ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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2012/09/13 Thu 23:27 ソニーα
前回に続き、ソニービルで始まった「α99 特別先行体験会」の模様をリポートであります。

銀座ソニービル「α99 特別先行体験会」その1 α99の第一印象

会場のメインはもちろんα99なのですが、同時発表された「サイバーショット DSC-RX1」と「ハンディカム NEX-VG900」も展示されています。あ、VG900は触ることもできます。

サイバーショット「DSC-RX1」です。
以前のエントリで「RX100を大きくした」という表現をしましたが、これには訂正が必要かもしれません。
RX1は小さいです。RX100よりは大きいでしょうが、それはほんの僅かな差しかないようです。
充分コンパクトで、おそらく「ずっしり中身の詰まったカメラ」であるに違いありません。
このカメラは会場入口付近=ソニービルの通路上に展示されていたこともあり、
通行人の注目を浴びていました。
おしゃれなサラリーマンが一緒にいた彼女に
「あ、これこれ。RX1良いよねー。25万するんだけどこんなに詳しい俺って(ry」
と、ミサワ丸出しのうんちくを語っていたのは滑稽でした。
また、「あ、RX1可愛い~。パナソニックも本気で行かないと(ry」
みたいなことを言っていたカメラ女子二人連れなど、カメラ人類悲喜こもごもであります。


カタログをもらって、RX1のスペックをじっと見ていたのですが、
今回はじめて気付きました。これ、静止画撮影では手ぶれ補正効かないんですね。
動画撮影では電子補正があるようですが、これは私的に興味半減だなあ。ものすごく残念です。
画質は、そりゃ良いのでしょうよ。これだけ贅沢な作りをしていたら。
だけど、使いやすさに直結する部分で、今ひとつ配慮が足りない気がします。
そんなところまでR1を踏襲しなくてもいいのにね。


ハンディカム「NEX-VG900」です。
こちらはケースに入れられた展示ではなく、実際に手にとって操作感を確かめることができます。
フルサイズの魅力はボケ表現にあるわけですが、くっついていたレンズは「CZ24-70mm F2.8ZA」ですので、
ボケ味
を確かめることはできませんでした。


ひとつだけ確認したのは、デジタルズーム機能。
レンズの側でズームするのは当たり前ですが、その上さらにボディ側の機能としてデジタルズームします。
デジタルズームの倍率は最大2倍、24-70mmなら、広角端で48mm、望遠端で140mmになるということでもあります。
で、デジタルズームの挙動がパワーズームのような滑らかなものですので、大いに役立ちそうです。
カタログをよく見てみましたが、やはり手ぶれ補正は搭載されないようで、その点は心底残念です。


話をα99に戻します。
いくつか気づいた点を挙げていきます。
●防塵防滴に配慮、というだけあって、ボタンは多少ぐにょります。
が、OM-D E-M5で批判があったほど露骨な感覚ではなく、自然にぐにょるため違和感がありません。
さすがにこのあたりの作りこみはオリンパスではソニーに勝てない部分があるのかもしれませんね。

●よく使うボタンは、触れたら分かるような造りになっています。
よく見ていただくとわかっていただけると思うのですが、スマートテレコンボタン、ちょっと反り返っていて、
手でなぞると他のボタンとの見分け(指分け?)が一発OKとなっています。
スマートテレコンボタンが分かりづらい、これは使っている人にしかわからないことですので、
このあたり、よくユーザーの意見を吸収したのだなと思います。


●ファインダーは、「おお、改良されてるじゃーん」という印象
今回α99を触れていて一番印象が良かった部分が、ファインダーです。
α77やNEX-7より更に改善した、とは紹介記事で読みましたが、本当に改善されています。
遅延問題を無視して見え方だけで論じるならば、もはや光学ファインダーに並んでいるのではないですか?
α77やNEX-7はまだ「電子的、言い換えれば作り物的」な見えかたをしていたし、
OM-D E-M5も「使いやすさ・見やすさではα以上」ではあったものの所詮はEVFと言われるレベルでしたが
今回のα99は極めつけです。現行のEVFのレベルを一段押し上げたと言えるでしょう。
これはぜひ体感していただきたいところです。AFや連写やISO感度よりもエポックメイキングだと思います。

