ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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2015/08/31 Mon 22:11 マイクロフォーサーズ

●今回も動画編です。すまんね

オリンパスのレンズ交換式デジタルカメラ「E-M5 markII」関連エントリです。 今回も動画ネタですが、あまり小難しい話はいたしません。 記事いっこ費やして「画質良いねえ、綺麗だねえ」ということを書こうと思います。 何度でも書きますが、メーカーの生産管理がお話にならないからユーザーは不快な思いをしますので、個人的にオススメはしません。 当ブログがE-M5 markIIを絶賛している、という風には読まないでいただけると嬉しいです。 しつこいようですけど、気が済むまでは好きに言わせてもらいます(笑 EM523940

・回し始めの冒頭5秒は捨てる

あくまでも「私の場合」なんですけれども。 構図を決めて、明るさを決めて、録画スタート。 私は手持ちで撮影する場合、その後にピントを合わせ直す癖があります。 ピントを合わせて構図を合わせ直し、あらためて被写体と向かい合う。 その間約5秒。ですので私の手持ち素材は冒頭5秒はほとんどすべて「捨てる部分」となります。 私は今携わっている分野の動画については、フルマニュアルで撮っています。 で、映画のように台本を書いて演じてもらうような事を常に必ずやってもらうわけではありませんから、 録画スタートしてから突発的に起こる出来事や仕草も素材として使いますので、回せる時は常に回しておきたい。 テレビ東京の人気番組「路線バス乗り継ぎの旅」でも、想起されるエピソードがあります。 何が起こるかわからないから、と、道中常にカメラを回し続けるカメラマンに対して、 出演者の太川陽介が「ここでは喋りませんから(=ネタになるような事は起こりませんから)」と伝えて暗に休息をとるよう伝えた、 それでもカメラマンは撮るのをヤメない、というエピソードがあります(どこかの番組で本人が言ってた)。 事程左様にカメラマンとは「目の前の事象をすべて収めずにいられない」ものなのです。 この動画は被写体もクソもありませんから別段何もしていませんが、 明確に被写体がいて回し始める場合、「よーいスタート」する前に既に録画スタートしているという。 何せ「冒頭5秒は捨てます」から。

・どこで使うか分からないけどとりあえず撮っておく

映像というのは、主役って言うんですかね、常に被写体を追いかけていればいいというものではありません。 ずっと主役が出続けるような映像は見ていて疲れますし、演出も薄っぺらくなります。全部サビの歌謡曲が魅力的かどうか。 これを書いていたら唐突にKANの「愛は勝つ」を思い出しましたがきっと無関係でしょう。 ですので、ちょっと「これはどこかで使えそうだな」と思えるようなところがありましたら、 素材として押さえる、という習性がつきました(笑 この素材もどこかで出番が来るのだろうか…

・歩行時の上下動がまったく気にならない

2年前に発売された「PEN E-P5」において、「人間が歩く時に発生する上下動すら補正する」という、 もうワケワカランレベルの補正プログラムが実用化されました。 E-M5 markIIにおける無敵の動画手ぶれ補正についても、そのノウハウは継承されているものと想像できます。 個人的には「お腹で支えた時の、呼吸による上下動」も補正してくれるとありがたいんですけどね。 E-M5 markIIはそこまでではありませんでした。私のお腹が大きいから、なのかもしれませんが(笑)ビール腹でございますので

●今回はこの辺で。

動画ネタでサラリと書きました。 この類の記事では私はどうしても技術ネタというかそういう一見専門的に見える記事になる傾向がありまして。 うちのママがたまたま最近の記事を見まして「面白くない」と。 「おめーのブログつまんねーんだよぉぅー」と、酔っ払ったかのように絡んでまいります。 ゴメンナサイ、もうちょっと普通に読める記事も混ぜて行きますので~ またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
今回の
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2015/08/30 Sun 21:46 マイクロフォーサーズ

●身内ネタは初めてでしたか

オリンパスE-M5 markII関連エントリです。 今回の記事は購入直後あたり、お盆休みに行った友人との飲み会での写真を掲載したものです。 別に隠すつもりはありませんでしたが、カメラと関係ない、と思ったのでしょうかね、当ブログで「きたかん」ネタは初めてでございます。 私は15年前から何年かに渡って「ガンダムウォー」というトレーディングカードゲームをやっておりました。 ガンダムウォーとは疎遠になりましたが、当時出来た友人とは今も付き合いがありまして、 今回記事にしましたように、定期的に行われる飲み会に出席するという間柄、今の私の背骨の一本を成す人間関係なのであります。 EM527247 タイトルにあります「きたかん」とは「北関東ガンダムウォープレイヤーズクラブ」という名前の略称でして、 要するにガンダムウォーのプレイヤーがあつまるグループ名のようなものです。 成り行き上私が声掛けをする形になりましたが私が前線を離れた後にこのコミュニティが大きくなりまして、 全国大会に出場するような強豪プレイヤーやルール解釈のトップクラス等、逸材が参集したという。 振り返れば奇跡的な集まりだったと思いますし、今もその当時のメンバーとの交友があるのですけれども、 現在ではガンダムウォーの話題は出ず、飲み仲間となっているのは年齢によるものか。 私は今に至るまで頭の回らない三流ゲーマーですけれども、私以外のプレイヤーは揃って全国レベルの実力者でしたね。 ただ、それを誇るような人間関係ではない、というのが魅力なのでございます。 自然体の集まり、伊達と酔狂でGTを目指す集団だったのであります。懐かしいねえ。

・四十過ぎますと、利害無き交友がとても大切に思えます

この年齢になりますと、付き合いが15年にも渡るような人間関係はとても大切です。 しかも仕事絡みではなく、まったく利害がかかわらない間柄、私にはありがたい。 年に何回か飲み会が行われ、私も可能な限り都合を合わせて参加するようにしています。 で、今回連れて行かれましたのは池袋にあります「池袋の風」というダイニング。 Dining kaze 池袋の風 私は前知識無しですからどんなお店なのか事前に想像もつきませんし、友人と飲めればそれでいいのでこだわりもありません。 が、これを見た後で振り返るに、チョイスの理由が分かるような気もいたしました。 お手洗いにアイドルのポスターがいっぱい。聞けば「田村ゆかり」さんという方で、店長さんが応援しているからだとか何とか。 余談ですが田村ゆかりさんというのは声優さんだそうです。私は知識も興味も無いので当ブログではこれ以上はご勘弁願いたい EM527274

・いろんなお酒がありました

私はビール党です。何がなくてもビールがあれば満足。 最近はオクトーバーフェストとか言って海外のビールが人気を集めたりしているようですが、私は国産のキンキンに冷えたのがお気に入り。 友人曰く「ピルスナーだね」とのことですが私は詳しくないので何とも。 海外のビールがダメだというわけでもないので、このような飲み会はとても楽しめます。 写真に撮りましたこのビールも美味しかったです。ホエガアアーデンであります。 EM527252 ビールばかり飲んでいても私はじゅうぶん幸せなんですけれども、メニューを眺めていたら他の飲み物にも目が移ります。 その中にあったのがこちら、「獺祭飲み比べ」であります。 私は初めて飲みましたが、日本酒をあまり身近に思っていない私にも、重たくなくて美味しく飲むことができました。 京橋に獺祭バーがあるそうです。お金がある時に行ってみたいところです。 EM527270

・料理も美味しいお店でした

お酒も豊富で会話も進み、楽しいお店でした。が、このお店は料理もとても良いとの事で。 とりわけ鉄板で出てくる肉料理が絶品、という話だったのですが結局この日はそちらにはありつけませんでした。 それはまたいずれ機会を見て、ということになりますがそれでも私は堪能いたしました。 EM527256 最初にメニューを見て「絶対注文する!」と決めていた馬刺しです。 思い返せば以前に参加した中央林間でのオフ会でも馬刺しユッケに色めき立っていたような気がいたします(笑 それはそうと、馬刺しの横にある白身は「タテガミ」だそうで、こちらもぷるんぷるんの美味でした。 馬刺しにはタテガミがついてくるもの、なんですって。普段グルメではない私はそんなの知らなかったよ。 EM527262

●今回はこの辺で。

何だかいい感じに酔っ払っていたもので、カメラを構える時にあまり気を使わず、さくさくスナップしていました。 使用したレンズが「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8PRO」だったのはたまたまですが、広角はやはり気を使わないといけませんね。 でもそんなことどうでもいいのであります。この場にいることが重要でして。 次回もE-M5 markIIネタになる予定です。が、そろそろαにも回帰したいなあ。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m EM527260
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2015/08/29 Sat 21:06 マイクロフォーサーズ

●今回も写真編

オリンパスのレンズ交換式デジタルカメラ「E-M5 markII」関連エントリとなります。 今回は出先でポロポロ撮っている写真を載せながら、E-M5 markIIについて感想を書こうと思っています。

・正直な話、動画機として買ったもので

私はこのカメラを「動画機」であることを強く意識して導入しました。 てか、写真機としてならば「E-M1」で撮れるもので充分であり、E-M1を使っている段階で、 「EVFの不良」「夜撮り時の画質」以外ではほぼ文句なし、強いて挙げるなら時々設定がリセットされるソフトウェアぐらいかな、 操作性も良好で「E-M1でマイクロフォーサーズはもう、しばらく要らない」と思ったものでした。 でもE-M5 markIIを導入した。なぜか。 ここ1年の私のカメラボディ導入の動機は、ほぼ「動画性能」を欲したことを発端にしています。 具体的に見てみますと、 パナソニック GM1 …購入動機のひとつに「パナソニックの動画画質を手に入れたい」がありました。 ソニー α7II …XAVC Sフォーマット、そして動画での手ぶれ補正が効くことを期待して導入したのでした。 そして今回のE-M5 markIIは「マイクロフォーサーズでボディ内手ぶれ補正+60p+50Mbps」と、私にとっては全部入り、 手に入れるしかない!と思いつつ財布が追いつかず、今の今までずれ込んでようやく導入したというわけでした。 そしたら初期不良ですよ。オリンパス本当にふざけんなよ、思い出すたび腹が立つ 初期不良の話はいいや。それを除いてもE-M5 markII、運用していると色々と粗が見えるカメラでもありました。 そのことはいずれまとめます。 当ブログとしてはオススメしませんが、写真を撮るだけだったらよろしいんじゃないですかね。

