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続いてきました堀切編も今回が本当に最終回です。 前回、綾瀬川の水門「堀切菖蒲水門」を撮った時のカメラ設定を意外に自分で気に入ったもので、 その設定のまま荒川を渡り対岸の風景を撮ってきました。 具体的にはここ、堀切駅であります。堀切駅は東武伊勢崎線、浅草から進んでいきまして北千住の二つ手前の駅です。 伊勢崎線の北千住までの区間はもともと栄えある東武鉄道の本線系統のはずなのに、何となくローカル線のにおいがします。 もちろんネガティブな印象ではありません。 浅草と北千住の間にある駅が、この雰囲気なんだもんなあ。懐が深い街だと思います。
この駅のあたりでは東武線は荒川の脇を走っていて、線路のすぐ横に堤防があります。
線路を渡る歩道橋に上がって、通り過ぎて行く電車を撮りました。 東武50000系、いや本線系統は50050系か。ややこしや。
乗り入れ先の車両も、もちろん走っています。 こちらは営団8000系、いや東京メトロ8000系ですね。 千代田線6000系以来のデザインを踏襲していて、デビュー当時は子供心に「これは未来の電車だ」と思ったものです。
上の2つの車両は「半蔵門線直通」の車両で、曳舟と北千住の間は全通過です。 曳舟駅から都心方向では浅草方面と半蔵門線方面に分岐しています。 東向島から牛田にかけての駅は「浅草方面」を行き来する電車しか止まりません。 停車~通過~停車~通過、と、ほぼ交互に走っていますね。
と、それぐらい撮ったところで帰ってきました。 隅田川、何もかもみな懐かしい。
今回はこの辺で。 思えば顔を上げたらどこからも見える建物がスカイツリーでした。裏の主役、と言うべきか。 あのシーボーズに似たデザインには今でも賛否両論ありますけれども、いずれにせよ周辺への景観的影響力が大きいですね。 もちろん私は否定的には見ていません。散々ネタにしてきたしこれからもネタにします。大歓迎であります。
菖蒲に挑んで勝負に負けた感のある堀切編、ご覧いただきありがとうございました。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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自転車で堀切へ出掛けてきたシリーズ関連エントリ第四弾となります。 第一回で隅田川河畔・荒川河畔の様子を掲載しました。 第二回で堀切菖蒲園にたどり着き、第三回にかけてその様子を掲載しました。 今回は帰り道です。目にとまったものを撮ってきました。 自転車で移動というと何やらそれなりに格好いいものを想像される方もおられるでしょうけれど、私の場合、普通にママチャリです(笑) そのママチャリで堀切菖蒲園を出て走っていましたら、こういう建物がありました。この建物は「堀切菖蒲水門」という名前だそうで、荒川の隣を流れる綾瀬川に設けられた水門です。 水門系・建築物系サイト様では新しく綺麗でユニークな建物と紹介されていることが多いようです。 が、周囲の下町感からは浮いた印象すら持つ巨大設備で、曇り空ということもあってちょっと異様な雰囲気に見えました。 その雰囲気(というか私が得た印象)が伝わるような設定になるようカメラを操作して撮ったものです。
ちょっとググってみましたが、この水門は平成9年に完成したとの事です。 綾瀬川上流域は低地でもともと水がたまりやすく、その上「平成3年9月の台風による綾瀬川氾濫」が起こったのを契機として、 あらためて流域の広範囲で一体的な排水事業が行われた、という流れのようです。 上流で川の水を一時とめおく地下施設や荒川へ排水する施設の設備強化なども行われたそうです。 堀切菖蒲水門の役割は、この下流で合流している中川からの逆流防止、だそうで、そう聞くと大切な水門ですね。 異様とか書いてすみません。
今住んでいるマンションの近隣には隅田川が流れていて、その風景も私は好きでよく散歩に行きますが、 荒川はさすがにそれよりも川幅が広く、河原も広大な印象です。 これぐらい広くしておかないと洪水が起こるのか。川を舐めてはいけないのですね。 余談ながらこの堀切一帯、この写真は葛飾区側ですが対岸の足立区は「3年B組金八先生」のロケ地として有名でして、 詳しい方だと「あ、ここはあのシーンで出てきた場所だな」なんてことが分かるそうです。
下町名物なのでしょうか、イラストの街紹介看板です。同じようなコンセプトのものを墨田区でも見かけたように思います。 手作り感が良いですね。
空が適度に曇っていてちょこちょこ青空が覗いているという、このまま降らなければ私としては好きな空模様です。 川の向こうにスカイツリーが見えます。