あと、ボディのαロゴがオレンジではありません。
また、マウント部分のシナバーリングがメタル光沢化していてちょっと差別化されています。
フルサイズボディということで、今までのボディとちょっとずつ変わってきています。


結論:これは買うしかないじゃないか。
α99貯金してきて良かったです。発売日が楽しみです。
最大の動機はファインダーです。って、α900の時にも書いた気がするなあ。
あれから4年、高感度ノイズの改善以外にはこれ以上のボディは登場しないと思っていたのですが、
ソニーはその斜め上を行っていました。着実に積み重ねているのだなあと今更ながら思い知りました。
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2012/09/13 Thu 21:43 ソニーα
昨日、満を持して発表されたソニーの新製品群。
キーワードは「フルサイズ」でありました。
フルサイズのデジイチ(正確にはデジイチではないですが)、
フルサイズのカムコーダー、
フルサイズのコンパクトデジカメ、
そのインパクトはカメラ業界的に絶大であります。
こりゃあ本気出して来よったでぇ!的ないよいよ感満載の中、
本日より実機展示&α99には触ることも可能なイベントのために、銀座ソニービルに行ってきました。


よくあるような、カウンター越しにスタッフと対面式でやり取りしながらいじる方式ではなく、
カウンターで貸し出されたα99を、隣の撮影スペースでお試しするという趣向です。
持ち時間は15分間。

ひっきりなしに希望者が現れて列をなす状態ですので、
時間は厳密に測られているようです。


私がソニービルに到着したのは、仕事帰りということで夕方です。18:30ぐらいでした。
列は数人の順番待ちがいる状態でしたが、15分ぐらい待ったら順番が回ってきました。
「希望のレンズは?」と聞かれ、位相差AF対応レンズを選べばいいところを、
「それじゃ35mm F1.4Gで♪」と即答する私は筋金入りの単焦点キティですなきっとw


とても丸っこいボディです。α900の対極にありますね。
それだけに、自宅の棚に並べてみたいと思えます。私的にはイヤではないボディです。
α77を一回りゴツくした印象です。持ってみるとα77との差を感じます。丸いのにゴツいボディ。
しかし持ってみると確かに軽い。まさかのプラボディ?みたいな軽量感がありますが、
それでも安っぽさはありませんので心配御無用であります。


ペンタ部に堂々設置された、賛否両論のマイクです。確かに自己主張が激しいマイクだと思います。
が、これは使っているうちに気にならなくなりますし、
気になったとしても、このメフィラス星人みたいな顔立ちに怒りも収まろうというものです(嘘
まあ、好みの問題ということですね。私としてはどうでもいい部分です。


ホットシューは汎用規格に切り替わりました。ストロボ非搭載ですので、必要とする人は多いのかもしれません。
シューの奥の方に電子接点が見えます。
フラッシュよりも、むしろ動画関連のアクセサリーを接続することを想定しているのでしょうか。
あと、注目は上部のダイヤル。ロックボタン付きです。ロックボタンって呼ぶのかは知りませんが。
中央のボタンを押しながらでないとダイヤルが回らない、α-7にも搭載された誤動作防止のテクノロジーです。


設定も少しいじらせてもらいます。
α99には、待望のピーキング機能が搭載されています。これでMF派も動画派も安心。


自然に押してしまう位置にある、と悪名高きソニーデジイチの録画ボタンですが、
今回はOFF状態でロックできるようになりました。指のデカイ人も安心の設計です。


ボディのあちこちにボタンがついていて、それぞれ機能の割り当てができます。
何でもありの無制限状態、というわけではありませんが、それでもカスタマイズの自由度は上がった印象です。
ISOボタンですらこの通り、様々な機能を割り当てることができます。


長くなりました。
長いネタは分割して記事数を稼ぐ、当ブログの常套手段であります。
というわけで、次のエントリに続きます。
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2012/09/13 Thu 00:11 ソニーα
今回は写真なしです。

世間様がアップルアップルアップルアップルアップルアップルアップルアップル言っている最中のことではありますが、
ソニーもさり気なく大々的にデジタルイメージング商品の発表を行なっておりまして、
私的な興味はそちらの方に向いております。