・カメラとして文句なしですよ

今回は写真を載せていきます。 正直申しまして、撮れるものは従来機と大差ありません。てか私が撮るジャンルについては同じと言ってもいい。 操作性自体は良好だと思います。 バリアングル液晶に私個人的には不慣れでしたが、まあ慣れつつあります(笑 最初はなかなか水平をとれなかったのですが、だんだんそれもできるようになってきました。 EM527310

・ハイレゾショット出番なし

ハイレゾショットとは、手ぶれ補正のためにセンサーを動かせることを利用して0.5ピクセルずつセンサーを動かして8連写、 それを合成して4000万画素のJPEG(RAWなら6400万画素)を生成する、という仕組みであります。 他社マウントでは3000万画素が当たり前、4000万画素オーバーが登場しつつある昨今、マイクロフォーサーズはその徴候がなく、 CP+のセミナーでは「開発者の持ち込み企画(意訳)」みたいな扱いだったそうですが今や次世代(への繋ぎ)技術として、 他社が真似できんのか?みたいに色めき立っている様子すらあるとかないとか。 要するに、注目の新技術、なのであります。 ただ。 私の場合、写真はせいぜいA4までの印刷orブログ掲載ですのでハイレゾショットは全然不要であります。 お前α7R持ってんじゃんよ!?とお思いになりましたかそうですか。 私が3600万画素を第一に欲しいと思ってα7Rを持っていると思う事なかれ(笑) ハイレゾショットはセンサーを動かしながら8連写、ということを上で書きました。 この機能は風景を精細に撮ることを目的としているらしく、被写体が風で揺れることすら想定していません。 また、当然のことながらカメラを動かすのもご法度、カメラが揺れていたらシャッターを切ることも許されません。 ですのでこういう写真を撮るときはカメラをしっかり手持ちで固定する高等技術が必要になります(笑 EM527330

・夜撮り画質はE-M1と大差なし

E-M1は昼間は良いんですけど夜になると途端に画質が「?」になります。 私は特にほとんど灯りがないようなところも被写体として狙いますから、これは死活問題でもあります。 幸いソニーαの高感度画質がかなり有用性がありまして、本気で夜撮りする時はそちらを使っていますから良いものの、 やはりマイクロフォーサーズでもそれを実現させたいですよね。レンズいっぱいありますし。 ですので、新機種たるE-M5 markIIには夜撮り画質改善を大いに期待していました。 が、実際はどうかなあ。あまり変わらなかったですね。 まあオリンパスに限らず、デジタルの進化が早いとは言え1年そこらで劇的に何かが変わる、というわけではないのでしょうね。 動画の画質が良い分、E-M1よりE-M5 markIIの方が出撃機会が多くなるとは思いますけれども。 EM527357

●今回はこの辺で。

あっさり目ですが、今回はここまでです。 個人的な思いですけれども、やはりこのカメラは動画を撮る時にテンションが上ります。 まあそういう目的で入手したのですから当然といえば当然、なんですけれども。 というわけで、しばらく放置気味だった動画ネタも随所に入れていこうと考えています。 次回はどうするかな、白紙ですので(笑) またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m EM527309
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2015/08/26 Wed 23:16 マイクロフォーサーズ

●E-M5 markII関連記事、ようやく写真ネタ

オリンパスが今年初頭に発売したレンズ交換式デジタルカメラ「E-M5 markII」関連エントリとなります。 ここまでずっと「動画」について書いてきました。「そんなの知ったこっちゃねえよ」とお思いの方もおられたかもしれません。すみません。 ここからは写真も混ぜていきますよ!

●丸ビル「大坂の陣400年 丸の内夏の陣 真田幸村と戦国武将たち」

この夏休み中、都内の大きなスポットでは夏休み記念展みたいなのが数多く行われています。 少し前に触れた「汐留のピョン吉」も「六本木のドラえもん」もそれに含まれるものと思います。 そして「丸ビルの真田幸村」ですよ!渋い! この情報をTwitterでゲットして、行かねば行かねばと思っておりまして、ようやく念願叶ったということになります。 「大坂の陣400年 丸の内夏の陣 真田幸村と戦国武将たちEM523837

・今年は元和の偃武から400年

今年は2015年、大坂の陣が終結してからちょうど400年経ちます。 昨年は冬の陣から400年、今年は夏の陣から400年ということで、大阪では盛り上がっているとか何とか。 元和の偃武というのは、大坂の陣で豊臣氏が滅亡した、もう天下に歯向かう者はいない、平和がやって来た!戦はヤメだ! ということをあらわした言葉なのだそうです。 私は大阪出身ですので、大坂の陣という言葉に、ちょっとした寂しさを感じたりもするおセンチな思春期の童貞少年なのです。 様々な歴史関連の本や小説でそれに触れるたび、「あーあまた滅びちゃったなあ」と思うのであります。

・「真田太平記」と「城塞」

そんな私が創作でよく目にするのが池波正太郎の「真田太平記」と司馬遼太郎の「城塞」です。 司馬遼太郎の城塞は、名作「関ヶ原」の続編と言うべきこちらも名作でちょっとマイナーな扱いなのが私としては納得いかん、 豊臣氏があがきながらも未熟さ故に斃れていく様が描かれていて、今でも我が家では本棚の手に取りやすい場所に置いています。 真田太平記は小説で読むのは途中までで頓挫していますが、NHKのドラマではガッツリ最後まで見ましたですよ。 幸村が草刈正雄、昌幸が丹波哲郎、信之が渡瀬恒彦、家康と秀忠が梅之助と梅雀、実の親子でしたっけ?そこはうろ覚えですが、 個人的には忍びを演じた遥くららの「~まいた」という巻き舌方言にへきへき萌え萌えウーウォンチューでした。

・東京にいて大坂の陣の展示を見ることが出来るとは

話がそれました。本題に戻りましょう。 大阪では「冬の陣・夏の陣」に関わるようなトピックを目にするなり耳にするなりする機会は、実は意外にあったりします。 私はそれを関東に出てきて実感しました。関東では大坂の陣のオの字も目にする機会はありません。 ですから、私もしばしば通る丸の内でこんなイベントが行われる、ということをとても嬉しく思いました。 普段はおしゃれ展示が行われているこの場所に、ビルの外からも分かるほどの「のぼり」が並んでいます。 いやでもテンションが上がるというものです。 EM523828 余談ですがスタッフの方に確認したところ撮影OK、どんどん撮ってくださいねとの事でしたので私も遠慮なく。 冬の陣で構築された真田丸を、家康本陣方面から眺める…というジオラマです。 真田丸の形については映像作品での再現が微妙に違う気がするのでイメージを掴めなかったのですが、りっぱなものですね。 EM523834

・豊臣秀吉はヒーローでござる

私は大阪出身である、と、上で書きました。 大阪で人気のある歴史上の人物といえばナンバーワンはやっぱり豊臣秀吉です。 こうやって決め打ちすると、やれ秀吉は愛知県人だとかやっぱり坂本龍馬だとか、色々出てきそうですが、 個人の好き嫌いなんか置いといて、大阪で人気のある歴史上の人物ナンバーワンは秀吉であります。 これは議論の余地はあるまい、たぶん無いと思う、無いんじゃないかな EM523838

・もちろん徳川家康も

では東京で人気のある歴史上の人物ナンバーワンが家康かと言うと、そうでもなさそうです。 もちろん現在の東京の基礎を築いた偉大な人物ですけれども、人気は分散気味かなあと。 ただ、人気がある人物の多くが家康の子孫だったりするんですよね。 私的には津川雅彦か森繁の家康が鮮烈に印象に残っており、大阪在住当時は狸爺と思っていましたが、 今はその印象ではなくなりました。 EM523846

・真田幸村か真田信繁か

歴女、って言うんですか?歴史好きの女子という方々がおられるそうですが。 その方々に人気があるのはやはり真田幸村なのだそうですね。 父の遺志を受け継ぐ形で大坂の陣に加わり、家康を一発逆転坊主めくりゲーム状態にまで追い詰めた名将です。 余談ですが先日友人と大河ドラマの話をしていた時に 私「来年の大河は真田幸村らしいね」 友人「真田信繁ね」 私「しかも幸村は堺雅人らしいよ」 友人「信繁な」 私「しかしそしたら堺雅人は最後に死ぬんだろうかね。幸村の人生を追うわけだから」 友人「信繁な」 いちいち訂正を入れてくるのです。おいこれ読んでるか?細かいことはいいんだよ、会話なんだし流してちょんまげ …と思っておりましたが、どうやら私の思い違いだったらしいことは後で書きますね EM523832

・英雄真田昌幸も

そんな幸村の父親が真田昌幸、表裏比興の者と恐れられた智将であります。 信州上田は周囲を大国に囲まれ、常にどこかに属するという綱渡りを求められた、 最後に失敗して九度山に流されてしまいましたが転んでもただでは起きず真田の家は後世に残したのであります。 家康の宿敵として立ちはだかる姿を、もっと大きな戦場で見たかったような気がいたします。 EM523831

●大河ドラマ「真田丸」

そんな英雄たちが戦う戦国末期をテーマにしたのが来年のNHK大河ドラマ「真田丸」であります。 丸ビルのこのイベントももちろん、このドラマありきのタイアップ企画だったのでしょう。 真田一族の興亡を描く、との事ですから大坂の陣まで描ききるのでしょう。これが楽しみでなくて何なんだ! 脚本三谷幸喜、古畑任三郎の頃はこれほど面白いドラマ作家はいないと思っていましたが最近は才能が枯れたかな?とも。 そんな私の不安をひっくり返す名作を期待したいところです。 EM523847

・堺雅人が真田幸村とは

で、真田幸村を演じるのが堺雅人、と。 いや、正確には役名を幸村ではなく「真田信繁」とし、それで通すそうです。 上の「友人とのやり取りとのくだり」において、私が幸村を連呼していたのに信繁と言い直していたのは、このドラマの話題だったから、 ということなのでした。すまんね しっかし濃いキャストですね。バラエティドラマ的といいますか。 堺雅人は「家康に、倍返しだ!」って言うのでしょうかね。言いかねないね。 昌幸役が草刈正雄って、これ真田太平記を見ている人をキャストでくすぐろうとしてますよね絶対。 信之役が大泉洋ですか。堺雅人と二人でぼやき合うような姿が想像されます。 あと、個人的には滝川一益を段田安則が演じる、というのが興味深かったです。 「秀吉」でも滝川一益を演じていまして、これも「キャスティングでくすぐる」ということなのでしょうか。 また、真田幸村の正室は大谷刑部の娘だったような記憶があるのですが、ここは設定をアレンジするのでしょうか。 もしかしたら後日視聴率不振の可能性を踏まえて、とっておき秘密キャストとして今は伏せているのでしょうか。 もしそうなのならば、配役は菅野美穂か上戸彩でお願いしたい…って、もはや大河ドラマの楽しみ方ではないな(笑 EM523850

