ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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2017/08/15 Tue 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

常磐線電車再び、原ノ町から仙台へ

福島県南相馬市・常磐線原ノ町駅 2017年夏の函館旅行シリーズ、第11回です。 このシリーズは20回超、ぐらいの規模になると見込んでいます。 ですからここらがだいたい折り返し地点ということになります。函館に着いてもいないのに! これのどこが函館旅行なんだ!?とも思えますが、 この先シリーズ完結までご覧いただきますと「函館旅行だねえ」という感想を持っていただくことができるはず!

再び「鉄道の旅」

前回記事の最後で「原ノ町駅に到着」というところまで書き進めました。 福島県南相馬市、津波と放射能のダブルパンチをくらった地であります。 原ノ町駅近隣はここまで通りがかった街々とは異なり、人がいっぱいいました。 ここでホッとした気持ちになったのは内緒です。 DSC01393 駅の券売窓口脇に、ご当地の観光展示がされていました。 列車が来るまでの少しの間、見学をさせていただきます。 この地を収めていたのは相馬中村藩、相馬氏。 何となくなじみがあるなあ、と思っていましたら、千葉氏の系譜なのだそうです。 それで聞き覚えがあったんだな! DSC01395 Wikipediaを読みましたら、「相馬野馬追(そうまのまおい)」という伝統行事があるそうで、 震災で放射能が大変だ、という時に相馬野馬追のために飼育していた馬を、 (本来は法律で禁止されているところを特例として)避難させた、というエピソードがあるそうです。 今年はもう終わってしまったようですがこれも何かのご縁です。 チャンスがあればいつか見学しに行ってみたいものです。 さて、原ノ町駅で列車を待っていましたら、来ました来ました。 折り返し原ノ町発仙台行き、701系であります。 って「知ってますよ、詳しいですよ」みたいな書き方をしていますが、帰還後に検索しました(笑 ここから再び、鉄道の旅の開始であります。 DSC01398 701系は、20メートル3扉のセミクロスシート車です。 扉と扉の間が広い気がする(首都圏のJR通勤車はほとんどが20メートル4扉)だからでしょうか、 何となく車内が広々としています。 4両編成だったか6両編成だったか、記憶はあいまいですが、1両ごとの乗客は少なめで、ゆったり乗っていました。 徐々に人が増えていき、仙台に到着する頃には結構な混雑になります。 DSC01399 車窓は雰囲気変わりません、のどかな田園地帯、時々海、みたいな感じです。 ただ、この写真で気付くこと。線路周辺が新しい! 震災後に再建が行われたのでしょうか。 この先、写真には撮っていませんが、新たに造られた高架線路を走ったりします。 旧駅舎が津波で流され、内陸部に線路ごと移設した際に高架化した、みたいな経緯だったはずです。 DSC01403 と、揺られること1時間ぐらいだったかな?岩沼駅です。 常磐線は正式には「日暮里~岩沼」間の路線であり、「上野~日暮里・岩沼~仙台」は、正式には東北本線であります。 私も子供の頃から乗り物大好きの男の子でありまして、そういう知識は少しぐらいは覚えておりました。 ですので「おお、ここが岩沼か」と、常磐線を通して乗車したという感慨がございました。 DSC01407 岩沼から先は都市鉄道です。 名取で仙台空港線が合流、乗客もどんどん乗ってきます。 そして東北最大の都市、仙台に到着。 久し振りに見る大都市であります。 そして今回はここまで(笑 DSC01409

今回はこの辺で。

今回の地図です。 県境を越えまして、宮城県入りしました。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) シリーズ第一回・上野からここまでのルートを表示してみます。 Googleマップの扱いが下手くそで、自動車で移動したことになってしまっています。小回りがききませんねグーグルマップ。 途中「鉄道~常磐線代行バス~鉄道」と利用したことを反映出来ていません。 が、地図を眺めていただくことで「ずっと海沿いを進んできたのだな」とは伝わるかな、と思います。 だんだん函館に近づいていますよね! 次回は仙台駅で過ごしたほんの一時を記事にします。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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2017/08/14 Mon 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