ソニーの発表。
ソニーは、自社開発した35mmフルサイズ“Exmor”CMOSイメージセンサーを、レンズ交換式デジタル一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、およびHDビデオカメラの3つのカテゴリーの新商品に搭載しました。
このフレーズが妙にじわじわきますw
思うようにシェアが取れなくて、打つ手に困って逆ギレしたような印象です(笑
「もう、こうなったら全部フルサイズにしてやらあ!」的な思い切りの良さを感じます。
ソニーは広告において他社カメラ製品に対するアドバンテージとして
「センサーサイズが大きいことによるメリット」を打ち出してきたわけですが、
今後はその傾向が更に加速するものと見て間違いないでしょう。
となれば、残る一つのイメージング商品「スチルメインのNEX」にフルサイズセンサーが搭載されるのもそれほど遠い未来ではありますまい。

大きく3機種発表されたわけですが、ひとつづつ感想を書いていきます。

●α99


α900からまる4年経ち、満を持して発表されたフルサイズ機です。
ああ、あれからもう4年経つのか。

バッテリーはα700・900・550・77と共通の「NP-FM500H」、もうこれだけでワクワクするじゃないですか(笑

デュアルAFシステム、と言って、トランスルーセントミラーテクノロジーによる位相差AFはもとより、
像面位相差AFも併用してフォーカスさせるとのことですが、
肝心の像面位相差AF対応レンズがまだ少ない(自宅で最初から対応しているレンズはCZ24-70mmF2.8ZAだけでした)
こともあり、効果も含めて過大な期待感は持っていません。

ホットシューは噂通りの汎用規格となり、ミノルタ謹製の独自規格ではなくなりましたが、
ミノルタアダプターが付属するとのことでとりあえずその辺のことはまあどうでもよろしい。
他社のワイヤレス発信機とか使えるようになるのかなあ?

センサーは2400万画素、ソニーのハイエンドモデルとしては珍しく画素数据え置きで出してきました。
この点には率直に好感が持てます。
ニコンが3600万画素機を計画していることは早い段階でα開発陣には筒抜けだったでしょうが、そんな中、
従来のような画素数競争に身を投じる事なく2400万画素で勝負した潔さが良いですね。
ただし。
ISO25600、マルチショットでISO51200という高感度対応について、画質についてはまだまだ眉唾モノです。
私はα77ユーザーでもあります。α77も発売前には「こいつはスーパーマッシーンだ」と喧伝されましたが、
出てきたものはあの通りの中途半端極まりない品物でした。
α99で、「α77で失った信頼」を取り戻すことができるか、実機を見てからの判断ですね。

ファインダーについては、おおまかなスペックはα77やNEX-7と大差ないようですが、
「DTレンズ装着時には、ファインダー表示を自動的にAPS-Cの画角に合わせて変更。ファインダー内のパネル全体を使って画像を表示する」
というところに電子ファインダーならではの利点が生かされているなと感じます。
フルサイズ対応レンズをクロップモードで使用しても全画面表示してくれると嬉しいですね。
ファインダーの色温度表示を変更できる、という点については、正直利用価値がよく分かりません。
ファインダーで見えかたを調整しても、出来上がる写真にそれが反映されるわけではないんですよね?

α77ではとても重宝した「スマートテレコンバーター」、ボタン一発で1.4倍、さらに2倍に電子ズーム。
今回も搭載されるのは良いのですが、相変わらず動画には対応していません。
この点ソニーはオリンパスに負けてます。いつかは対応して欲しいです、と個人的希望。

色々と最新技術が搭載されたボディではありますが、やはりフルサイズというのが最大の魅力です。
α900以来の画質の進化(主に高感度ノイズ処理の部分)に期待します。

●サイバーショット DSC-RX1


このような(良い意味で)お馬鹿な企画が通る会社なのは、ソニーらしいというか何と言うか。
「デカいセンサーにデカいレンズで無理矢理高画質」というコンセプトからして、
こちらこそがサイバーショットRシリーズの正当な後継機種なのではないでしょうか。
正直、α99貯金がこちらに行ってしまいそうで怖いです。

インナーフォーカスなのはボディの高級感が失われないので良いですね。
このカメラは「所有する喜び」が今までのコンパクト機より段違いに大きい(その分お値段も段違いですが)ので、
このあたりの配慮はありがたいです。