●今回はこの辺で。

私は歴史に詳しいマニアではなく、一般日本人並に歴史に興味があるレベルの知識しかありませんけれども、 その興味の中心は秀吉時代~関ヶ原~大坂の陣という、まさに真田一族が活躍した時期なのです。 ですからこのイベントも楽しく見せていただくことができましたし、大河ドラマ「真田丸」もめっちゃ楽しみです。 内容的に深入りするようなものではありませんけれども、丸ビルで大坂の陣に触れることができた、というのは、 私にはとても嬉しい夏休みのスペシャルボーナスでありました。 このあたりのネタについてはあらためてじっくり採り上げてみたいなあ。また大阪に行かないと! 結局E-M5 markIIの話はしませんでしたね。そのうちそのうち(笑 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m EM523854
今回の
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●今回は実践編、と行ければいいなあ

みんなー!動画のじっかんっだよー! きたはくなしりえとろふからみなみはおきなわいしがきじま! にほんぜんこくつつうらら!うたってわらってどんどこどん! それはともかく今回もE-M5 markII、動画編であります。 ここまで 「なぜE-M5 markIIを手に入れたか」 「最大の敵フリッカー」 「新搭載All-Iとは何か」 と、続けてまいりました。 今回は試し撮りも兼ねまして、実際に街に出て撮ったものを肴に何か書ければ良いなあと思っています。

●久し振りの街角動画

当ブログのYouTubeチャンネルで細々と続けているシリーズに「街角動画」というものがありまして。 まあ吹けば飛ぶよなコンテンツで世間的にはまったくの無名、 当ブログをご覧くださっている方の中にもご存じない方がおられるかもしれないレベルであります(笑 この「街角動画」は、文字通り「街角でとりとめもなく回した映像をつなげて1本の動画に仕上げる」というものです。 目的は「写真では伝えきれないその場所の雰囲気をお届けする」というものであります。 言うならば「写真を補完するコンテンツ」ということになります。 当ブログの写真が主に作品性よりも記録性に重きを置いており、私の向いている方向もそちらである以上、 動画に進むのは必然と言ってもよく、その結果生まれたのであります。 おお!ちょっと大上段から行っちまったぞ! まあそれはともかくご覧いただきます。 街角動画#17 浅草寺 滞在時間15分、そこで撮りまくった素材を切ったり貼ったり上になったり下になったりして作ったものです。 ご参考になりますかどうか分かりませんが、オール手持ちです。

・主人公がいない映像

毎度毎度のことですが、この街角動画シリーズ、主人公がおりません。 もちろん主役という意味ではこの街そのもの、とは言えますがそんな屁理屈をこねるつもりはなく。 友人曰く「カラオケの背景」と。確かにストーリーもくそもありませんね。 ですから映像としてもいまひとつ訴えてくるものがない、私のYouTubeの解決せねばならない課題であります。 夏前にちょっとした映像作品を作ることができるかも、というご縁があったのですがそれは消えてなくなりました。 今の私の技量では売れる映像は作れませんから、それはそれで良かったのかもしれません。 撮影のノウハウだけではなく、編集のノウハウを育てるのも急務なのであります。

・着目点は「スロー」

で。 今回は編集の話をちょっぴり。 動画編集で最も頻繁に使われているであろう「スローモーション」です。 テレビドラマなどで印象を持たせたいシーンなどに使用される、定番の用法です。 今回の「街角動画 浅草寺」では、ほぼ全編を編集段階でスローモーション化しました。 浅草という街の賑やかさと、その中にゆったりと流れる時間を表現できるかな、と思った …と書くとアーティスティックですかね。まあそこまで偉そうなことは考えていません(笑 スローモーションといえば思いつきますのが、最近見た動画ではこちらです。 秦基博 ひまわりの約束(公式) うちのむしゅめが学校で教わってマイブーム中。映画ドラえもんの主題歌になったとか何とか。 ミュージックビデオとしてはオーソドックスな作りです。 イメージ映像と、本人が歌唱している映像を交互に流す。 で、その「イメージ映像」部分が、ほとんどすべてスローモーションとなっています。 音楽性とマッチする、ゆるやかに流れる時間を表現できている、のだろうな、と、思って、しまい、まし、た。 一方で本人の歌唱部分はスローモーションではありません。 もちろん「口の動きと曲とをマッチさせるため」です。スローにしたら口パクにすらならないもんね。 「スローモーション化したイメージ映像」と「そのまんまの歌唱映像」を混ぜても別に違和感はありません。 いや、もしかしたら普通に混ぜ込むだけでは違和感があるのかもしれませんね。 その点このビデオは上手くやっているのかもしれません。 「ちぐはぐしていない」ということになるのでしょう(笑

・スローモーション編集と60p

さて、その「スローモーション」という手法ですが。 私がE-M5 markIIをゲットした大きな理由のひとつにこのスローモーションを滑らかに実現させる、ということがあった。 ということは以前に少し書きました。 具体的には「60p」というフレームレートです。 秒間60コマ・プログレッシブでの記録ということなのですが私にとってのメリットは60フレーム再生のヌルヌル感ではなく、 「秒間30コマの映像を作る際、60pで撮っておけば2倍の時間に引き伸ばしてもカクカクしない」点でありました。 私が仕事で作る映像は、現在もなお秒間30フレームが主体です。24フレームでは作らないなあ。 もっと言いますとフレームサイズも「1280*720px」なんですけれどもその話はいずれあらためて。 で、特定の部位をじっくり見せるためにスローモーションを使用するのです。 具体的にはおっぱいとか太ももとかお尻とかなのですが、今はその話は置いときます。 撮影の際にも被写体には「ゆっくり動いてください」とお願いするのですが、その上で素材を更にスローにしています。 どんだけ遅くしたいのよ、と思われるかもしれませんが、実際の話、等速では早過ぎる状況というのはあるものでして。 上で引き合いに出した秦基博の映像にしても、ひまわりがリアルに風に揺れていたら(映像的には)大変なことになります。

・「フッテージ変換」と「デュレーション変更」

そのスローモーションの方法について、私はだいたい「1秒の映像を2秒に伸ばす」ぐらいの処理をしています。 素材を2倍の時間に引き伸ばす、ということではあるんですけれども、 業務用ソフトでは「時間をx倍に伸ばす」ではなく逆に「速度をxx%に落とす」という表現となります。 1秒の動画を2秒に引き伸ばす(スローにする)場合、「(速度を)50%にする」という考え方をするわけです。 私は「Adobe Premiere Pro」を使っていますが、きっとFinal Cut Proでも同じなはず。 違っていたらすみません。この項目はPremiereの方向けの話になってしまいます(笑 さて、この「速度50%」を実現する方法ですけれども。 私が使っている「Adobe Premiere Pro」において、私が知る限りでは2通りあります。 それがこの項のタイトルに挙げた「フッテージ変換」と「デュレーション変更」なのです。

・フッテージ変換

フッテージとは、平たく言えば映像素材のことです。 これを60pで撮っておけば、30pで映像を作る時、速度50%まではフレームとして情報を持っていますから自然な形で引き伸ばせます。 が、それをそのまま30pのシーケンス(完成品を作っていく「土台」のようなもの。ジグソーパズルの台紙のような)に載せますと、 その時点で30フレームの素材として間引き変換処理されてしまうらしく、本来の60pのメリットは生かせません。 ですので、素材をシーケンスに載っける前に「この素材は30フレーム、50%速度の映像として扱いますよ」と宣言してやるのです。 素材(=フッテージ)のフレームを変換するから、フッテージ変換、というわけです。 メリットは「素材のフレームをキッチリ使うことで滑らかな映像にできる」点だと思います。 デメリットは、少々操作が面倒くさいことでしょうか。まあ慣れですけどね。 1秒の映像を2秒に引き伸ばす→60pで撮っておいて、それを「秒間30フレームだから、2秒の映像ってことでひとつ」 という手法であります。

・デュレーション変更

また、映像素材の速度調整には(私が知る限り)もうひとつ手段がありまして、 シーケンスに載せた素材を無理矢理「この素材は速度50%にする!」と決めてしまう、という方法があります。 この場合、シーケンスに載せてしまっていますから60pの映像も30フレームに間引きされてしまっており、 その上でそれを無理矢理「速度50%」にしますから、フレームが足りなくなります。 足りなくなったフレームは動画編集ソフト(ここでは「Premiere Pro」)がそれっぽいものを自動生成して、埋め合わせるという力技。 この処理を「デュレーション変更」と言いまして、メリットは「操作が(フッテージ変換よりも)ステップが少なく直感的」ということになりますかね。 1秒の映像を2秒に引き伸ばす→60pだったけど30pに間引きしたよ→それを倍の長さに引き伸ばすね→足りない30フレームはこっちで作っとくわ という手法であります。 余談ですがもうひとつ再生速度をコントロールする方法として「タイムリマップ」というのもあるにはありますが、 そちらは「フッテージに載っけた(=既にフレームが間引かれている)素材に対するフレーム補間エフェクト」という意味で、 デュレーション変更と類似しているとみなし、ここでは触れないことといたします。

・どっちがいいのよ

さあここで双方の映像をご覧いただき見比べていただきましょう! …とやれれば良かったのですが、今回は間に合わず。いずれやります。 個人的には今回の比較(60pの素材を30フレームの映像で使用)であれば、あまり差はないなあと思いました。 上の説明をそのまま聞きますとデュレーション変更の方が画質が悪くなりそうな気がしますよね。でもそうでもありません。 私の認識が誤っているのかもしれません。でもソフトの処理能力が高いからかもしれません。どっちでしょ ただ、30pで撮った映像素材を30フレームの完成品にする際に速度50%スローにすると、めちゃカクカクします。 ですから、デュレーション変更時におけるフレーム補間は元ファイルのフレーム内容を参考にしている、のかもしれません。 そのあたり私は詳しくなく、また、さんざん検索してみたつもりですが具体的に解説されたサイトも見つかりません。 中途半端で恐縮ですが継続して検証してまいります。 現状では「30フレームのシーケンスに60pの素材を載せて50%にするぐらいなら、デュレーション変更(&タイムリマップ)で充分」と思いました。 ですが、せっかく10万円もはたいて導入した60p撮影機ですから、やはりフッテージ変換して使いたいですね。 悩ましいところでございます(笑