常磐線代行バスで再び北へ、被災地を進みます

福島県大熊町・帰宅困難区域の検問 2017年夏の函館旅行シリーズ、第10回です。 このシリーズは函館旅行なんですよ!だけど今は福島編。 旅とは現地で過ごす事のみにあらず、その過程も含めて楽しむものなのであります。知らんけど。

常磐線代行バス、再び

…と書き始めましたが、今回通った場所での感覚は「楽しむ」というのとは違いました。 その様子はおいおいご覧いただくとしまして。 現在地は「富岡駅」です。ここからまた北への道のりに復帰、前進あるのみ! というわけであらためて常磐線代行バス、 10時25分発・定刻に到着&出発であります。 DSC01354 今回のバス便には乗客が多数乗っていました。「原ノ町」行きです。 ここから1時間強、このバスに揺られて北へ向かうわけですが、 動き出して少し経ったところで車内前方でモニターが降りてきました。 DSC01357 バスの現在地における、車内の空間線量率(ここでは『1時間あたりの放射線量』)がリアルタイムで表示されています。 車内の放射線量、ですから、バスに測定機器が搭載されているのかな?とも思いましたが、 パッと見ただけでは分かりませんでした。 この常磐線代行バスによる竜田から原ノ町までの約1時間半の移動での外部被ばく線量は0.00023マイクロシーベルト、 自宅に帰ってから知ったのですが自然放射線による被ばくは年間2.4マイクロシーベルト、 1日当たりですと0.007マイクロシーベルト、というデータがあるようですので(ネットで調べたら、いくつもの出典があります)、 この地に立ち入ることが即危険、というわけでもないですね。 てかバスに同乗していた皆さん、あんまり気にしていない様子でした。 まあ、そこを気にする人はここには来ませんわね。 DSC01361 国道を北へ進んでいくと、車窓の景色が変わりました。 国道沿いの施設の出入り口が、すべてこのように閉ざされてしまっています。 正直申し上げて、東京都内で生活し震災の記憶も薄れている私などには、すさまじい景色です。 これが延々と続くのです。 DSC01370 商業施設だけではありません、民家もです。 ここに住んでいた方はどうしたんだろう?どこかに避難した、ということなのですよね。 DSC01364 すき家も営業していません。当たり前、ということなのか? 国道は本当に「通過することしか許されていない」という印象です。 DSC01371 徐々に住宅地が増え始め、交差点で信号待ちをすることも増えてきました。 住宅地に入っていく道は警察による封鎖が行われています。 トラックには「大熊町除染工事車輛」とあります。 今なお進行中の現実を、ぬるま湯住まいの私は自分の目で見て思い知りました。 DSC01369 市街地に入っていきます。 海岸に近い富岡駅前は思い切って更地同然にされていましたが、 こちらは少し内陸部ということで津波被害というよりは地震による被害が目立ちます。 DSC01389 ここらで私は一時、カメラを向けるのをやめました。 ほんとうに、ずっとこんな感じなのです。 他人の不幸をネタにしている…という気持ちが頭をかすめたのでした。 まあ、ここまでさんざん書いてきて今更何言ってんだ、という話ではあります。 ですが、少なくとも私自身は震災以後東北地域、特に被災地に足を踏み入れることはありませんでしたので、 「自分の目で見て考える」という意味で、一つの経験をさせていただきました。 で、バスは浪江駅に到着します。 本当はここで下車して「食堂でなみえ焼そばを食べ、電車に乗って北上する」ことを考えていましたが、 どうもそんなお店は無い様子でしたので、このままバスに乗って終点・原ノ町駅を目指すことにしました。 DSC01391 そして原ノ町駅、南相馬市の中心地区です。 バスはここまで。私はここで常磐線電車に乗り換えて更に北へと進むのですがそれはまた次回。 色々と考えさせられることが多かった場所でありました。 DSC01393

