ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
トップ > タグ「書評」
2017/06/24 Sat 21:00 日記・時事・業界

雑誌「アサヒカメラ2017年7月号」に触発されて

久し振りに雑誌を買いました。 いや個人的には今月初めて飲食費以外でお金を使いました。最近お金を使ってないもので(笑 カメラクラスタ界隈でちょっと話題になっている「アサヒカメラ2017年7月号」、私も買いましたよ。 特集は「人物撮影大全2017」ですがそちらは(勉強させていただきますが)とりあえず置いといて、 第二特集的な位置づけの「『盗撮冤罪』から身を守れ」、これが目当てでした。 1 写真撮影趣味と言ってもジャンルは多々ありますが、その中でも比較的多くのユーザーがいるであろう「街スナップ」。 生きている街を撮った時には、どういう形であれ摩擦が発生する可能性がありますよね。 そんな時どのように立ち振る舞うべきなのか。 …そういったような内容を期待して購入し、読み始めたのでありました。 以下、感想を書きます。 ただ、雑誌内の具体的な記述には触れません。引用も避けようかな。 現在発売中の雑誌ですから、興味ある方は手に取られることをお勧めしておきます。 この月の「アサヒカメラ」は、私のフォロー範囲と重なる部分が多く、勉強になる内容がいろいろとありました。 ただ、今回はそこから話題を絞ります。

盗撮冤罪から身を守れ

鮮烈なタイトルです。目を惹きますよね。 特に最近は首都圏で痴漢冤罪が社会問題化しており、それについての問題意識が高まっているという事情もあります。 痴漢がいけないんだ!というファクトはここでは置いといて、それに伴って発生した現象、あるいは犯罪。 「こちらは悪いことはしていないのに、不当に『犯罪者呼ばわり』されてしまう」という現状。 それは私たち街スナップ組にとっても対岸の火事ではありません。 何気なく撮ったスナップ写真に対して、そこに写っている人からクレームがついたらどうすればいいのか。 そういったことがあれこれ書かれています。 街スナップ派には必読、だと思います。 その上で、対処法については書かれていますが一般論ベースなので個別の事例に対処する「テキスト」にはならない、かな? ただ、「他人を写真に収めた「だけ」では犯罪ではない」「肖像権侵害は犯罪ではない」というようなポイントはしっかり押さえられています。 その上で「開き直るな」という立ち回り方もしっかり書かれていますので、読む側には参考になることが大きいと思いました。 3 この手のトピックは書籍もしくは雑誌に採り上げられるたびにデジカメWatchなどで記事にされる、 それほどに現代においては「喫緊の課題」なのだ、とも言えます。 余談ですが私が街スナップでその問題意識を持った時期に、タイムリーに刊行されたこちらの書籍も大いに話題になりました。 私は当然に初版購入いたしましたよ。勉強になりましたし、今でも読み返すことがあります。 スナップ写真のルールとマナー (朝日新書 063) こちらも朝日新聞出版なのですね。 朝日新聞がマナーを語るか?みたいな違和感はありますがこのシリーズは勉強になりますので、興味ある方はぜひ。 なお、今回取り上げた「街スナップにおける肖像権問題とマナー」につきましては、以前に当ブログでも記事にしたことがございます。 今回採り上げた記事の内容の一部分とほぼ並走し、 その上で「私はこうしている」と一歩踏み込んだ内容を書いています。 今回の雑誌記事に対する私なりの考えも、こちらに記載しています。 よろしければご参照ください。 要点を一言で申しますと「もう無理しない」です。

今回はこの辺で

余談にしてしまうのも恐縮ですが、この号はやたらミラーレスを持ち上げていますので、 当ブログをご覧くださるような「ミラーレスに寛容な皆様」には盛りだくさんの内容だろうと思います。 α9で特集記事もありますし、付録の別冊はマイクロフォーサーズでポートレートを撮る、というものです。 2 興味あった方はすでにご覧でしょうが、 興味なかったという方も、書店で見かけられた際にはよろしければ手に取ってみてください。 回し物ではないですけどね(笑 次回内容は未定です。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
今回の
撮影機材
このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly Subscribe with livedoor Reader
関連記事
2012/12/02 Sun 03:05 日記・時事・業界
当サイトは写真ブログです。写真で勝負であります。
が、今回のようなエントリも、たまには掲載します。
もちろん、私的には「つながりがある」と思ってのこと、ではあります。