●今回はこの辺で。

スローモーション話で1回使ってしまいました。すみません。 さすがに動画ネタばかりというわけにもいきませんね。 読者の方々のニーズに合ってるか分かりませんし、何よりネタ切れしてきました(笑 というわけで、次回は写真編といきたいなあと思っています。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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●今回のテーマは「高画質」

みんなー!動画のじっかんっだよー! にっさんみゅーじっくぎゃらりー!ぽっぷたいかようきょく! とぅるとぅーとぅ、とぅっとぅっとぅるっとぅー! それはともかくE-M5 markII関連エントリです。 まさかの初期不良にげきオコスティックファイナリアリティぷんぷんドリームの私でございましたがそれも落ち着きました。 今は3ランクほど下がりまして激おこぷんぷん丸程度であります。可愛いものです。 しつこいな、と思われるでしょうが、これ以上被害者を出したくないということで。 それはともかく今回は「画質」についてです。 なお、今回の記事内容は読み物として掲載するわけですから読者の方に向けた書き方をしますけれども、 解説というより私自身の考えをまとめるために書いているようなものですので、上から目線で教えてやる的な意図ではありません。 あらかじめその点だけ差っ引いてご覧くださいませ。

・今回扱う「高画質の定義」

皆様は「動画の画質が良い(高画質)」と聞いた時、どのような映像を想像されますか。 ピントが合った部分がクッキリ解像し、ボケとのメリハリが実現している動画でしょうか。なるほど、それは高画質ですね。 高感度ノイズが目立たずサラリとした動画でしょうか。なるほど、それも高画質ですね。 解像度が高くて精細に表現される動画でしょうか。なるほど、それも高画質ですね。 ブロックノイズ(モザイクタイル的なもの)などで荒れたりしない動画でしょうか。なるほど、それも高画質ですね。 要は「見る人にとって綺麗に見えていれば、画質が良い(高画質)」なのであります。 が、ここで挙げた例え話の「高画質」は、少しずつジャンルが違うことにお気づきの方もおらるかもしれません。 言ってみますと、 「ピントが合った部分がクッキリ解像~」というのは、レンズの性能やピント合わせの技術によるものですよね。 「高感度ノイズが目立たない~」というのは、センサーの性能とノイズリダクション能力によるものですよね。 「解像度が高くて精細~」というのは、カメラが撮影できる大きさの違いによるものですよね。 「ブロックノイズなどで荒れない~」というのは、データ量の多さによるものですよね。 色々な要因が絡み合って、私達視聴者が思うところの「画質いいなあ(高画質だなあ)」という感想に結びついています。 今回はそれらのうち、最後の「データ量の多さによって決まる高画質」という部分に特化して話を進めてまいります。 映像では一般に「高画質」と言う場合、この「データ量が大きいこと」を指します。 ほら、写真でも言いますよね「『高画素』と『高画質』は違う」みたいな話。あれと似たようなものです。

●ビットレートとは何か

高画質とはデータ量が大きいことを指す、と上で書きました。が、これだけでは説明不足です。 例えば、同じシーン・同じサイズなら「1分間の動画」より「1時間の動画」の方がデータ量が大きい。これは当たり前ですよね。 でも、「1分間の動画が50メガバイト」で、「1時間の動画が100メガバイト」だった場合、どちらがより「高画質」か。 普通に考えれば1分間の動画の方が高画質です。 単純なファイルサイズではなく、時間という要素がありますから、 時間単位あたりのデータ量の大きさ、という動画ならではの指標があるのです。 それを用語で「ビットレート」といいます。 ビットレートの単位は「bps ビットパーセカンド」1秒あたりのビット数、という意味です。 どう書けばいいかな、動画を生成するために1秒あたりどれだけのデータを生成するか、と書くのが分かりやすいかな? まあ、「1秒間の映像がどれだけのデータ量で作られているか」と解釈して差し支えありません。 当然ながら、1秒間あたりのデータ量が大きい=ビットレートが高いほど、画質は良くなります。 言い換えますと、画質を良くしようと思ったら、ビットレート=1秒間あたりのデータ量を大きくすればいいことになります。 ならば綺麗な動画を作ろうと思ったら無制限にビットレートを上げればよいではないか、ということになりますよね。 しかしこれがなかなかそうも行かないのです。 SDカードの容量にも、カメラが処理できる能力にも、再生するパソコンやスマホの能力にも、限界があります。 現実の処理としては「高画質」と「扱いやすさ」で、ベストバランスを探ってビットレートを定めることが大切になってくるわけです。 写真と同じですよね。ブログなどウェブ上に掲載する写真も「高画質」と「データ量」のバランスをとりますから。 また、上記の事情を踏まえて「ファイルフォーマットとしてビットレートの上限を決めている」という例もあります。 avchdは上限約28Mbps、DVDビデオは約10Mbpsでしたっけ、うろ覚えですがそんな感じにガイドラインが決められ、 再生する機械はそのビットレートを処理(再生)できるように規格化されている、というわけです。 そんなわけでカメラの側でも「だいたいこれぐらいのビットレートを上限にして処理しますね」という動画作成処理上のルールを設けています。 カメラのスペック表に書かれている「ビットレート」というのは、「このビットレートを上限として動画ファイルを作成しますよ」という意味です。 余談ながらビットレートは動画のフレームのサイズによっても左右されるものでして、 例えば4K(3840px * 2080px)はフルハイビジョン(1920px * 1080px)よりも多くのデータが必要になりますから、 同じ画質で作成しようと思った場合、フルHDよりも4Kの方がビットレートが高くなります。 この話を前提として、次に移ります。

●All-IntraとIPB

・All Intraって何よ

さて、今回のOM-D E-M5 markIIには、オリンパスのマイクロフォーサーズ機として初めて「All-I」と呼ばれる方式が導入されました。 メーカー公式サイトの仕様に、このように記載されています。 alli この「ALL-I」もしくは「A-I」というのは「All-Intra」の略、読み方は「オールイントラ」ですけれども、 秒間30であれ60であれ、それらのコマがそれぞれ1枚の完成画像で出来ており、 それらの画像をパラパラアニメのように見せる、という方式なのであります。 「1枚の完成画像で出来ているコマ」を「イントラフレーム」と言いまして、「全てのコマがイントラフレームだからオールイントラ」 というわけです。 これが「プロ向けの仕様」だと言われておりまして、コンシューマー機では実はあまり搭載されていません。 キヤノンの上位機種や、マイクロフォーサーズで言いますとパナソニックでもGH・GX等の上位機種に限られておりまして、 例えば我が家のパナソニックGM1には採用されておりません。 また、業務用映像機器トップメーカー・ソニーのαに採用されていない事はメーカーの考え方の相違という意味で興味深いものがあります。 いずれにせよ「全てのコマが完成画像(イントラフレーム)で出来ているから、オールイントラ」 これがオリンパスOM-D E-M5 markIIの高画質を象徴する大きな要素となっております。 (今回はMotion JPEGの話は置いときます)

・IPBって何よ

All-Intraは、完成した1枚絵をいっぱい重ねてパラパラアニメにして見せる方式である。 この説明をご覧になり、「ん?動画ってコマをパラパラ動かして見せるんだから、完成画像で出来ているのは当たり前だろ?」 と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 実は従来のOM-Dシリーズにおいて、そうではありませんでした。いや、そうなんですけどちょっと仕組みが違いました。 動画とはコマとコマの間が1/30秒とか、1/60秒という世界ですから、実は「連続するふたつのコマ」に、大きな違いはありません。 ですから、ひとつめのコマが完成画像だったら、次のコマは「そこからほんの僅か、何がどう変わったか」だけをデータとして持っていればいい。 そうすれば、データの節約になりますよね。かなりの。 「完成画像ばかり何十枚も何百枚も何千枚も収める」より、「ひとつ隣のコマから変化した部分」だけ収める方が、効率がいいのです。 前者が「All-Intra」、後者が「IPB」と言いまして、つまり動画のデータ圧縮方式において対になる用語なのであります。 コンシューマ向けカメラの圧縮方式としては、現在IPBが主流と言って良いと思います。 ipb 「IPB」は「Iフレーム・Pフレーム・Bフレーム」の頭文字を取ったものです。IBPと表記することもあるようですが意味は同じです。 Iフレームは上で書きました通り「完成された画像・イントラフレーム」 Pフレーム・Bフレームは「差分データだけを収めた、1枚絵として見た時には出来損ないの画像」です。 細かい特徴は省きますが、Iフレームを第1コマ目とし、そこにP・Bフレームがぶら下がるような関係で、コマがグループ化されています。 これをGOP(Group Of Picture)と言います。これも動画性能の解説ページに登場する用語です。 だいたい15コマぐらいずつグループになっているそうですね。 記号で書くと、「IPBBPBBPBBPBBPB」で1GOP、みたいな。 All-Intraは「IIIIIIIIIIIIIII」と続くのです。1コマずつが単独でGOPを構成する、というわけですね。 第1コマ目のIフレーム(完成画像)を皮切りに「ちょっと変わった!ちょっと変わった!ちょっと変わった!」とパラパラアニメしまして、 そろそろ破綻しそうだなというタイミングで次のIフレームが登場!そこからまたちょっと変わった!ちょっと変わった!次のIフレームまで頑張る! と、 その繰り返しというのがIPB圧縮のしくみなのでした。

・All Intraが高画質?