今回はこの辺で。

今回の地図です。 富岡駅から原ノ町駅まで。途中浪江駅・小高駅に立ち寄りますので厳密にはこの地図通りのルートではありません。 が、海沿いを着々と進んでいる感じは伝わるかなと。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) だんだん函館に近づいていますよね! 次回はまた移動の様子を記事にします。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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2017/08/13 Sun 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

函館旅行の途中、福島県富岡町で今年最初の海水浴

福島第二原子力発電所 2017年夏の函館旅行シリーズ、第9回です。 函館を目指してひたすら北上する道中、上野~水戸と進み、現在は福島編を書き進めています。 前回の記事では、震災の爪痕と復興の様子が同じ場所で見られるのだ、ということが書きたかったのですが、 自分自身後で読み返してもそれがいまいち伝わってきませんね。 私としては何も消化できていない、ということなのだろうと思います。 今回もそうなるかもしれません。 むしろ私は「自分はこう思う!」みたいなことは伏せて、淡々と写生に徹するのが良いのかもしれません。 ですが私は場末の者とはいえ表現者です。記事には自分の考えが反映される。 ご覧くださる方にはそれを踏まえるなり差し引くなりしていただいた上で、お付き合いいただければと思います。

富岡町で、今年初めの海水浴

前回の記事では、富岡駅周辺の様子を書いてきました。 朝8時50分頃に到着、次のバスが10時25分だそうで、約1時間半あります。 その時間を利用して観光、というか見学ですね。 震災6年経過した被災地の現状、というようなものを見ることができれば、と思って現地入りしたのでありました。 DSC01347 駅周辺、ちょっと高いところにある場所などを散策した後、海を見たくなりました。 しかし海は線路の向こう。渡る方法がありません。 Googleマップでは踏切があったと思われる場所も、今では大きく変わっていてこの通り、線路を渡る方法がありません。 DSC01302 海は無理かねえ、すぐそこなのにねえ… と思っていたところ、たまたま作業員の方が通りがかりましたので、 (たまたま、みたいな書き方をしていますが、観光客は皆無ですが工事の従事者は結構いるのです) 「すみません、海に出たいんですが、どこかにその方法はありませんか?」 とお尋ねしたところ、 「それでしたら、駅の北側に踏切がありますよ、そこなら線路を渡れます」 とのことでしたので、丁重にお礼を申し上げ、そちらに向かいました。 DSC01345 線路を渡りますと、駅前とはまた異なる風景が広がります。 これは撤去した瓦礫なのでしょうか?除染した土なのでしょうか? こういう場所が広大な場所を占めています。 DSC01349 踏切を超えて海側に渡ると、そちらはそちらで復興の工事現場です。 ただ、その趣は少々異なります。 駅側、って言うんですかね、街側は「人間が戻ってくることための建物」を再建しています。 一方の海側ではそれを守るための設備、具体的には堤防をはじめとした防潮設備の建設です。 海沿いを走る街道は、ひっきりなしにダンプカーやトラックが往来していました。 震災後6年経った、今もなお。 DSC01320 そして、海に出ました。やった! 今年初めの海水浴、ひとりぼっちの海水浴。 テンションが上がったのは内緒です。 DSC01321 靴下も脱いじまったい。 福島の海はちょっぴり冷たく、刺激的でした。 海水をちょっぴりすくって飲んでみます。 浜辺近くだったもんで、砂利の味がしました(笑 DSC01335 浜辺に出て、真っ先に目に入ったのがこちらです。 これは船ですかね?私はそう思ったのですが。 よく見ますと波にさらわれないように岸につなぎ留められています。やっぱり船なのね。 震災以後6年以上の間、ここにとどまっているのでしょうか。 DSC01323 もうひとつ見たもの。 福島第二原子力発電所です。堤防工事の向こうに見えました。 福島第二原発は第一原発同様、大地震の後大多数の電源が喪失しましたが、 わずかに残った電源を死守し、かろうじて原子炉の冷温停止に持っていくことが出来たのだそうです。 ですのでここは「福島第二原発を目視できる至近距離」であるにもかかわらず、 警戒区域(罰則付き立ち入り禁止)には指定されていません。 さて、私はこの場所が「福島第二原発に隣接した場所である」ことは、事前に承知していました。 要するに私はこのエリアに立ち入るに際して、放射能の危険性などまったく考慮していません。ねえよそんなもん。 念のため書き添えさせていただきます。 DSC01325 ちょっぴり動画も撮りましたので掲載します。 本当は写真による記事の組み立てではなく「動画主体」で進めたかった。 が、諸々の事情により結局従来のスタイルどおり「写真+文章」で記事を書いてしまっている。 モノづくりをする側としての私にとって、致命的な弱点であります。 まあそのことについてもいずれ触れる時が来るでしょう。今は函館を目指します。

