ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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2014/05/01 Thu 12:00 マイクロフォーサーズ
特に初心者の方にご覧いただくことを想定したシリーズとなります。
スマートフォンやコンパクトデジタルカメラからのステップアップとしてレンズ交換式デジタルカメラを初めて手に取った方に対して、
私はこんな風に使ってます、というのを作例付きで示す、という趣旨の記事です。
同コンセプトの記事を、ユーザータグ「初心者向け」にまとめてありますので、よろしければご参照ください。
今回は上野駅です。少し前、てか冬に撮った写真ですので写り込んでいる人物が妙に厚着です(笑)

上野駅13番線の名物と言えばやっぱりトイレ寝台特急の発着ですよね。
夕方以降、寝台列車が発車する時刻が近づいてくると、どこからともなくわらわらとカメラを持った人たちが集まってきます。
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が、そのような風景も、あと数年しか見られないのかもしれません。
2014年には「あけぼの」廃止、
2015年には「北斗星」が臨時化されて繁忙期のみの運行となるらしく事実上の廃止、
2016年には「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」が廃止となるようです。
北海道新幹線の開業によって、青函トンネルを走る在来線列車が一斉リストラになるようなものです。何とか存続できないものか。
あれ?JR北海道の急行が走ってなかったっけか?そっちはどうなるのでしょうね。
EM501067

私は「北斗星」に二度乗ったことがあります。これは後々自慢できることになると思っています(笑)
廃止になる前にもう一度乗りたい、と思っていますが実現するかどうか。
これから先、どんどん予約は取りづらくなるでしょうから。
EM501064

今、上野駅に、札幌行きの列車がとまっている。
そう思うだけで私はおしっこをちびりそうになるほど震えるんですよね。
EM501113

廃止の予定になっているのはものすごく残念なことなのですが、一方で仕方ないことなのだろう、とも思います。
車体を見れば分かります。老朽化が著しく、だましだまし使っている状態なのでしょう。塩害も無視できないでしょうし。
成田エクスプレスの先代253系も、末期はよく見たらサビが浮いているような状態でしたので、鉄道車両の宿命なのだろうと思います。
EM501062

見学する人も多く、近づいて写真を撮るのも一苦労、というあんばいです。
EM501089

うーん、やっぱり乗りたいよなあ。
この日の北斗星は大盛況の様子でした。
明らかに「今日は空いているなあ」と感じられる日もありますので、予約状況も日によってまちまちなのかもしれません。
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小さな子どももこの列車にはロマンを感じているのかもしれませんね。
EM501096

今回はこの辺で。やはりもう一度乗りたいですね。予約頑張ってみようかな。
え?この写真のどこが「初心者向け」なのか、って?
使用したレンズはキットレンズ「12-50mm F3.5-6.3」です。でもそんなことはどうでもよろしい。
言いたいことはひとつです。「感慨を込めて撮ろう」ということであります。
ただ「綺麗だから」という理由で撮る他にも、撮っておきたいもの、撮るべきものはあるのではないか、ということであります。
北斗星ではなくて例えば「孫と遊ぶおじいちゃんおばあちゃん」に置き換えると伝わりますでしょうか?
そのためにも、カメラはいつも持ち歩くべき、なのだろうと思っています。
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m

今回登場した
撮影機材
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2014/02/11 Tue 21:52 マイクロフォーサーズ
特に初心者の方にご覧いただくことを想定したシリーズとなります。
スマートフォンやコンパクトデジタルカメラからのステップアップとしてレンズ交換式デジタルカメラを初めて手に取った方に対して、
そのお手元にあるカメラを使って何ができるのかを説明する
…のではなく、
こんな楽しい生活を送ることができるんですよ!
…でもなく、
私はこんな風に使ってます、
というスタンスで行こうと決めました(笑)

