ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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2010/08/30 Mon 22:38 日記・時事・業界
FUUVIという会社から発売されている「ビスケットカメラ」。
私は銀座ソニービル地下の「PLAZA」で購入しましたが、
ヴィレッジヴァンガードでも売っていますので、
比較的入手しやすいトイデジカメだと思います。
大きさはキーホルダー並み。
超小型の、シャッターボタンと機能選択ボタンがひとつあるだけの、
シンプル極まるカメラです。

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話はそれますが、我が家の近所のヴィレッジヴァンガードは、
やけに写真ネタに力を入れておりまして、
各種写真集やら関連書籍やらホルガやら件のビスケットカメラやら
無駄に充実しております。
私のような写真趣味にはとても居心地のいい空間になっておりまして、
ヴィレッジヴァンガードはどの店もそうなのかと思いきや、
全然写真ネタをフィーチャーしていない店舗もありまして、
そのあたり、自由な社風を感じたりする今日この頃であります。

さて。
ビスケットカメラですが。
このカメラ、とても面白いカメラです。

まず、デジタルカメラなのに、
撮ったその場でどんな写真が撮れているのか確認できない。
液晶モニターなどというハイテク機器は搭載しておりません。
撮って、撮りまくって、そのまま自宅に持ち帰ってパソコンで読み込む。
そこで初めて自分の撮った写真がどのような代物であったのか、
確認することができるのです。
この感覚は「写ルンです」のそれに近く、
つまりは、銀塩時代の感覚に近いのかもしれません。

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次に、写りのチープさ。
このカメラのレンズは、これぞトイカメラとも言うべきレンズであります。
また、センサーも飛び抜けて優れたものは使っていないでしょう。
ピントは合っているんだか分からないし、色の再現性もかなり微妙、
逆光で撮ったら太陽の最も明るい部分が黒く塗りつぶされる。
しかし、そんなどうしようもないだらしなさが魅力のカメラであります。
オリンパス「PEN」シリーズには「トイカメラ」というアートフィルターが、
パナソニックのデジカメには「ピンホールモード」という画像処理モードがありますが、
このカメラに比べると予定調和的で上品な仕上がりですね。
意外性が無い、というように感じます。

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最新型のハイテクデジカメを片手に、カバンの中にはこのカメラをこっそり忍ばせると、
お散歩写真もさらに楽しいものになると思います。
売価は2200円+消費税、興味のある方なら衝動買いしても元は取れるかと思います。

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残念な点は、カメラ自体はUSB接続であるもののマスストレージクラスではないため、
カメラをUSB接続するだけでは画像を吸い出せず、
専用ドライバと専用ソフトを介してでないと画像を取り出せないこと。
また、内蔵メモリいっぱいに写真を撮ってしまうと、それ以上写真を撮れないため、
撮れる枚数に制約があります。実用度を考えると50枚ぐらいでしょうか。
で、外出先だとそのデータを逃がすことが出来ないため、
満タンまで撮ってしまったら、新しく撮ることは諦めて持ち帰るしかないわけです。
空き容量を作るには、電池を抜き差しすればいいのですが、
この場合はメモリがオールクリアされるため、
それまで撮った写真がすべて失われます。

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まあ、キーホルダーみたいなカメラに何もかも求めるのは無茶というもので、
出来上がった写真が味があるものなのかどうか、その一点で評価していただきたい。
好みに合う方にはとても楽しめるおもちゃになりうる一品です。

ひとつだけ感想を。
ファインダーがお情け程度についておりますが、これは非常に重宝します。
ノーファインダー撮影よりも、使ったほうが歩留まりが明らかに良いです。
ぜひ、お試しください。
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