RX1は常用ISO25600まで、マルチショットで102400までいけるんですね。α99よりノイズが少ないんじゃないでしょうか。

ボディは凹凸の少ないシンプルなデザイン、RX100をそのまま大きくしたようなイメージですね。
RX100のボディはずっしり感があって良いなと思っていましたので、この点私的には好みの部類です。
ライカに喧嘩を売っているかのようなコンセプトのカメラですから、外観には賛否両論あろうかとも思いますが、
今回は下手にクラシカルにするよりも好感が持てました。
しかし、馬場先生はさすがにこのボディに自作グリップはつけないだろうなあw

個人的に「何これ欲しい」と直感的に思っていたDSC-RX1ですが、唯一にして決定的なウィークポイントが、
「液晶モニターがチルトしない」点であります。
どこかで書かれていたものを受け売りますが、このご時世背面液晶が固定されているのは、これはもう手抜きでしかない、と。私も同感です。
このカメラは史上最高のお散歩コンパクトデジタルカメラなのですから、液晶チルトは何としても欲しかったです。
この一点で、今回私の貯金はα99へと流れていくことになるでしょう。まことに残念です。

価格の相場が約25万円でスタートするとのことですが、さすがにα99と同時期には買えませんので、
ボーナス時期に価格が多少でも下がっていれば購入候補に上がるかもしれませんが、
たぶんその頃にはパナソニックの35-100mmF2.8が登場しているでしょうから、そちら優先かなあ。
返す返すも液晶モニターがチルトしないのがもったいないです。残念です。

●ハンディカム NEX-VG900


これにもおったまげました。NEX初のフルサイズセンサー搭載機がハンディカムとは、
これもソニーらしい企画の勝利という感じです。
こちらはAマウントレンズの装着を前提にしておりますので、
従来のNEXカムコーダー「VG10、VG20」とは、端から存在理由が違うように思います。

現行のEマウントレンズでフルサイズのイメージサークルを持つものは存在しない、
機能をフル活用したければAマウントを買えよこら、という、「Aマウントありき」な機器ですが、
Aマウントレンズ装着時にはマニュアルフォーカスとなります。
いや、マニュアルフォーカスは良いんです。私は仕事で動画撮影も多数行なっていますが、
動画ではAFは使っていません。AFがこちらの意図する動きをするはずがないからです。
(面白いものですね、写真ではAF絶対主義(笑)ですが、動画ではMF絶対主義ですので)

むしろMFよりも問題なのが「手ぶれ補正非搭載」な点でして、
事実上手持ち撮影を放棄する撮影スタイルでしか使用することができません。
スタンドなど使用して撮ればいいのでしょうが、
現実にはそんなスタジオ撮影のような撮り方ばかりするわけではありませんから、
手ぶれ補正非搭載は、私には致命的な弱点に見えます。
過渡期の技術だとしても電子手ぶれ補正を搭載すればよかったのに。
ハンディカム高級モデルでは「空間手ぶれ補正!」などとドヤ顔をしていたのに、
一転してNEXシリーズでは手ぶれ補正に関して口を閉ざしたままです。
だったらむしろαブランドで最初からAマウント専用のカムコーダーってことにしても良かったのでは?
NEX名義にこだわった意味が分かりません。


こうして見ていると、私的に使用する上でそれぞれ弱点となる部分が見えてきます。

α99は、高感度画質が良いものであるか、現時点で信用できません。
DSC-RX1は、背面液晶がチルトしないので、お散歩スナップに不便です。
NEX-VG900は、手ぶれ補正への配慮がなく、撮影シチュエーションが限定されます。

しかし、それでもなおこの3モデルには、ものすごく魅力を感じています。
私にディカプリオ並の資産があれば3つまとめて発売日に購入していたところですが、
現実にはとりあえずひとつしか買えません。
となりますと、一応待ち望んでいたことでもありますので、
今回は「α99」になるよなあ、と思う次第であります。

共通して言えることは「そんなに売れないだろうなあ」という点ですね(笑)
ソニーのイメージング商品群の象徴的存在としてブランドのイメージアップを図れれば、
それだけでも充分存在価値はあるように思います。
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