今回はこの辺で。

今回の地図です。 前回と同じ、富岡駅近辺の散策ということですので行程の表示は無しです。 そろそろ北に向かいましょうかね。函館はまだまだ先!なのです! (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) 次回はようやくと北への道のりに戻っていきます。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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2017/08/12 Sat 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

福島県富岡町、富岡駅で代行バス待ち時間中に周辺を散策しました

福島県富岡町、震災の爪痕深く 2017年夏の函館旅行シリーズ、第8回です。 上野を出発して函館を目指す途中、水戸編を経て現在、福島編です。 本来であれば水戸同様、福島の魅力をお伝えすべきところです。 が、実際に掲載した写真は前回の記事などで伝わる通り、魅力と言うべきものとは少し違ったものです。 これはどうなのか?今更他人の不幸をダシにしているだけなのではないか? というためらいもありました。 しかし、私自身がそれを見たかったのだから仕方がない。 いいのです。経験し、思ったことを書くブログです。

常磐線富岡駅

前回に引き続き、常磐線富岡駅の近隣を撮り歩いた、その写真を掲載してまいります。 富岡駅は東日本大震災の津波で流されてしまったそうです。 この写真は2017年8月初旬に撮ったものですが、順調に再建途中、という印象であります。 DSC01316 JR東日本のサイトを見ますと、10月21日に運転再開との事です。 駅の敷地内に入れるわけではありませんので、周辺の散策で次のバスを待つことにします。 とは言っても本当に更地&工事中ですので、スナップ撮り歩き、という雰囲気でもありません。 ともあれ歩いてみます。 すると、いくらも歩かないうちにこのようなお家の前を通りがかりました。 平屋のようですが、たぶん1階が崩れて2階部分だけが残ったのだと思います。 倒壊の危険がある建物は撤去された、その結果の更地同然という状況のはずですが、 持ち主が見つからないのか撤去を拒否したのか事情は分かりませんが、このように残っていることもあるのですね。 DSC01303 脇道が上り坂になっていて、それを少し上がってみます。 すると小さな広場に出ました。いや、広場だったところ、と呼ぶべきか。 壊れたブランコ。立入禁止の文字。 これも震災の被害なのでしょうね。 DSC01311 広場の奥に、お堂がありました。津波被害は逃れたようです。 富岡駅の駅舎は流された、との事ですのでこの地にも津波は押し寄せたのだろうと思います。 この場所は小高い場所にありますので、きっと避難場所にもなったのでしょう。 DSC01306 側溝のフタに使われている様子の、ホーロー看板です。森永ミルクキャラメル。 ところでこの写真はインチキです。自宅でPhotoshopを使い、色を鮮やかに加工しました。 実際のホーロー看板は、こんなに鮮やかな青ではありません。 この記事のような記録重視の写真では、小手先で見た目を良くすることでは、現場の真実は伝わりませんね。 DSC01312 こちらが元々の写真です。 そうなのです。色が褪せていて当たり前。 このシリーズで私は旅行記、記録写真であることを旨としていますので、余計にね。 DSC01312 写真の話はとりあえずいいでしょう。また時々挟み込むことにします。 見かけたのは「立入禁止」だけではありません。 「除染作業中」というノボリが立っているのも見ました。そちらは写真に撮りませんでしたが。 DSC01305 ここは福島県、当然ながら「東北電力」の営業地域です。 ちょっと複雑な思いがします。 この先でも書きますが、東日本大震災以降の電力事情について、私は考えをまとめることが出来ていません。 DSC01304 最後の写真はJR常磐線、富岡駅から北を眺めたものです。 こちらも順調に復旧作業が進んでいます。 この先の地域の事情にもよるのでしょうが、そう遠くない時期に運転が再開されるのでしょう。 DSC01315