さて、mpeg4の圧縮方式、「All-Intra」と「IPB」について書いてきました。 All-Intraは完成した1枚絵ばかりで出来た動画本来の構造、パラパラアニメ。 IPBは完成した1枚絵から始まり「ちょっと変わった、ちょっと変わった」でデータ節約。 では、私達人間がそれを見た場合、どちらが高画質なのでしょうか。 見比べてみましょう。 All-Intra 撮って出し IPB 撮って出し いかがでしょうか、どちらが高画質でしたか? すみません、正直私には分かりません。同じに見えます(笑

・なぜAll-Intraは高ビットレートなのか

上の表でご覧いただける通り、All-Intraの最大ビットレートは約77Mbps、IPBの最大ビットレートは約52Mbpsとあります。 この数字を単純に解釈しますと「All-Intraの方が、IPBよりも高画質」と読めますよね。 しかし、今回の「高画質とは、画像が荒れない動画である」という前提に照らし合わせますと、ぶっちゃけ一緒です。 とすると、「IPBの52Mbpsで充分綺麗」「All-Intraの77Mbpsって無駄にデータがデカイだけ」ということになりませんでしょうか。 原理で考えますと、今回鳴り物入りで搭載されたAll-Intraが従来からの圧縮方式であるIPBに画質で圧倒できないのも分かる気がします。 All-Intraで画質を上げようと思ったら、全てのコマの画像を綺麗に(つまりデータ量を多く取って)保存しなくてはなりません。 が、IPBで画質を上げようと思ったら、Iフレームだけ綺麗に保存出来ていれば、あとは差分だけですから綺麗汚い関係ない。 一点豪華主義でIフレームにデータ量を割り振ることが出来るIPBの方が高画質、というのは道理と言えば道理です。 理屈を例え話にして、極論をしてみます。 仮に ・All-IntraとIPBで、ビットレートを揃えてみる ・その結果IPBのIフレームは、All-Intraの各フレームに比べて10倍のデータ量を持たせることが出来る という条件で比べるとします。 その時の画質差はどの程度になるか。イメージですからね。 IPBの画質イメージはこんな風です。参考までに500kbの画像です。 500kb All-Intraの画質はこんな風です。参考までに50kbの画像です。 50kb この2つの画像が動き出すとしたら、画質には決定的に差がつきますね。 ですから、All-Intraで記録する場合は、1コマ1コマを綺麗に保管するために、IPBよりもデータ量を持たせなくてはなりません。 つまりビットレートを上げなくてはならない、ということです。 ビットレートの数値で比較しますと、All-IntraはIPBの3倍必要みたいな話を聞きますがその辺は私は詳しくありません。 「All-Intraが高ビットレートで記録!」というのは、 「より高画質が実現する!」ということではなく、「ビットレートを上げないと画質でIPBに太刀打ち出来ない」から、 という理解の方が、ガッテンガッテンなのであります。

●All-Intraの真価

・All-Intra不要論?

そうしますと次に「じゃあIPBで充分じゃんよ、All-Intraって何のために搭載されたんだ!?」という疑問が生まれます。 OM-D E-M5 markIIが目玉機能のひとつとしている割に、何に使うのかサッパリ分かりませんね。 高ビットレートで記録できる、というのは、そうしないと従来の画質を継承できないから、という事情が大きいのです。 データ量も大きくなり、しかもAll-Intra記録の場合は30pまでで、50p・60pでの記録ができません。 だったら何のためにあるんだ、IPBで60p記録で充分ではないか! 実は、その通りなのです。IPBで充分、All-Intraに出番はありません。 誕生日会の記録、運動会の記録、あるいは友達のライブハウスでの演奏の録画など、 コンシューマ向けの日常使いで、All-Intraは不要と断言していいのではないでしょうか。 何だよじゃあAll-Intraなんて意味無いのか、高画質だ…って期待したのに! と、投げ出してしまうのは早い。 All-Intraの出番が無いのはあくまでも「日常使い」の場合において、であります。 やはり搭載されるにはそれなりの目的というか、理由がありますので、それを挙げてみます。

・精細な編集に必要不可欠

公式サイトに「プロレベルの動画編集に対応するALL-Intra形式での撮影も可能です。」という表記があります。 なるほど、プロレベルの動画編集に対応しているのか!だったらAll-Intraにも意味があるな! …しかし、「プロレベルの動画編集」って何だ!? プロレベルの動画編集!連呼しておりますが、ここでは「コマ(フレーム)単位での精緻な編集」のことと致します。 動画といいますと、ホームビデオなんかは撮ったものをそのままHDDレコーダーに保存、タイトルや日付なんかを埋め込んで完了、 ということが一般的だと思います。 が、プロレベルの動画編集というか映像作品の制作ではもっと凝ったことをしておりまして、 撮影した動画データを細切れにして、それを並べ替えたりエフェクト掛けたり、いじりまくるわけです。 その際必要なのが「コマ(フレーム)単位で、動画データを切り出していく」という機能なのです。 All-Intraは全コマが独立した1枚絵ですから、これが容易です。 が、IPBはそうではないのです。 「P・Bフレームは自身が属するGOPのIフレームの存在に依存するため、そこで素材をカットすることができません。 「Iフレームでしか(GOP単位でしか)切り取れない」ため編集点が限定され、All-Intraに比べて使い勝手が悪いのです。 具体的には、テレビ番組やCMなど、秒数までキッチリ制作ルールが定められ、フレーム数まで管理しなくてはならない場合です。 その場合、あと1フレーム切らねば!というようなシビアな制作環境になりますから、フレーム単位で動画素材を加工できなくてはなりません。 また、フレーム単位で場面がどんどん切り替わる、エヴァンゲリオンのオープニング映像みたいな編集にも必要かもしれません。 とにかくマニアックな編集に必要だ、という理解で間違いありません。 逆に言えば、そんなことをしない(私も含めた)大多数の人には、不要な機能ではありますけれども、 今回オリンパスは「OM-D MOVIE」として映像クリエイターにも売り込む気満々ですから、ぜひとも載せたかった、という事なのでしょう。 実は現在は、動画編集ソフトも進化しているからだと思いますが、IPBでもフレーム単位での加工がすんなりできてしまいます。 ほんの数年前の常識がすでに覆されつつあるという、技術の進歩とは恐るべしですね。 ただ、その場合どうしてもAll-Intraに比べて、わずかに画質の劣化が見られるのだそうです。 正直私のレベルでは気付きませんが、映画やテレビの制作の方はそれを見分けるのでしょうね。 プロが求める、プロにしか見分けがつかないクオリティを提供、ですから「プロレベルの動画編集」と。 私も一般公開用の動画編集は散々やっている部類のはずですが、正直申しましてそこまでハードな編集はしませんでした。 今後の経験値上げのために、勉強してみたいところです。

・All-Intraの方が有利な状況

また、これは私の想像で書きますが、All-Intraの方がIPBより適している、という撮影環境があるのではないか、と考えています。 具体的にはこのようなシーンです。動画が用意できなくてすみません。 画面全体に花や葉っぱが細かく広く並んでいて、それらが風でそよそよ動くような映像です。 16963599956_9aa115ae7a_o 秋の紅葉の山間風景とか、竹林を見上げた景色とか、グラビアアイドルが浜辺で飛び跳ねておっぱいばいんばいんとか。 そういう映像は、IPBでは圧縮しきれないでしょうね。「差分を記録」ったって、結局画面全体じゃーん。 それだったらコマごとに完全体の画像を収めるALL-Intraの方が適している、ように思うなあ。 これは検証してみたい!続報をお待ちください(笑

●今回はこの辺で。

長くなってしまいました。執筆にまる2日かかった入魂の記事でございます(笑)ご覧いただきましてありがとうございます。 私の粗知識はここまでです。正直自信がない部分もありますので詳しい解説は他の高度に専門的なサイト様をあたってください。 次回も動画編の予定ですが素材次第、どうなるか分かりません。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
今回の
撮影機材
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●E-M5 markII 動画編の続きです

みんなーどうがのじっかんっだよー! おーびーしー!おーびーしー!ばちょーーん! いちにのさん、おんがくスタート! それはともかくE-M5 markII関連エントリです。 個人的な話になりますけれども、久し振りに動画マンとして最前線に立つことになっておりまして。 それもあって導入を急いだ、という背景がございます。 というわけで、当面の課題を、E-M5 markIIをパートナーとしてどのように解決していくか。 その辺りについて書いていこうと思っています。

・スペック談義は私は性に合わない

私は世間的には「機材買い過ぎ」の部類に入ると思います。 カメラ趣味と写真趣味を別物であると規定したとき、私のことを「カメラ趣味」と見る方が多いのではないでしょうか。 しかしながら、私はカメラ趣味、って言うのかな、機材オタクではございません。これは言っておきたい。 てか、うちのブログをご覧いただければ分かっていただけることです。機材の話なんか、いくらもしていないですよね? では写真趣味なのか?と言うとこれもどうかな。違うのかもしれません。 私にとってカメラと写真は同体、切り離せない存在です。 「カメラは何でもいい、撮れればいいのだ」みたいな発言もネットで目にしますが、本気で言ってるのかそれ? 少なくとも私は「カメラを使って、写真(もしくは映像)を撮る」ということを趣味としているのであります。両方必要。 ですから私の嗜好範囲には「スマホで撮る」は含まれません。あれは私の嗜好ではない。 いきなり話が飛びましたが、とにかく私は「カメラを使って撮る」ことを重視しています。 ですから、自分が使っていない、使う予定がない、そんなカメラに対して興味が湧きません。 今この瞬間現場での撮影において実現できるか、それが重要なのだ。 ですので、以前は食い入るように見ていた噂サイトはここ数年見なくなり、今に至ります。 良い機材のメカの美しさに魅かれる、写真はどうでもいい。 良い写真が撮れさえすれば、機材なんてどうでもいい。 …その両方に、私は同意いたしません。どうでもよくないです。両方必要です。 機材を駆使して良い写真を撮る。それが楽しいのではありませんか。そうではありませんか? まあそんなことはどうでもよろしい。本題に戻ります。 そんなわけで、私は必要とする以外のスペックについて語ることに、淡白です。 新しく出る機材についても、「それ何の役に立つのよ」という観点で見ています。 カメラのスペック「だけ」を重視しているわけではない、ということです。 例えば世間で人気らしいソニーのα7RII、冷静に考えて、何が嬉しいのです? 4200万画素?確かに広告の人は嬉しいかもね。でもそれだけ。 ボディ内手ぶれ補正?α7IIで実現してるじゃん。半分の値段で手に入るよ? 4K内部録画?自分で試したか?コンニャクがひどくて使いものにならないぞ? αのハイエンドマシン、コレクターとして羨ましいとは思いますが無理して手を出すほどではない、私はそう判断しました。 これも余談ですけどね。 で、E-M5 markIIですけれども。 私はこのカメラについて「現場で役に立つ機能が搭載されていて、実戦で役に立つ」と判断いたしました。 ここまで書いておいて何ですが、私はこのカメラを他人にはオススメしません。 高確率で初期不良→販売店に出向いてクレームをつける→メーカーに連絡して交換させる、 そんな七面倒臭いプロセスを必要とするカメラです。 そのやり取りを面倒だと思われない方には、文句なしにオススメです。 が、私はそれを無駄だと思っていますので、上に書きましたとおり、このカメラをオススメすることはありません。 カタログスペックだけでカメラを評価するようなことは、当ブログではいたしません。 自腹で購入して自分の手で触れて、品質も含めて使い心地を自分自身で検証する。 そのスタンスは今後も変わらないのであります。