説明臭いのは柄ではないですし、営業じみた宣伝文句を並べるのも違うような気がしてきました。
やはり「私が楽しんで使っているところがブログから伝わり、その結果として多少なりとも影響を受けてカメラを使ってみる」
という方が増えることが、やはり私としても嬉しいですね。
しかしそれは要するに他の記事とやる事は同じ、ということでもありますので、
初心者向けの体裁でどこまで差別化できるかが今後のポイントだろうと思っています。

というわけで、今回は初心者向けを冠した街撮り、上野編となります。
OMD01022

日常の習慣で夜の街撮りばかりなのですがこれだけやっていますと下手なりにスタイルが固まってきまして、
いつもだいたい似たテイストで撮るようになってきています。
これを作風と言うと格好いいですが、同時に他の撮り方ができなくなりつつある自分というのも感じていまして、
メリット・デメリット共に内包している感覚です。
OMD01027

上野駅の「パンダ口」です。
駅の東西を渡す歩道橋を「パンダ橋」といいまして、そこに直結する出口だからパンダ口。パンダ橋口だったっけかな?
だからというわけではないでしょうが、巨大パンダも鎮座しています。夜はちょっと不気味ですね(笑)
OMD01011

居酒屋のちょうちんを、赤の鮮やかさを強調して撮りました。
赤を強調しようと思った時、私は通常よりもちょっと暗めに撮るようにしています。
結果ちょうちんの向こう側が暗過ぎて全然見えませんが、この写真の主役はちょうちんの鮮やかな赤ですのでそちらが生きるなら気にしません。
余談ですがビビッド系の設定にすると赤が平坦になってしまうので私は使わないようにしています。
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同じくちょうちんを撮ったのですが、こちらはモノクロです。
モノクロとはモノクロームを略したもので、白黒を格好良く言い換えたものです。対義語はカラーです。
写真の歴史の前半はモノクロであり、その時代なりの撮り方があったはずですが、私はその域に達しておらず真髄を語ることはできませんが、
現代ではまあ「アートフィルター」的な、何となく格好いい、という認識で使っていてバチは当たらないと思います。
同じところをカラーで撮るよりも写真が引き締まるように思います。
この写真だとちょうちんに書かれている文字「やきとん」があっちを向いていてよく分かりません。
ここで「やきとん」が正面を向いていたら、それはそれで説明的だと思われるかもしれません。
写真にセンスが問われることがあるとすればこういった部分も挙げられると思います。
基本的には馴染むのが先で、普通に撮り歩くので充分なのですが、
慣れてきたら少しずつ、被写体の向きなどにも気を回していくと上達が早いのではないかと思います。
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上野駅に近い、ガード下あたりを撮っています。通りの往来が途絶えるのを待って撮りました。
こちらは黄色を強調しようと試みました。カレー屋さんの看板を目立たせようというわけです。
OMD01046

歩道橋の上から、手すりにカメラを置いて撮りました。
シャッタースピードを長くするほど、車のライトが光の跡を描きます。シャッターが長いほど光跡も長くなります。
その場合カメラが動かないようにするのが大切なのですが、これが意外に難しいのです。
手ぶれ補正に頼らない方法でカメラを固定しようと思ったら定番グッズとして三脚があるのですがそれを日常持ち歩くのは大変ですよね。
そんな時は、そこらへんにあるものを何でも利用します。手すりは真っ先に思い浮かぶカメラ置き台です。
ただし、カメラを落とさないように気をつけなくてはいけませんが。私はストラップをしっかり握って撮っています。
OMD01020

今回はこの辺で。
特に撮りたいものを決めずに撮り歩くことが多いのですが、それなりに収穫があったと思っています。
周囲の評価は分かりませんが(笑)自分が納得できればいいのですよきっと!
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m
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2014/02/07 Fri 21:48 マイクロフォーサーズ
前回に続き、初心者の方にご覧いただくことを想定したエントリとなります。
今回は当サイト的な街撮り、特に夕方以降の暗くなる時間帯の作例をご覧いただこうと思います。