今回はこの辺で。 全4回で堀切編は完結!と思っていましたが次回もまさかの堀切編、延長戦となります。 水門を撮った時のカメラセッティングのまま荒川対岸に渡っていきます。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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前々回・前回と、堀切菖蒲園を目指して出掛けたことを書きました。 そしてようやく到着した堀切菖蒲園がまさかのシーズンオフというオチまで経験しました。 まったく下調べが甘かったということに尽きるのですが、転んでもただでは起きません。 少しでも収穫を得てネタにするのだ!と決意を新たにカメラを構え直すのでした。 持ち出したカメラはα99、中央一点AFに限って使えば名機であります。 そして堀切菖蒲園はこんな感じです。菖蒲がない! それはそうと、菖蒲を植えるところも「田んぼ」と呼ぶんですね。ここで取り出しましたるレンズが「Carl Zeiss Sonnar T* 135mm F1.8ZA」、我が家のAマウント単焦点最高峰レンズです。 薄いピント!ボケる背景!それを堪能するために、真っ昼間から絞り開放で使ってきました。 まあ、能書きを垂れなくても普段から絞り開放をよく使うのです。開放バカと呼びたきゃ呼ぶがいいさ(笑
路傍に咲く名も無き花、いや名前はあると思うのですが私が知らないだけなのですが。 とにかく探す!何かを探す!というわけで。
いやあアジサイに助けられました。これが無かったら記事の「軸」が無かったかもしれません。
そしてこちらのガクアジサイにはちょっと親近感を覚えました。 ココロは永遠の18歳なのですがさすがにアラフォーともなりますと私のサンニッパもこの花同様しおれ気味であります。
この優しい描写に惚れて買ったのであります。絞って使うなんてもったいない。
上の方のくたびれた花びらを敢えて切らずに撮りました。 真ん中の赤い花びらに雨の水玉が乗っかっている辺りが見どころです。
そしてまたカメ!ありがとう!こっちを向いてくれたらもっと良かったけど!
今回はこの辺で。 咲き乱れる菖蒲は撮れませんでしたが、意外に被写体は豊富でした。これもまた経験です。 が、ゾナーを使いこなせずどことなく中途半端になってしまいました。これもまた反省です。 堀切菖蒲園はまた来年リベンジしたいですね。このままでは納得いかーん。 次回は堀切編最終回です。帰路の写真ですがちょっと違う雰囲気で挑んでまいります。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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前回に続き、α99を携えて堀切に出掛けてきた関連エントリとなります。 目指すは堀切菖蒲園、自宅で地図を見た限りでは所要時間30分もかからないだろうということで自転車で行きました。 余裕をかましていたものですから「隅田川と荒川を渡るだけだからすぐだろ」程度の知識で下調べもろくにせず、 ネット環境も持たずに出掛けましたので(私はふだんケータイ・スマホの類を持ち歩きません)案の定道に迷いまして、 これはヤバイかも、誰かに聞かなくてはと焦りだしたところでようやく堀切菖蒲園への案内図を見ることが出来たという。 ようやく堀切菖蒲園に到着。すみません、自転車は入口あたりの邪魔にならないところにテキトーに停めました。 しかし人がいないなあ、あからさまに堀切菖蒲園を目指す人なんかまったく見ませんでした。 そして堀切菖蒲園の入口あたりも人がいません。もしかしたら来るべき場所を間違えたかな?いや合ってる、ここは堀切菖蒲園だ。今は6月、菖蒲が咲き乱れ人々がその美しさに歓声を上げる風景!
…見事に散っていました。菖蒲の花がない! ぅう、まさかのシーズン終了!これは完全に計算外!菖蒲って6月中は咲いてるんじゃないのか!? その認識が甘かったようです。菖蒲の見頃は6月上旬~6月中旬、それ以降は急速に花が減っていくようです。 これは良い勉強になった、来年菖蒲を見る機会があったら5月から計画を練ることにいたします。
しかし、まだだ、まだ終わらんよ。 花がありませんでした、ちゃんちゃん、では城東一のキューポッシュブロガーの名がすたる。 よく見れば少しは咲き残っているではありませんか。 そうだ、この状況から何かを撮り残すことこそ価値があるではないか。 綺麗なところで綺麗なものを撮るのは誰でもできる、取り付く島もない状況から逆転してこそ写真道ではないか!