・ロウ・バジェット動画業界の星

少し前に触れましたが、動画作成の需要というのは写真以上に広がっておりまして。 従来はスチル専門でやってきたカメラマンが動画も撮る、みたいな例はいっぱいあるそうです。 てか、動画もできないと仕事が取れない、という時代だそうですね。 一方で、動画カメラマンが「これからは写真も撮れないとねー」と言われる、なんて話は聞いたことがありません。 写真の存在はそのままに、動画の重要性が増している、ということらしいです。 で。動画の話に絞りますと。 低予算で小さなクライアントの仕事を請け負う場合の動画カメラとして従来君臨していたのがキヤノン5Dシリーズですが、 今はそこにソニーα7シリーズが食い込み、シェアを上げているという現状があるそうです。 この記事をマイクロフォーサーズ賞賛なのだろう、とご覧の方。残念でした(笑 低予算ウェブ広告動画向け機材の新星は、オリンパスではなく、パナソニックでもなく、ソニーα7シリーズであります。 ですが、私は申し上げたい。 このオリンパスE-M5 markIIは、その真価さえ知れ渡れば、α7を追い上げる存在になり得ます。 正直パナソニックが選んだ道は苦しいかと。画質で対抗する戦術ですものね。そうなるとセンサーの差でソニーが選ばれてしまう。 オリンパスは「手ぶれ補正」という、他に追随する者のないブルー・オーシャンを行くことに成功しました。 その上で画質と使い勝手を上げれば正当に評価される。 結果、E-M5 markIIは「動画すげえ」という位置に滑りこむ事になりました。必然と言ってもいいかもしれません。 オリンパスはアプローチの方法を考えれば、もう一度プロユースに食い込める可能性があります。 まあ、アプローチ以前に生産管理ちゃんとやれ、って話ですけどね。今の品質では巷間のプロは絶対に受け入れない。 岩合光昭氏や田中希美男氏や清水哲朗氏みたいな宣伝できる写真家にはまともに動く個体が行くんでしょうけどね(笑 これ、皮肉で言ってるんですからね。メーカーは謝罪しなくてもいいから心のなかで反省し、今後の生産体制を改善していただきたい。

・巨大な敵のひとつ、フリッカー

長々と前振りしました。ここからが本題です。 宣伝用ウェブ動画業界、その末席中の末席にいる私は、カメラひとつで撮り回るような日常を送っています。 そんな中で迎え撃たねばならない最大の敵とは何か。蛍光灯のちらつき、いわゆるひとつのフリッカーであります。 自前の照明すら用意できない、会議室の電灯でお姉ちゃん撮りをしなくてはならない。 ですから、フリッカー対策が必須なのです。 光を自分の自由に作ることが出来る、そんな恵まれた現場はむしろ少ない。私の現場では避けて通れない課題なのです。 このフリッカー現象ですが、こんなの素人の悩みだろ、プロは何とかするだろ常識で考えて…と思う方は甘い。 商業ベースに乗る映像でもフリッカー処理は懸案事項であり、対処すべき重要項目なのであります。 具体例を挙げます。 2014年にTBS系で放映されたテレビドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」、私も大好きなドラマです。 この第7話、江口洋介が裏切るのではないかと察知した唐沢寿明が夜のガーデンで江口洋介と対決するシーン、からの引用です。 このシーンでは、登場人物の背景の丸ボケがずっとチラチラ、フリッカーに類するちらつきをしています。 引用 (TBSテレビ「ルーズヴェルト・ゲーム」より。著作権法で保証されている範囲での引用として掲載) 莫大な予算を投じて制作される地上波テレビドラマですら、それを防ぎ切れない。 そんなフリッカー現象を、ちょっとした工夫で抑え込む方法があれば…

・いままで気付かなかった「まさかのフリッカー対策」

そして実用できそうな対策を見つけました。 何の事はない、フレームレートの変更で対応出来るようでありました。 蛍光灯のフリッカーは交流電源の周波数に従って点滅します。 電球の寿命が近いほどフリッカーは露骨になりますが、現場で蛍光灯を取り替えることができるわけでもなく。 ですので、シャッタースピードを電源周波数に沿わせることでフリッカーを「軽減」するという手法が採られることになります。 東日本は50Hzですので、シャッタースピードを50の倍数分の1にする。 西日本は60Hzですので、シャッタースピードを60の倍数分の1にする。 それがセオリーです。 また、それらに関わらずシャッタースピードが遅いほどフリッカー現象は抑えることが出来ますので、 1/30秒で回すことができればフリッカーを気にする必要がなくなるのですが、現実にはそれが難しいこともあります。 シャッタースピードが早いほど、フリッカー現象が顕著になるから、可能な限りシャッタースピードを遅くする。 遅いシャッタースピードで1/50もしくは1/60にして、1/30に出来るならかなり抑えこむことが出来る。 しかし、それらがすべて実現不可能な状況だったらどうするか。 シャッタースピードの変更には限度があります。映像の明るさ=表現に直接影響するからです。 が、映像表現に「シャッタースピードほどには影響しない」方法がありました。 フレームレートに細工をするのであります。 正直私としては「目からウロコ」でした。何だよ、こんなことでフリッカー除去できるのかよ! 実際の映像はこちらでご確認いただけます。 もちろん、この対策がベストな解決法ではありません。 例えば秒間30フレームで完成させたい動画について、フリッカー抑制のために25pで素材を撮ったとしたら、 差分は編集ソフトが補完することになります。高画質追求の本道からはちょっと外れた解決方法だとは言えます。 でも、この方法がまるっきり無意味だとは思っておりません。 環境的にどうしようもない場合、このまま撮り始めるしか無い場合、役に立つこともあるかもしれません。 最近の動画編集ソフト、特にCC化した後のAdobe Premiere Proにはフレーム補完が目に見えて向上したという見方もあるようです。 裏技的ではありますし、万人に通用する対処法ではないかもしれませんが、 心のどこかに留め置きいただければ、何かの役に立つこともあるかもしれません。

●今回はこの辺で。

まさかの「フリッカー対策だけで記事いっこ」でした。 フリッカー対策に限りませんが、とにかく現場で上手に運用する方法を挙げていき、以って高品質動画を作る糧としたい。 そう考えております。 次回もE-M5 markIIネタなんですけど、動画にするかどうしようか。これから考えます(笑 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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●今回は動画性能についてちょっぴり

みんなーひさしぶりー!動画のじっかんっだよー! いちばんに!入れるスイッチなんでしょう! ありがとー!ありがとー!らららんらんららんらーん! それはともかく今回は動画についてです。 個人的な話で恐縮ですが、我が家、てか現在の私にとって一眼カメラにおける動画撮影機能は必要不可欠でありまして、 カメラの購入検討に際して、時として写真撮影の性能よりも優先して検討するほどの重点的なチェックポイントとなっています。 プライベートでの家族撮影はもちろん、仕事でも私は動画撮影部隊ですので出番が多々あります。 ですので避けて通ることができない、てかこれを最初に書かずして私がE-M5 markIIの何を書こうというのか!? ぐらいに思っておりまして。 そんなわけで写真より先に動画について、とにかくイッテミヨー

・OM-D E-M5 markIIを導入した最大の理由

このE-M5 markIIは当然ながら旧E-M5を上回る性能を持つモデルでありますがそれに加えて、 上位機種たるE-M1をも上回るという要素もてんこ盛りという、初期不良さえ無ければお買い得なカメラです。 その代表的なウリのひとつが「OM-D MOVIE」と名付けられた動画撮影機能です。メーカーも前面に出して宣伝しましたね。 私はそれを手に入れたくて、E-M5 markIIを導入しました。それ以外の動機は無いと言ってもいいぐらいです。 写真だけならE-M1で充分満足していますので。EVFは緑被りしていますけどね、ってこの話はもういいか(笑) ではその「OM-D MOVIE」という動画クオリティのうち、私が何を重視したか。 それを以下に挙げてまいります。

・我が家のマイクロフォーサーズ機初の「フルHD・60p」

プログレッシブとインターレース

第一のポイントが「フルHD・60p」です。 フルHDというのは1920*1080ピクセル、動画撮影においては現在主流と言っていい解像度のことであります。これはまあ当然の機能、 で、その解像度を「60p」というフレームレートで撮影できることが私には重要でした。 60pというのは1秒あたり60コマ(フレーム)で撮影するということで、「p」とはプログレッシブ、対義語は「i」インターレースと言いますが、 何て書けば分かりやすいかな、毎秒60コマであることは同じなんですけれども、 「i(インターレース)」の方は人の目の錯覚を利用して各コマの情報量が「1920*540ピクセル」と、本来の全画面の半分にしています。 一方で「p(プログレッシブ)」は全てのコマを「1920*1080ピクセル」で録画します。

60pの使い道

人の目は秒間60コマで流れる映像を60コマ全てキッチリ認識することはできませんからパッと見の違いは分かりません。 そう言えばテレビはインターレースですよね。鑑賞するには「i(インターレース)」で充分ということです。 じゃあ「p(プログレッシブ)」は何に使うのよ、となりますが、これはもちろん「編集のため」であります。 ところで、みんな大好きYouTube、従来は秒間30コマまでしか対応しておらず、60コマの映像をアップしても変換の上で再生されていました。 2014年の春先だったと思いますが、ようやくと言いますか60コマ再生に対応しまして現在に至ります。 では秒間30コマの映像と60コマの映像を、事前に教えてもらわずに見比べて、どれほどの違いがあるか。 実はそこまで決定的な差はありません。物によっては見分けがつかないかもしれません。 映像は「スムーズに動くかどうか」もさることながらもっと大切なのが「内容」ですから、 見る側はその映像が60コマだからと言って無条件にそればかり見るわけではありませんよね。