街撮り、と言うと何やら特殊な雰囲気に聞こえますが、何の事はないカメラを持って街に出ていき、その風景を撮るだけです。
気の向くままに歩き、目にとまったものをどんどん撮っていきます。
普段歩き慣れているいつもの場所でも、行ったことのない未知のエリアでも、
とにかくカメラを持ち歩く。キモはこれですね。

カメラを持ち歩くと言えば、先日某価格比較サイトで見かけたのですが、
これから初めてレンズ交換式を持とうかという20代の女性が、機種をPENに絞って、
「E-P5」か「E-PL6」か、どっちにしようかな?みたいなトピックがありました。

見た目はE-P5が良い、だけど高価だからその後レンズの買い増しが困難、
E-PL6なら比較的リーズナブルだし自分撮りもできる、だけどE-P5と比べるとチャチなのがちょっと…
さてどっち?というような内容の掲示板だったのですが、
書き込むことは無いのですが私だったらどちらを勧めるかな?と考えた時に、
しばし悩んでE-P5かなあ、と思いました。

セオリーから言えば、画質は同等なのですからレンズの短期間での買い増しまで視野に入れてE-PL6なのでしょうけれども、
スレ主の女性はE-P5の外見や質感をとても気に入っている様子でした。
だったら悩むことはない、E-P5だろうなと。

ここで上の話がつながってくるのですが、どんな写真を撮るにせよカメラを持ち出すことが重要で、
撮りたいと思うものがあってもその時カメラが手元になければ意味がありませんので、
自分で気に入っていないから日常持ち出すのも億劫になる、ということはもったいないですよね。
女性なら自分の持ち物にそれなりに気を使うでしょう。
その意味でも自分で納得できるチョイスをして、気に入って持ち歩くべきだと思いました。
入口はファッション感覚でいいんですよ。カメラを持ち出すことが日常になることが大切なのだと思います。

件の掲示板では「とりあえず安いボディにして、いずれE-P5に買い替える」と言う点にも言及されていましたが、
それこそもったいないような。最初からE-P5を手に入れて、レンズを買い増した方がトータルで安上がりな気がします。
レンズの買い増し資金なんて、本気で欲しいと思っているなら何とかなるものです。特にマイクロフォーサーズならば。

…と思って下まで読み進めてみましたら、
結局E-PL5を購入しました!満足!みたいなレスがついていました。
色々見比べているうちに目が慣れてきて、リーズナブルな方を選択した様子でした。
画質は同じだし、まあ正解なんだろうなあ~と思った、というオチで(笑)

さて、余談でした。
そんな記事を読ませていただいたり、仕事で会った女性の方が私の持っていたミラーレスに異常に興味を示したりしたので、
それにも触発されてここから先は「一眼デビューしようという女性向け」を意識した記事を書いてみようと思います。
そんなわけで今回は街撮り作例、丸の内編です。
綺麗な風景だなあと思ったら、とりあえずシャッターを切る!と。
EM5Q0681

マネキンが印象的なお店の前で撮ってみました。
こういう写真を撮る場合、私達が意識しなくてはならないのは、地面に対して斜めにならないようカメラを向けることです。
「水平をとる」という表現を使うこともあります。
EM5Q0689

こちらが「微妙に水平をとれていない写真」の例です。
また、中央付近を歩くOLのシルエットが主役、のはずなのですが、ちょっと遠くて主題が明確ではないですね。
こんな時、レンズがズームレンズだととっさに望遠に回して大写しに撮ればいいですし、
単焦点をつけているなら自分が歩いて近寄っていけばいいことになります。
一般論では、「単焦点をつけて自分が動く=上達への近道」と言われていますけれども、
とりあえずは手持ちのレンズでできることをすれば良いと考えます。とにかく撮り慣れることが第一です。
EM5Q0694

時として、カメラを90度傾けて撮ってみます。
これを俗に「縦位置」といいます。
カメラを横に倒すのに「縦位置」です。あくまでも出来上がりの写真の向きを基準に考えるということです。
縦位置で撮ると、上下方向のダイナミズムを表現できます。
EM5Q0696

