたい機能ではありますが状況を選ぶため、優先度はBです。

ファンクションメニュー

私にとって「一発呼び出しするほど頻繁には使わない、だけどメニュー画面で掘り進むのは嫌だ」という機能がこちらです。
  1. フォーカスモード
  2. 「シングルAF」「コンティニュアスAF」「DMF(AF+MF)」「MF」を切り替える機能です。 これはソニー機のAF/MF切り替えメニューのスタイルを考慮した際に私個人的に「真っ先に切り替えしたい」部分でした。 文章で説明するのがけっこう大変ですので端折りますが、私は「ファンクションメニューの一等地」に登録しています。
  3. 写真撮影時のサイレントモード(電子シャッター)ON/OFF
  4. 写真撮影時には私は基本的にサイレントモードにしています。が、切り替えたい時もあるので、割り当てます。 余談ですが私は自分のカメラの電子音もすべてOFFにしています。 音を立てると迷惑になってしまう現場もありますので。
  5. ゼブラのON/OFF(優先度:B)
  6. 「運命の5王子」の一人としてキン肉星の王位継承を争った超人であります。 嘘です。液晶で白飛びをチェックできる機能であります。ある一定以上の明るさになった部分に縞模様をつける機能です。 ただ、実は私は白飛びをあまり意識しなくなってしまいました。基本的に暗いところで撮影することが多いからです。 昼間の屋外で動画を回すことも少ないながらゼロではありませんので、ファンクションメニューに登録登録ぅ。
  7. ピクチャープロファイル
  8. 動画撮影時の仕上がり調整機能です。シネマライクな仕上げからLog撮影まで、こちらで選択します。 ところで私は動画撮影において、α7SII導入後はほぼ完全にS-Log2を使用した撮影に切り替わりました。 S-Log3を使わないのは、α7IIとの2台体制だからです(α7IIはS-Log3非搭載)。 設定を揃えて、後処理時にファイルがゴッチャになってもで明るさ・色合いに差がつかないようにしたいという(笑
  9. ガンマ表示アシスト
  10. S-Log2による撮影とは、コントラストが極端に低い、映像単体として見た場合は「何じゃこれ?」というようなものです。 当然にライブビュー時にもそのような状態で表示されてしまいます。 そのデメリットは「見づらい」「完成品のイメージが掴みづらい」という点が主ですよね。 ですので、カメラで見る時だけは(実際には低コントラストで録画しているけれども)コントラストを通常(?)のものとして表示させて、 見やすく、完成品のイメージを持たせやすくする、という目的の機能がこちらです。 これ、「オフ」「S-Log2」「S-Log3」「オート」が選べるんですが、基本的にはオートで良いので放置していて大丈夫なんですが、 ちょっとした事情で時々操作したくなることがありますので、私はファンクションメニューに登録しました。
  11. クリエイティブスタイル
  12. 動画で「仕上がりを調整する」機能がピクチャープロファイルなら、写真で仕上がりを調整する機能はクリエイティブスタイルです。 「モノクロ」なんかも選択できますので、私は切り替える機会がちょくちょくあります。 え?モノクロ化なんて自宅でやれって?知らんがな。一発勝負「も」写真の醍醐味ですよ!
  13. 顔検出/スマイルシャッター
  14. 人間の顔を認識し、そこにピントを合わせに行く機能です。私はこれを動画で使用します。 コンティニュアスAF+顔検出ONでお姉さん動画を撮りますと、目にガチピンが行き続け、 結果、目の覚めるような映像になります。 私はこれをジンバルでのお姉さん撮影で使用しています。明らかにクオリティが上がったわ(笑 一方、街中のスナップなどでは顔検出ONだと「向こうを歩いているハゲオヤジ」を認識したりしますのでオフです。 意外に出番が多いかも。いや、MF切り替えが先に立つので運用上はそこまでの出番は無いか。
  15. ピーキング
  16. MF時に、ピントが合っている場所に色をつけてくれる、ライブビューならではの機能です。 メニュー的には2系統あり、 「ピーキングOFF/強/中/弱」みたいな塗り度合いを選択するものと、 「白/赤/黄」と、塗る色を選択するもの、 私は両方ともファンクションメニューに登録しています。 ピント拡大を併用してガチピン狙いの時には、私はピーキングはオフにしています。 また、色は黄色を使っています。自然で見やすく、被写体が持つ色と被る確率も低いからです。服とかね。 魚住誠一氏も「ピーキングは黄色」だとセミナーで言っていたように思います。私も同じだなあということで覚えてたわ(笑
  17. 測光モード
  18. 画面全体の明るさを、何をもって基準とするか。 中央一点の明るさを最優先するか、中心部近くを主体にするか、画面全体を見て決めるか。 これが測光モードです。 私は写真の際には基本的にもっぱらマルチ測光、稀にスポット測光を使いますが正直頻度は高くない、 動画の時は露出についてはフルマニュアルですので測光モードを頼りにせずに決めています。 時々使うかな?ぐらいの機能ですがファンクションメニューに登録しました。
他にも「ピクチャーエフェクト(ソニー版アートフィルター)」や「美肌モード(効いてる実感が無い)」などもあり、 その時の興味でとっかえひっかえ登録しています。 また、私の場合には出番はありませんが、「横縦比」(「縦横比」じゃないのね)も活用機会がありそうです。 広告関係の方の中には「16:9でフレーミングして写真を撮りたい」という需要もある、という話を以前に聞いたことがあります。 そういう方には重宝しそうですね。 個人的には「写真の画質選択(ノーマルとか、ファインとか、RAW+JPEGとか)」が選択肢にあるのならば、 「動画の画質選択(AVCHDとか、XAVC Sとか、4KとかFullHDとか、24pとか60pとか)」も用意して欲しいなあ、と思いました。 オリンパス機ですと一発呼び出し出来るんですよ。その点だけはOM-D MOVIEの勝ちです(笑 もしかしたらどこかに用意されているのか?私が見落としているだけか!?だったら事実誤認だ、申し訳ない!

今回はこの辺で

と、長文になってしまいましたがつらつら読み返して思いますに、 現在の私の場合「撮影」というとまず動画なのだな、という点であります。 そう言えば最近導入している機材は、ビデオ一脚であれ、三軸ブラシレスジンバルであれ、今回の主役α7SIIであれ、 「動画」がキーワードになっていますね。 ただ、当然に写真も撮るわけですので、結果、写真・動画の機能がごっちゃに配置される結果になっています。 特にファンクションメニューがそうですね。並べ方を考えてみることにします。 皆様はどのような項目を優先配置していますか? 次回もα7SII実写編の予定です。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m DSC07734
今回の
撮影機材
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