今回はこの辺で。

今回の地図です。行程はまあ、いいでしょう。 まだまだ時間がありましたので、もう少し散策をしてみようと思いました。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) そんなわけで次回はこの続きとなります。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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2017/08/11 Fri 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

函館旅行2日目、福島県双葉郡富岡町に寄り道

東日本大震災の津波に流され、再建中の常磐線富岡駅 2017年夏の函館旅行シリーズ、第7回です。 水戸編は終了し、前回から福島編に突入しています。 水戸~日立~いわき…と列車で通り過ぎて、上野から常磐線電車を乗り継いでたどり着ける最北端・竜田駅にたどり着きました。 この先どうなっているのか?半ば好奇心半分で選んだルートだったのですが、 その「自分が持つ好奇心」に対して私はこの先、ちょっぴり嫌悪感を持ったりします。 ともあれ書き進めてみましょう。

常磐線代行バス

福島県双葉郡楢葉町・竜田駅。 上でも触れましたが2017年8月現在、上野から常磐線を「列車を乗り継いで」到達することのできる最北端の駅であります。 ここから北、常磐線は海沿いを走り相馬~岩沼に至り、列車は仙台まで乗り入れます。本来は。 現在はこの竜田駅から北は鉄道が通じておらず、その区間を鉄道に代行するバスが運行されています。 理由はご存知の通り、東日本大震災であります。 以下、本シリーズではこのバスを「常磐線代行バス」と呼ぶことにします。 代行バス 常磐線代行バスは、豪華な大型観光バスでした。 バスの運行会社はJR東日本そのものではなく「浜通り交通」という会社のものでした。 バスの前面に「竜田駅←→富岡駅御一行様」とありました。 JRの自社バスではなく、地元企業に委託しているのですね。 実際の運用にもベターな選択なんでしょうけれども、JR東日本の被災地への気使いのようなものを感じました。 DSC01289 バス乗車の際には原則的に「切符」が必要です。 実際には現金投入でも何とかなるみたいですが、私はこのルートを選択する際に「事前に切符の購入が必要」と認識したので、 水戸駅の窓口であらかじめ、切符を購入しておきました。 こちらがそうです。これをバスの乗務員さんに見せて、乗り込みます。 DSC01256 このバスの乗客は、私を含めて全部でふたり。 竜田駅で降りた多数の乗客は、このバスが目当てなのではなかったようです。 私は電車であろうがバスであろうが、常磐線で北を目指します。 DSC01292