当ブログでもさんざん撮ってきた構図ですが、ここであえてまた撮って掲載します。
目にとまったものを撮るという姿勢で良いと思います。
まったくの私見ですが、一眼デビュー女子に丸の内は意外にオススメです。
理由は次に述べます。
EM5Q0699

東京駅丸の内駅舎のドーム天井です。
この場所は既に観光名所になっていまして、行き交う多くの人がカメラを向けて見上げています。
さて、先日デジタル一眼レフを初購入した私の友人がカメラ散歩にドはまりしまして談義に花が咲いていたのですが、
「街なかでカメラを取り出して撮ることに、まだ抵抗感がある」という話になりました。
そりゃそうですよね、私も場所によってはまだまだ抵抗感アリアリです。
しかし、街撮りはカメラ趣味の初期から楽しめるテーマですから、せっかくだから色々撮ってみて欲しい。
そこで丸の内がオススメ、という話につながります。
丸の内一帯、特に東京駅~有楽町駅の間は平日から観光客が多い=カメラを取り出している人が多いですから、
街撮りにちょっと躊躇している一眼デビュー女子にも最適かと思います。
逆に銀座は慣れるまでちょっとハードルが高いかもしれません。
銀座はファッショナブルな女性も多いですから、最初のうちはそれに気後れする可能性があります。
苦手意識をもってしまうことなく、楽しい記憶を積み重ねていって自分の趣味にしてしまいましょう!
EM5Q0707

長くなりました。要するにですね、

・写真は撮ってナンボ、カメラは持ち歩いてナンボ
・だから、自分の気に入ったカメラを持ち歩くのが良いのでは
・街撮りは最初から楽しめるテーマです
・街なかでカメラを取り出すのが恥ずかしいうちは、定番の撮影スポットを回るだけでもいい

ということが言いたかったのです。
技術向上や理論、設定云々は後回し、まずは楽しんでカメラを手に馴染ませる方が先かなあ。
ほら、恋愛なんかもそうじゃないですか(笑)まずは自分たちが楽しまないと!みたいな。知らんけど。
前回の記事よりも、こっちの記事を先に書くべきだったかもしれません。

初心者向けを意識した記事は当ブログでもそれなりに需要があることが分かりましたので、
断続的にでも掲載していきたいと考えています。
ここで書く記事が実際に参考になるかはともかく「一眼デビューしたての人にも気軽に読める記事」それ自体に存在価値があるはずです。
よろしければぜひご感想をお寄せください。当ブログのコメント欄でもTwitterでも結構です。
疑問にお答えする、のもさることながら、雑談のノリが嬉しいです。

書き忘れました。今回の写真はすべてすべて「OM-D E-M5 + M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ」で撮りました。
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m
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2014/02/01 Sat 23:45 マイクロフォーサーズ
久々にオリンパスの名機「OM-D E-M5」関連エントリとなります。
今回はお便りからご紹介します。
少し前に掲載した記事にいただいたコメントからの抜粋です。
同じ方からいただいた複数のコメントからつなぎ合わせたものですが、趣旨を違えるようなことはしていません。

>今までデジカメやスマホで撮影していたのですが、つい最近EーM5を購入。
>全くの初心者で絞りやらシャッタースピードやら何もかもわからず
>どのモードが良いのか?すらわからず状態でして…
>考えたら、全くの初心者なんだからオートからスタートなのにと…

コメントありがとうございます。一応ことわっておきますが自作自演ではございません(笑)
まず、初のレンズ交換式にE-M5を選ばれたそのチョイスが良いですね~。
OM-Dは、私達のような素人にも優しいプレミアムミラーレス!なのです!
しかも、先日ファームアップ(カメラ内プログラムのリニューアル)が行われました。
発売後2年近く経過し、代謝の早いデジタルの世界ではそろそろ次モデルの影がちらついてもおかしくない頃なのですが、
まだまだE-M5はバリバリの現役モデルでございます。
EP500338