というわけで、ここから私の悪戦苦闘が続くのであります。 一面に咲く菖蒲、という風景は撮れませんが、よく見ていけば被写体になるものはいっぱいあることに気付きます。 その状況で私なりに戦っていこうということです。これもまた勉強であります。
アジサイも咲いていました。ありがとうアジサイ、とても助かった! あえてアンダー気味に撮って色の深さを出せないか試してみました。その結果昼間なのに背景が黒いという(笑
カメもいました。ありがとうカメ、とても助かった! 水から出てひなたぼっこでしょうか。この時は雲が多い中に青空がのぞく微妙な天候でしたが徐々に晴れてきて、 結局私も日焼けして帰ってくるほどでした。
向こうの方に菖蒲を育てるスペースがありました。 あそこで育てて、花が咲きそうになったら庭園に植え替えるのですね。
今回はこの辺で。 菖蒲のシーズンが過ぎ去ってしまった堀切菖蒲園での孤独な戦いが次回も続きます。 この状況が意外にも私の写欲スイッチを入れたのです。分からないものですね。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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久々のα99ネタです。しかも連載、全4回を予定しています。 α99をプライベートで持ち出したのはいつ以来だろう、4月初旬の結婚式以来だなあ。 たまに使うと良いカメラだなあと思います。ただしAFは中央一点でね。 下手に測距点を動かしながら撮るよりも、コサイン誤差を覚悟の上で中央一点で使う方が良い結果が出ます。 というあたりを踏まえましてこの先の記事をご覧いただければと。上の写真とこの写真の2枚は、Photoshopでちょっと色をいじりました。 ともに「コントラストを下げる」という処理をベースにしています。 その上で比較していただきたいのは空の色です。 上の写真の方は「良く言えば鮮やか、悪く言えば作り物のような」色をしていて、 この写真の空の方が「より自然の空を印象させる」色をしていると思いませんか?
2枚とも「コントラストを下げた写真」で、その下げ具合はほぼ同じです。 そこに、1枚目の写真だけ「彩度」をおもいっきり上げました。 その結果「雲の間の青空」「川面に映る青空」「ビル工事現場の赤いクレーン」「川沿いの芝生」が、どえらく派手になってしまいました。 一方2枚目の写真はコントラストを下げただけで彩度はいじっていません(正確にはいじっていますが、ほんのわずかに整える程度)。 私の好みでは2枚目の写真の方が良いと思うのですが世間的には違うのかもしれません。流行りはどちらなのでしょうね。 さて、そんな風に撮りながら自転車を走らせ、今回は堀切へ行ってきました。 堀切といえば堀切菖蒲園であります。6月最後の休日に一念発起して行ってきました。 今回の記事は「堀切に行く途中で撮ったもの」を掲載いたします。 上の2枚は隅田川あたりを走っていて撮ったものですが、ここからは荒川沿いの風景です。 北千住にほど近いこのエリアは隅田川と荒川が接近していて自転車ですと5分ぐらいで到達します。 てか隅田川と荒川は埼玉県で分岐してからずっと並行して流れて、北千住あたりで八の字状に離れていき東京湾に達します。 隅田川が江戸時代に「荒川」の本流であったのが荒川放水路の完成でそちらが「荒川」、もともと荒川と呼ばれた川が「隅田川」と、 本家と分家が入れ替わる、みたいな変遷になっているようです。 ともあれ堀切の地がようやく見えてきました。その前にふと振り返ってスカイツリー方向を撮ってみます。
荒川を渡る大きな橋が「堀切大橋」、荒川の隣を流れている小さな川「綾瀬川」を渡る「堀切小橋」。 向こう側には首都高中央環状線が見えます。
堀切ジャンクションです。下から見上げています。 東北道と常磐道から集まってきた車を湾岸線と都心環状線とに振り分ける交通の要衝です。 私は初めてこのアングルで撮りました。
堀切の地を進みます。ラッキー通り、という名の商店街のようです。 それはそうと、堀切菖蒲園は6月がオンシーズンであるはずだ、なのに付近はみょうに静かです。人がいません。 道を間違えたかな?
堀切菖蒲園を目指す人波にどこかでぶつかるであろう、と下調べもほどほどに出発したのですがまったくそんな気配がない。 これはいよいよ道に迷ったか?と思ったところに突如出会ったのがこちら「菖蒲七福神」だそうです。 簡単にお参りしていたら「堀切菖蒲園はこちら」という看板を見つけました。ご利益だ。ありがとうございます! わたしはえべっさぁん!We are 七福神!ちょっと古いか!?
今回はこの辺で。 自転車で隅田川と荒川を渡り勇んで堀切に入ったはいいが、そこで道に迷ってしまったさてどうしようか、 というところから次回、堀切菖蒲園に無事到着するところから始めます。 今回は冒頭でレタッチした写真を載せましたがこの堀切編、次の記事からはオール撮って出しでまいります。 このヒトコトが後々遠大な伏線になるのであります。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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