福島県双葉郡富岡町

竜田駅から常磐線代行バスに揺られて約20分、隣駅・富岡駅に到着しました。 私が乗車したバスは、ここで終点です。 ここまでの記事で察した方もおられるかもしれません、私は富岡駅に8時50分に着きました。 次のバスが10時25分に来る、その1時間半程度の間に富岡町を観光しよう、ぐらいの軽い気持ちでこの旅程を作ったのです。 ただ、駅前で降ろされたのですが文字通り「何もありません」。 JR東日本の復旧工事がひたすら進められている様子だけが、よく見通せました。 DSC01300 この記事を書いているのは2017年の8月、東日本大震災から6年半が経過しています。 双葉郡富岡町のうち富岡駅近辺を含むエリアは2017年になって避難指示区域指定(避難勧告、罰則なし)を解除されます。 このあたりに人が本格的に出入りできるようになったのは最近だ、ということです。 Googleストリートビューの画像です。震災後の撮影ですね。 駅舎は津波に流され、かろうじて残された設備も骨組みが露出しているような大損害です。 駅前は更地になり、そこに家やアパートが建ち始めています。 根こそぎ流された…のではなく、ダメージを受けて居住できなくなった建物を撤去して、更地同然にしたようです。 DSC01295 富岡駅前「富岡ホテル」建設風景です。 何もない駅前に、真っ先に「ホテル」を建てる意義とは? …と考えましたが、やはり復興はこれから、ということなのでしょうね。 観光客相手のホテルではない。建設関係の方々のためのホテルなのだろうな、と思いました。 それぐらい、ここには一般人がいません。全員復興のためのスタッフ、というイメージです。 そんなところでただ一人、観光をしている私とは。 ちょっぴり申し訳ない気持ちにもなりました。 DSC01352

復興の槌音

広角で風景を押さえてみます。 どちらを向いてもクレーン、クレーンです。 建設が確実に行われている、というイメージを強く感じる一方で、 土地のスカスカ具合を見ますに「復興」はまだこれからなのか?と感じました。 もっとも、小高い位置の土地に被害は少ないようでしたし、内陸部は昔ながらの家々が立っています。 これは海沿いに限った風景なのだ、とも思うのですが、それでも「復興」について思いを馳せてしまいました。 DSC01298 再建中の富岡駅を、遠めに眺めてみます。駅の手前側はずっと空き地が広がっています。 Googleストリートビューを見る限り、かつては市街地になっていて、家や商店が並んでいました。 それが津波などで流された、もしくは住めなくなり、一切合切取り払ってこれから再建、という様子です。 DSC01301 私は詳しくないので勝手に想像して書きますが、 JRも含めて、本格的に復興作業を始めたのは震災直後ではなく、ここ数年なのではないか。 だとしたら、ここに人が戻ってきて「街」として生き始めるにはこの先さらに何年かはかかるのではないか。 復興とは道のりの遠いものなのだな。 テレビやネットを通じてではなく、現地に立つことであらためてそれを感じることができました。

今回はこの辺で。

今回の行程です。 代行バスが走った道はこのGoogleマップとは異なります。 どうも貼り付ける際に上手くいかなくて、結局Google推奨のルートをトレースしてしまっています。 まあ、概ねこれで合っていますからいいですかね。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) 富岡駅周辺は、私には考えさせられることが多い場所です。 次回も福島編。その風景を掲載してまいります。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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2017/08/10 Thu 00:00 旅の写真 | 写真 | ソニーα

函館旅行2日目スタート、常磐線で福島県入り

水戸駅始発・常磐線竜田行 2017年夏の函館旅行シリーズ、第6回です。 函館にたどり着くどころか、水戸でガッツリ記事4つ分滞在してしまいました。 今回から本格的に北を目指すぞう! というわけでさっそくイッテミヨー