で、使い方のコツというか取っ掛かりですよね。
撮影時にカメラでいじる設定項目がとても多いですので、その全てを把握するのは大変ですし、
何よりみんな「全ての設定項目に、撮影の度に変更を加えて」撮っているわけではありません。

スマホやコンデジから「レンズ交換式」に乗り換える時、人はレンズ交換式に何を期待するか?
きれいな写真、というと当たり前のように聞こえますが何やら漠然としていて具体性がありません。
例えば「ノイズの少ないクリアな写真」ということであれば、コンデジでも最近は綺麗に撮れますからレンズ交換式である必要はありません。
やはりレンズ交換式を使う以上、スマホやコンデジでは味わえない写りを期待するわけですが、それは何かと尋ねたら。あーベンベン。
やっぱり「ボケ」だと思うのです。

スマホやコンデジより写りが良いことを期待してレンズ交換式を始める

スマホやコンデジでは得られない写りの代表格が「ボケ描写」である

一方、カメラの設定等は慣れないうちは混乱して覚えづらい

スマホやコンデジとは一味違う写りが実現し、かつ、最小限の操作で「慣れていく取っ掛かり」にするには?


ということで、
当ブログ的な「使い始めの入口としてこんな風に始めてみてはどうでしょう」ということを書かせていただきます。
結論を先に書きますと、
1:「A(絞り優先)」モードの使用
2:写真の明るさは「露出補正」で調節する
3:AFは「中央一点」のみ使用
という感じです。
OMD00347

1:「A(絞り優先)」モードの使用

Aモードですと「F値」というのを(レンズごとに限界はありますが)自由にいじることができます。
それを最小値にしますと、例えばこのように、背景をぼかして立体的に見せることができます。
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私はこの「ボケ表現」を写真を撮る際の大きな要素と思っています。
ボケない写真であれば、それこそスマホでもコンデジでも撮ることができますので。
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カメラで設定できる項目というのは大変多いのですが、その中でも特に重要な項目、
「ISO感度」と「WB(ホワイトバランス)」は、とりあえずオートに設定します。
それぞれの意義が分かった時には自分の意思で数値を変えるのが良いのだと思いますが、
今回は「Aモードを使用して『絞り』を把握する」という趣旨で話を進めています。

2:写真の明るさは「露出補正」で調節する

多少なりとも写真関連のウェブサイトや書籍を見ていますと、「露出」という言葉が出てきます。
「露出」という言葉は「写真の『明るさ』という言葉を言い換えたもの」と考えて問題ありません。
写真の明るさとは、「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度(いそかんど)」の三要素をいじることによって決まります。
ただ、その三つをいつも人間が把握しているというわけではありません。カメラ任せ(オート)にする部分が出てきます。
以下、大雑把にまとめます。
名称未設定-1
ということになります。

カメラは「まあこのぐらいが無難なだろ」という明るさを測る機能を持っています。
私達が時として何も考えずにシャッターを押した場合でも、そこそこ見られる無難な明るさに写るのは、この機能のおかげです。
「M」モード以外の「カメラ任せにする部分」がある場合、カメラはその「無難な明るさ」で撮ろうと試みます。
さてここで「M」「S」「A」「P」「AUTO」それぞれで人間がいじることができる要素を、手動ですべて明るくしたとします。
その時、写真の明るさはどのように変わるのか。それがこちらです。
名称未設定-3
今回はAモードだけに限って話を進めますが、

「Aモード」で「絞り」を調節しただけでは、写真の明るさに変化は無いということです。
絞りをいじって明るくしようとしても、カメラが「シャッタースピード」「ISO感度」を自動的に調節して、同じ明るさを維持しようとするからです。

ですので、私達が写真の明るさを変えるためには「別途、カメラに『今回は明るく撮りたいんだ』と意思表示する」必要が出てきます。
それをやってくれるのが「露出補正」という機能です