もうちょっと具体的に

じゃあ60pなんて意味ないじゃーん、となるかと言うとさにあらず。 上で書いた「編集に有利」なのです。 端的な例としてはスローモーションです。 完成品を秒間30コマで作るとしたら、素材を60pで撮っておけば、最大2倍の長さに引き伸ばしてもギクシャク感がありません。 私の場合は、ですけれども、60pが欲しい理由はまさしくこれです。 スローモーションってそんなに使うものか?とお思いになるかもしれませんね。 ドラマやイメージビデオを見ますと恐ろしく多用されていますので、機会がありましたら意識して見てみてください。 一方でドキュメントや対談、アダルトビデオの本番のようなリアルな動きが大切なシーンでは目立つ形では使われていません。 それらの映像でスローモーションがあるとしたら「再現ドラマパート」か「イメージパート」のようなもののはずです。 とにかく「演出としてのスローモーション」、それを編集で容易にするために、撮影段階で情報量を持たせようということです。 我が家の動画一眼を振り返りますと、 ソニーの全機種(α77・α99・NEX-7・α7R・α7II)が60p撮影可能、 パナソニックで唯一持っているGM1が60i、まあ情報量という点では30pと同じ、 オリンパスはPENもOM-Dシリーズも30pだったそうですが今回待望の60pを搭載したということなのです。

・「一眼動画最強」のオリンパス五軸手ぶれ補正

どうしてパナソニック機を買わなかったか

いやちょっと待て、マイクロフォーサーズ初の60p搭載機はE-M5 markIIではないぞ、パナソニック機はずっと搭載しとる、 と思われたかもしれません。もちろん存じ上げております。 上の項目で「マイクロフォーサーズ初の60p録画機」と書いたのは、あくまでも我が家のカメラの中で、ということです。 それならそれで「そんなに60pが欲しかったのならば、何故もっと早い段階でパナソニック機を選ばなかったのか」 という新たな疑問が出てきます。 これについては私として答えが明確で、「パナソニックはボディ内手ぶれ補正を搭載していない」からであります。 もう少し踏み込んで書きますと「オリンパス機の手ぶれ補正が強力で、最初にそのメリットを享受したため以後対抗馬にならなかった」 ということになるでしょうか。 私の場合、ではありますが、動画撮影のセオリーである「カメラの固定」をあまり行わず、どこへでも手持ちで入っていくスタイルですから、 動画機能が洗練されたパナソニック機ではありますけれども手ぶれを抑えることが出来ないだろう、と検討もしませんでした。 もちろんレンズ側での補正も試しましたが、オリンパス五軸手ぶれ補正の代用にはなり得ないことも体感しました。 そんなに手ぶれ補正が大切ならビデオカメラでいいじゃないか、空間光学手ぶれ補正最強! と思われる方もおられるかもしれませんね。私の環境を踏まえますと、現段階ではその選択肢はありません(笑

60pだけでもダメ、五軸手ぶれ補正だけでもダメ

60pだけが欲しいならパナソニック機にすればいい、でも60pだけが欲しいわけではない。映像を安定させる手段が欲しい。 そんな私が映像を安定させるために絶対必要だったのがオリンパスの五軸手ぶれ補正でした。 もちろん手ぶれ補正が強力なだけでも不足感がありまして。 E-M5・E-M1の動画手ぶれ補正も強力で、私としては充分満足のいくものでしたが、いかんせんフレームレートが30p。

ソニーα7IIも現状では決定打たり得ず

60pと五軸手ぶれ補正、その両立ができるモデルを私は渇望しておりました。 ソニーα7IIがそのスペックを搭載して登場しましたが、α7IIの動画手ぶれ補正は私に言わせれば効いているうちに入らない、 私はα7IIを「Aマウントレンズを使用することを念頭に」運用していましたが、それが良くなかったようです。 オカルトながらEマウントレンズを使うとそこそこ効く気がしますからそれで使っています。 が、それならそれでソニーEマウントにはレンズ不足という致命的な問題もあります。 ということでレンズが充実しない限りはα7IIは私にとっての決定打とならず。 XAVC Sという、私が思うにコンシューマー機最強のフォーマットなんですけれど、それを使えるのに実戦投入に躊躇しています。 もったいない話です。 そんな時に満を持して登場したのが今回採り上げておりますE-M5 markIIなのでした。 私にとって、初期不良さえ無ければベストチョイスですね。

●とにかくサンプルをひとつ

これは作品ではありません、作例、というやつです。 いや作例ですらないな、素材です。 いや素材ですらないな、動作確認です(笑 電車に座って、映像の揺れについてテストしていました。 東海道線を走る特急「踊り子」号です。 33秒間のショットですが、冒頭約8秒は敢えてカメラを揺らして手ぶれ補正とコンニャク現象の確認をしました。 その後の約25秒間は正面の爽健美茶にピントを合わせて、揺らさずホールドする練習です。 車体が古いこともあり、身体もかなり震えましたし揺れました。 その上でこの程度に抑えることができるなら私としてはひとまず上々かな? 扱いに慣れてきたらもっと良い持ち方が出来るはずで、スタビライザーいらずの状態に出来るかもしれません。 が、やはりストラップは必要か。首から掛けてガッチリ固定したいですものね。どうしようかねえ。

●今回はこの辺で。

動画記事が長くなってしまいました。後半は次回掲載します。 とにかくまだ「試し撮り」の段階ですし、まだまだ手に馴染んでくれません。 ですから、この記事と次回記事をもってE-M5 markIIの動画性能を語り切る、などと偉そうなことを申すつもりは毛頭ございません。 今後、チャンスがあれば動画についても採り上げてまいります。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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●この記事は「前半は甘口、後半は辛口」

今年はじめに発表され、CP+で注目を集めた後発売された、オリンパスのマイクロフォーサーズ規格レンズ交換式デジタルカメラです。 公式の表記に倣いまして「まーくつー」の部分は「markII」と、ローマ数字の代わりに便宜上アルファベットの「I(アイ)」をふたつ重ねます。 この記事の後半ではカメラに対してではなくオリンパスというメーカーについて少しネガティブな感想を書きます。 不快な記事になりそうだ、と思われる方はこの先読まれないのがよろしいかもしれません。 DSC07241

●カメラはとても良い

箱から出して手に持った時の感触はとても良いです。OM-Dシリーズでいちばん良いように思います。 塗装と言い形状と言い、満足度の高いものです。 E-M1に慣れている身としてはグリップが無い点が不安でしたが、実際に持ってみるとこれはこれで気にせず使えます。 ところで別売りのグリップは結局買いませんでした。その理由は後半で書きます。 DSC07240

・カスタマイズ向けのボタン類も充実

どのメーカーのカメラにも、使い手自身が使いたい機能を独自に割り当てることの出来る空ボタンを用意しているものです。 オリンパス機はそのボタンを「Fnボタン(ファンクションボタン、の略でしょうね)」と名づけておりまして、 その数が「いかにカスタマイズ性が高いか」を示す重要な要素になっています。 E-M5markIIにはそのFnボタンが4つ搭載されており、また、それ以外にも任意の機能を割り当てる事ができるスイッチが4~5つあります。 絞り・シャッタースピード・露出補正は前後ダイヤルに任せるとしまして、その他によく操作したい項目といいますと、 私としては「ホワイトバランス」「ISO感度」「AF/MF切り替え」、あとはオリンパス機特有の機能として「ハイライト&シャドーコントロール」 そのあたりを直接呼び出せれば充分ですので、E-M1の時も実はボタンが余っていたという(笑 今回もそんな感じですね。まあ足りないより良いです。満足しています。 DSC07242

・ストラップはつけない方がいい?

実はこのE-M5 markII、我が家のカメラでは初めての「バリアングル液晶」搭載機であります。 従来から我が家にあるカメラは「チルト液晶」です。背面液晶がパタンと持ち上がるタイプ。左右には動きません。 今回のバリアングルとは、左右にもパタンと開く背面液晶です。 これによって例えば縦位置撮影の際にも背面液晶が有効に動きます。チルト液晶では出来ないことです。 それだけ違いがあるならバリアングル液晶の方が使いやすいか?と聞かれるといやあどうでしょうね。 私の用途にはチルト液晶の方が合っている気がします。慣れの問題もありますから今後の課題でしょうね。 ただ、液晶を開いた状態で見やすさを考えますと、ストラップは邪魔になりますから無い方がいいのかも。 というわけで、しばらくこの写真のような状態で使ってみようと思います。 私の周囲だけでもストラップ無しでカメラを使っているプロカメラマン氏がいまして、その方のカメラが傷ついているかというと全然。 何年も使っているはずなのにとても綺麗です。かえって大切にするのかもしれません。 個人的には背面可動液晶の使いやすさにおける現時点での頂点はα77・α99の「3軸チルト液晶」だと思っています。 それを真似せよ、とは思いませんが、より良い解決法があればいいですね。 DSC07243

●写りも上々だと思う

写りも良いですね。E-M1で感じたザラザラ感も抑えめです、これはセンサーの違いということなのかな? 噂レベルではソニーセンサーだとか言ってますけど確定情報ありませんよね? EM520007 この話をするのにこの写真は適切ではありませんが、ホワイトバランスも悪くないように思います。 従来のオリンパス機、特にE-M1が苦手にしていた(と私が勝手に思っている)「日中の屋内で、太陽光が差し込んでいる状況」などでも、 ソニー機に対抗できるぐらい向上しているのかもしれません。 EM520006

●メーカーの生産管理に物申す

さて、ここまでは良いことを書いてきました。ここからはちょっと字面の悪いことを書きます。 今回私は某大手家電量販店で購入しました。新宿西口に本店を構える、あの大手チェーンです。 が、見事にやられました。初期不良です。 トラブル発生時に撮っていた映像ファイルをそのままYouTubeにアップしました。 2:50ぐらいから再生していただきますとどんな症状だったかご覧いただけます。 YouTubeページにも書きましたが、突然ボディが大きくブルブル震え始め、止まらなくなるというトラブルです。 購入したお店に引き返し、上の映像を見せたら「これは初期不良ですね」と一発で話がつきまして、代品を用意、と。 予兆はあったんですよね。 お店を出て、近隣の公園に行ってベンチに座って開封、持参していた電池を差し込んで試し撮り。ここでは問題ありませんでした。 いったん電池オフで少し移動し、また撮ろうと思って電源オンしたら「日時を設定してください」でしたっけ、初回起動時にあらわれるメッセージが。 さっきベンチに座った時にやったじゃんそれ。これは内蔵電池が消耗しているのか?いつの在庫だよ、と。 その上で上記のブルブルが来ましたから、これはもう交換してもらうしかない、というわけでした。 その後も少しスッタモンダありまして、そこで私はこのメーカーを信用できなくなったんですけれどもそれはもういいや。