水戸駅始発6時10分

水戸駅から、再び常磐線に乗ります。下り方面、北へと向かうのです。 下の写真は水戸駅、ものすごく都会的な設備ですよね。 この先しばらくこういう風景には出会いません。 DSC01245 私が乗ったのは水戸駅下りの一番列車、6時10分発のいわき方面行き。 これに乗るために「前日のうちに」水戸入りしたのです。 だからホテルも「早朝チェックアウト限定素泊まり格安プラン」で充分だったのであります。 朝5時起き、これが私にはものすごくツラい。 これに乗り損ねたらこの先の計画も大崩れするところでしたが、無事起床に成功(笑 DSC01246 ホームに下りて、自販機で飲み物を買い込みます。 ポカリスエットとお茶。この2本で足りるかなあ。まあ涼しいからいいか。 そうこうしているうちに列車がやってきました。 5両編成、乗り込む人はさすがに少なくてボックスシートにゆったり座ることができました。 DSC01252

茨城県北地域を走る

そんなわけですので、ここからは常磐線の車窓写真となります(笑 風景はずっとこんな感じです。 田畑、森、山、たまに海。 DSC01258 日立駅です。茨城県北最大の都市。 あの電機メーカー、日立の城下町であります。 地元の方は、かの電機メーカーを「日立」とは呼ばず「日製」と呼びますよね。 その日製こと日立製作所、今は本社は日立市ではなく東京丸の内北口の日本生命ビルにあるらしい。 「日製」の本社が「日生」のビルにある。語呂で決めたのか日立製作所。 ともかく、水戸以北は今なお日立製作所の強い影響下にあると言っていい。 この列車も水戸を出て以降、最初のラッシュをこの駅の前後で経験します。けっこう混雑したよ。 DSC01272 高萩駅です。常磐線沿線民にはおなじみの駅名ですね。 上野発の常磐線普通列車のうち、特急以外ではこの駅との往復が最も長い運用となります。 「高萩行きが参ります」ってアナウンスを誰でも聞いたことがあるはず。 私自身は20年ほど前、商工会主催のセミナーが高萩で行われ、それに参加した以来です。 あの時は同じく参加していた同年代の女の子とちょっぴりいい雰囲気にもなったりしたなあ。 だから私の中での「高萩」という地名の印象がとても良いという(笑 DSC01274 そして列車は進み、福島県へと入っていきます。 水戸を出て1時間以上乗りました、そしていわきに到着します。 いわき市は福島県最大の都市だそうですよ。正直私にはその認識はなかった。 確かに列車はいわきの前後で激混み、その混雑っぷりは日立近辺を超えるものでした。 観光資源としても常磐ハワイアンセンタースパリゾートハワイアンズはじめ温泉を代表に見どころも多く、 今回の函館旅行で私も初日の宿泊先を「水戸か?いわきか?」と迷ったのは本当です。 DSC01278

常磐線東京側の「最果ての地」

そしていわきを通り過ぎて、更に北へと列車は走ります。 いわき市の北隣、双葉郡に入っていきます。 広野町、楢葉町、と車窓を流れます。徐々に人は減っていきますが私は終点まで乗りました。 終点・竜田駅に到着です。 福島県楢葉町。 東日本大震災の後「警戒区域(居住・通行の制限。違反時の罰則付き)」に指定されていたエリアであります。 現在は一般人も普通に通行することができますので、私もこのように大地に立つことができました。 DSC01285 終点竜田駅、私の感覚では「常磐線最果ての地」。 2017年8月現在、常磐線を「電車を乗り継いでたどり着くことのできる」最北端の駅であります。 ここで降車するのは私も含めていくらもいないだろう、と思っていましたがそうでもなかったです。 結構利用者がいますね。確実に人の往来はあります。 大半の方々はここからマイクロバスに乗り換えてどこかへ行ってしまいましたが、あれはどこへ向かったんだろうか? ともあれ私は更に北へと向かいます。これは函館旅行です。 DSC01286

今回はこの辺で。

今回の行程です。 Googleマップでは特急に乗った体裁でルート表示されているかもしれませんが、 私が乗車したのは記事本編にあります通り、普通列車です。 今回はかなり前進しましたね。次回もこうありたいものです。 (函館入りするまでGoogle Mapを掲載してみます。) 次回は常磐線竜田駅下車後の旅程を掲載します。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
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