この露出補正とは、「写真を明るく(暗く)してくれ!」とカメラに指示するというもので、
ここで明るく(露出補正プラス)とか、暗く(露出補正マイナス)とか指示しますと、
カメラが自分に任せられた三要素(Aモードなら「シャッタースピード」「ISO感度」ですね)を、明るく撮れるように調節してくれるのです。
いわば「明るさ変更をカメラに頼む代行業」みたいなものですね。

3:AFは「中央一点」のみ使用

余談になるのかな?こちらは「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」が写真に与える影響です。
名称未設定-2
これらの性質を逆用して、写真表現に生かしていくわけです。
今はAモードの話になりますが、絞りを明るく(=F値を小さく)しますと、それだけボケが大きくなるわけです。
これが冒頭で書いた「スマホやコンデジでは味わえない、レンズ交換式ならではの表現」ということにつながります。

さて、その「ボケ」なんですけれども。
「ボケ」は、ピントを合わせた部分の手前と奥に、離れていくほど大きくなります。
ピントを合わせた部分とはその写真の主役ですから、その部分はピシっと綺麗に写り、その前後がボケることによって、
主役が引き立つ効果が望めるわけです。
この写真で言うとゴディバの缶にピントが合っており、後ろの間接照明がボケていることでゴディバが浮き上がって見えるわけです。
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この場合、ボケの加減も重要ですがもっと大事なのはピントを合わせた部分がクッキリはっきり写っていることでして、
ピントをちゃんと合わせることができるようになるのが、写真の見栄えを格段にアップさせます。
OM-Dならは画面中のいろんな場所に「ピントを合わせる点」を移動させることができますが、
さしあたり「ああ、ピントが合うとこんな写真になるんだ」ということが実感できるまではど真ん中の一点で試すことをオススメします。

ピクルスのスリッパですが、正面を向いている方にピントがしっかり合っていて、モコモコがちゃんと描写されています。
真っ先に見る部分にピントがしっかり合っていると、写真自体が引き締まって見えるものです。
この写真の出来はともかく(笑)
OMD00356

ピントをしっかり合わせて、それ以外の部分をぼかしていく。
それが当ブログ的な「レンズ交換式を手にして最初に挑んで欲しい表現」であります。
余談ながらボケを得やすい四要素というのがありまして、
●開放 絞りは明るい(F値は小さい)方が、よくボケる
●望遠 焦点距離は長い方が、よくボケる
●接近 カメラは、主役の被写体に近付いたほうが、他の部分がよくボケる
●距離 背景は、主役の被写体から遠いほうが、よくボケる
ということで、当ブログ的に2本目のマイクロフォーサーズレンズを検討するならば「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」となります。

「レンズ交換式カメラを初めて持って、それを使って写真を撮ることにスイッチが入る」瞬間があるとするならば、
私はそれを「ボケ描写に感動した」時だと思っています。
だって、細部までボケずに描写されている写真は、スマホでもコンデジでも撮れるのですから。

ですので、ボケをしっかり得られる撮り方をまずはオススメしたい。
ボケを生かすためにも、ピントをしっかり合わせることに取り組んで欲しい。
また、煩雑な操作に音を上げることのないよう、
最初は「絞り」「露出補正」だけを操作して撮り、
カメラに苦手意識を持つことなく馴染んでいただき、

そこから得られる感動で、次の写真を撮る意欲につなげて欲しいと考えます。

たいへん長い記事になりました。長文をここまでご覧いただきありがとうございます。
良き写真生活を送られることをお祈りいたします。
いちばん上の写真以外は、すべて「OM-D E-M5 + M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm F3.5-6.3 EZ」で撮りました。
このレンズには「マクロモード」も搭載されていまして、通常のレンズよりもう少し被写体に近寄って大きく写すことができます。
このレンズの多機能性、使いドコロの多さを象徴する機能だと思います。
OMD00346

次回もこの組み合わせで撮った写真を作例に、記事を書こうと思います。
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m
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