・何度目の初期不良だろう

オリンパスのカメラ、初期不良が多くないですか?うちだけかな? 少し前の記事で書きましたが、我が家のE-M1のEVFも緑被りがひどくて、岡田撮りメインの私も気が滅入るレベルでしたが、 購入当初から緑被り状態でしたので「このカメラはそういう仕様なんだろう、誰だEVFが見やすいなんて言ってるのは全然ダメじゃん」 と思いながら使っておりました。 つい最近量販店に展示されていたE-M1の実機のファインダーを覗く機会がありまして、そしたら普通に綺麗なEVFだったのです。 そこで我が家のEVFが「おかしい」ことが発覚、しかし購入して2年近く経ってしまっておりもはや修理もバカバカしい。 初期不良を見逃していた、ということなのでありました。 更に遡りますと初代E-M5。 ボディ自体は良かったのですが問題だったのは同時購入した縦位置グリップ。 グリップには前ダイヤルが搭載され、ボディとは電子接点でつながりコントロールする仕組みなのですが、 その前ダイヤルが購入直後からまともに反応せず、今では完全に死んでしまっています。 リアルで付き合いがあり、当時私のE-M5をいじったことのある方の中にはもしかしたら覚えていらっしゃる方もおられるかもしれません。 私のカメラの使い方は女性の扱い同様に極めてジェントルでありまして、悪環境の現場にも出向きませんから壊したことなど皆無、 もとから悪かったのだ、と納得させている次第です。 そんな経緯もありましたので、今回のE-M5 markIIの縦位置グリップ(似た構造のもの)に私は不安を持ったので、購入いたしませんでした。

・しばらくの間、私はこのメーカーを推さない

というわけで、我が家のOM-Dシリーズ3機、そのいずれもが購入直後から何らかの問題を抱えていたという話でした。確率高いよね 初代E-M5の馬鹿グリップは「直後は騙し騙しでも使えていた」ので初期不良であることを立証できず、 E-M1の緑被りEVFは「(他と比較しなかったので)こういうものなんだろ」とつい最近まで思い込んでおりました。 ソニーの話をしますとα99の絞り機構不良・ダイヤル機構不良についても同様に「こういうカメラなんだろ」とスルーしていましたが、 1年の保証期間終了間際に点検に出し発覚した、というあたりの顛末は記事にしましたね。 要するに、私がお人好しだということなのです。与えられたものを疑わない、新品は完動するに決まっているという先入観。 リテラシーが足りない、ということなんですけれども、この話、それで終わりにするのも腹が立ちます。 新品で購入したものに対して、何のトラブルも無く動くことを期待することが、悪いことなのか? 第一義的に悪いのは、トラブルを見抜けない私でも、トラブルを見逃す小売店でもない、メーカーではないのか? 正直このブログではソニーにやや辛口な、オリンパスには甘々な口調で記事を書いてきました。 が、それも今日限りだ!「オリンパスは良い物を作る」なんて主観を前提にして物を書くのはやめにします。 ソニーに対して同様、良いものは良い、ダメなものはダメと、是々非々で臨みます。 良いように書いて欲しければ、いやそれ以前に使命として良い物を届ける努力をせよ。オリンパスはその体制が甘いのだ、と私は思います。 これまでは知人から相談された時など「オリンパス良いですよ」と勧めてきましたが、それもやめます。 当ブログをご覧の方でカメラ趣味に興味を持ち、始めてみようかなという方、無難にキヤノンにしておくといいですよ。まじで。

●今回はこの辺で。

後半お見苦しいところをお目にかけました。が、気に入らない点はこうやって残しておかないと。 私はオリンパスを好きでしたが、無条件に崇拝しているつもりはなかった、が、今思えば信者同然だったのかもしれません。 この先しばらくE-M5 markIIを使う記事が続くと思いますが、よりフェアに物を見ていこうと思っています。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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●六本木ヒルズ「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION」

前々回・前回に続き、うちの夏休みお出かけ編をお送りしております。 まるでテレビ局のイベントをハシゴしているような印象ですね。いや印象ではなく事実なのですが。 しかしそれも今回までです。お台場や赤坂に行く予定はございません。 家族連れでごった返しておりますよ。 EM183355

・テレビ朝日アトリウムがものすごいことに

テレビ朝日の社屋の1階外周部分がガラス張りの吹き抜け空間になっておりまして、アトリウムと呼んでいますが、 普段もテレビ番組の宣伝などを行なっているところではありますが夏休み向けでさながらテーマパークのようになっています。 番組ごとにブースが用意されていて、主に「番組のセットを再現したから写真を撮っていってね」という企画のようです。 入口と出口が決まっていて逆流不可の一方通行、その入口しょっぱなに用意されていたのがこちら「徹子の部屋」ブースでした。 自分の順番が着ますと「ルールルー♪」と、あのテーマソングが流れる本格仕様であります。 それにしても徹子さんよく出来てますな。本物かと思ったよ(笑 EM183356 で、「よく出来てますな本物かと思ったよ」シリーズその2、タモリです。 今や街を行き交うパンピー共まで「タモさん」と友達のように呼ぶ押しも押されぬ国民的タレントでありますが、 私としては「タモリ倶楽部」と「ブラタモリ」だけでじゅうぶん満足です。 余談ですがブラタモリ、以前に「今のシリーズはいまひとつ面白くない」と書きました(もちろん主観ですよこれ重要)が、 そう思うに至った理由がふたつあることに気付きました。 ひとつは「掘り下げが甘い」点であります。 地方都市を回るのは良いとして、2週でその都市を語らねばならぬ、その急ぎ足から積む内容にも限りがあること、 地元の案内人が「タモリさんここはどういうことか分かりますか」と聞きタモリが「たぶんこういうことじゃないですかね」と返す。 案内人が「さすがですね」と返し、以降はその答え合わせ。という流れですよね。 これがタモリの勝手知ったる都内のスポットですとちょっと事情が違いまして、 案内人が「タモリさんここはどういうことか分かりますか」と聞きタモリが「これはこういうことですよ」と返す。 案内人が「さすがですね」と返し「ではその上でここがこんな風なのはご存知でしたか」ともう一段深く掘り下げる、 というように違いがあるように思います。旧シリーズですと地域を絞ったので放送時間にも余裕がありましたし。 今のシリーズは「ふらりと日帰り旅行に行った結果大量に積み残した」というように見えまして。まあ、私の主観です。 もうひとつは「自分が行ったことがないところだから」であります。 自分が知らないから興味が薄いんだろ、と聞かれると正直反論できません。 ひとつめの理由で延々書いといて結局それかよ(笑 真面目な話をしますと、 従来ブラタモリを見ていて「よしゃ、次はそこへ撮りに行ってみよう」と触発されていた部分も大きいですので、 題材が全国に広がると「撮り歩きネタ帳」的な楽しみ方はできなくなりますね。 え?東京に住む者の傲慢だって?そうかもしれんね EM183358 他局の話が長くなりました本筋に続けます。 こちらがアトリウムでも最大規模の大きさだった「相棒」ブースです。正確には「相棒ブースの一部」です。 今秋新シリーズが始まり、その相棒は反町隆史であるらしい。ここでも大々的に宣伝していました。 そう言えば水谷豊は前シリーズでなるほどくんの悪行を見抜けなかった責任で左遷したとか何とか。 今回はあれですかね、警察犬飼育施設に勤務している水谷豊を反町隆史が迎えに行くところから始まるんでしょうか(謎 EM183372 アトリウムのいちばん奥、出口の脇にあったドラえもんブースです。 のび太の部屋が再現されていて、記念写真を撮って行ってね、と。 無料ということもありこちらも行列でした。 テレビ朝日はアニメ作品も多く放送していますが、ここではひたすらドラえもん押しでしたね。 EM183361

・ええい、六本木ヒルズの営業担当は化け物か!

テレビ朝日を離れます。 今、六本木ヒルズの森ギャラリーではガンダム展をやっているんですね。 機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM 以前もどこかでやっていましたよね。それの巡業が回ってきたということなのかな?行ったことないから分かりませんが。 いずれにせよ、引っ張りだこの企画展でしょうに夏休みのこの時期に誘致したというのは大したものです。 私がエレベータの前を通りがかった時には「30分待ち」というプラカードが掲げられていました。なかなかの人気っぷりです。 EM183352

・ようやくお昼ご飯

そんなこんなで、ようやくお昼ごはんです。 毛利庭園の周辺がフードコートになっておりまして、そこで買ったスナック類をいただきました。 サントリー関連の会社が出店しているようでありまして、プレミアムモルツであります。 そう言えば私は六本木ヒルズで席に座って食事をとるのが初めてか、かなり久し振りです。記憶に無いなあ。 写真は撮りに来るんですけどね。お金をあまり落とさない不良来場者の本領を発揮しておりましたが、それも返上です。 EM183376 庭園の中では池の上にお店が設営され、そこでバーベキューができるようでした。テーブルごとにコンロがありましたね。 ちょっと並んでいたのですが列が進まず、また、ひとり3800円という価格に尻込みし、何より90分制ということで、 行列やら待ち時間やらでさんざん時間を消耗していたところに加えて「食事で90分過ごす」というのもアレだなあと今回は断念、 でも帰宅してから振り返るに、やっぱりこっちに行ってたら思い出作りができてたのかもなあ、と残念にも思いました。 チャンスがあるならオフ会でも考えてみますかね。でも暑いしなあ(笑 EM183378

●今回はこの辺で。

長々書いてしまいました。すみません。 冒頭に書きましたとおり、テレビ局のイベント行脚はここまでです。 テレビ番組のキャラクターを活用し、さながら遊園地のようなイベントをしますから、うちも含めて家族連れで賑わってもう大変。 でも、それらの賑いからちょっと外れたエリアは静かで、見るからに高級な品物を扱うお店が普段通りの佇まいを見せています。 この「日常と非日常のギャップ」みたいなものが、歩いていて興味深く感じた点でした。 よく考えたらそもそもこの場所は「富裕層のテーマパーク」みたいなものでしたね(笑)失礼しました。 次回はまた別のネタを掲載する予定です。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m EM183326
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