今回は、書評がメインです。書評と書くと偉そうに聞こえますが、まあ感想文です。
最初に結論を書いておきます。これ、面白いですよ。


所用で横浜に行ってきました。
ヨドバシに立ち寄った際、地下の入り口で「日立のポケモンスタンプラリー」
なんてキャンペーンをやっていて、むしゅめがそれにとびつきました。
サンバイザーを配っているおねえさんの前を行ったり来たり、物欲しそうにしているもので(笑
横浜ヨドバシ店内各所に設置されたスタンプ台を回ってスタンプを集め、
地下の日立ブースに戻ったらポケモングッズがもらえるという。

日立といえば白物家電の王者でありますが、それだけに「衝動買い」はあり得ない。
ちょっとスタンプラリーをやったところで売上に直結するわけではありません。
実際スタンプ台設置場所も含めて日立の宣伝は一切ありません。押し売りもナシ。
それでもこのような「一見無駄な」イベントにお金をかけるのは、
ずばり「次は買ってね」「何かの時には思い出してね」という効果狙いとしか考えられません。
偉そうな言葉を使えばCIの一環だろうと思われます。
子供を引き付ければ、芋づる式に親が釣れるのは間違いありません。我が家のようにw

あと、久々にスイーツビュッフェに行ってきました。
写真はそこそこに食い意地全開でした。
ここでは出口のツリーだけ掲載します。写真で勝負であります。


さて本題、冒頭でご紹介しました本の感想に移ります。
タイトルは「電車で行こう! 大阪・京都・奈良ダンガンツアー」
上の写真でお分かりの通り、児童書です。
Amazonへのリンクを掲載します。
アフィリエイトです。こちらからクリックして入っていって購入が成立した場合私に手数料が入ります。
興味をお持ちいただけましたら、ご自身であらためて(アフィリエイト関係なしに独力で)検索していって購入することも、もちろん可能です。
電車で行こう! 大阪・京都・奈良ダンガンツアー (集英社みらい文庫)電車で行こう! 大阪・京都・奈良ダンガンツアー (集英社みらい文庫)
(2012/03/05)
豊田 巧

商品詳細を見る

タイトルや、表紙をご覧いただいて伝わる通り、この本は鉄道をネタにした小説です。
子供向けではありますが、大人が読んでも充分楽しめる内容になっています。
「でも、所詮児童書、子供向けでしょ?」と思われた貴方、人生を損してますよ(笑
例えば、

~~~以下引用~~~

しばらくすると横を新幹線が、すごいスピードで追い抜いて行った。
あっ!? そうだ。こんな時は!
「そう言えばさぁ、新大阪と京都間の新幹線の線路を最初に走ったのは阪急って話、知っている?」
「なんやそれ? そんなことあるかい!」
今までむっつり黙っていた上田が顔を上げた。
「それがあるんだ。ほら、見てよ。ここって新幹線が横を走ってるだろ」
みんながうなずく。
「昔の阪急は高架じゃなくて下の線路を走っていたんだ。新幹線は当然高架線の上を走るから立体交差の工事をしようとしたんだけど、このあたりはその工事をすると地盤沈下しそうになったんだ。だからここはまとめて阪急も高架線にするしかなかったんだって
「へぇ~、そんなこと、雄太くんよう知ってるねぇ」
「うん、父さんから聞いたんだ。それで高架線の工事が始まったんだけど、阪急の運転を止めるわけにはいかないだろ。そこで、まずは新幹線の線路を作った。それができたら新幹線の線路に阪急を走らせて、その間に阪急の方の高架も作ったというわけ」
「新幹線も阪急も同じとこ走れんの?」
萌がたずねた。
「せや。けいはんな線もせやけど、阪急も新幹線もレールの幅が1435ミリの標準軌で、同じやからできたんやな!」

~~~引用ここまで~~~

というような一節があります。
東海道新幹線建設時に、阪急京都本線の上牧~大山崎間で上記のような経緯があったことは、
鉄道にちょっと興味がある人の間では広く知られているものの、一般常識というわけではありません。
しかし、「児童書にここまでのマニアックな説明が必要なのか?」と思われるかもしれません。
「こんな会話は意味が無いだろう」と。
でもね、私はこういったことが重要なのだと思うのです。
子供はムダ知識だろうが何だろうがこういったエピソードを柔軟に吸収していきますよね。
それは大人になったら忘れていく程度のことかもしれません。
しかし、そういう風にして「活字で情報を入れていった」経験は、原体験として残ります。
それが重要だと思うのです。
子供の貪欲な知的好奇心を、活字で満たしてやる。後々の人生においてこれがどれだけ大切か。
子供の頃にこういう「蛇足と分かっていても情報を提示する」ことは無駄ではないと考えます。

※ただし、今のところは「客観的事実」に限定しておきます。
 一般社会で合意を得ていない思想、イデオロギーが介入する書物は今回の話の適用外です。
 例えば、私は朝日新聞社が刊行する時事問題を扱う児童向け書籍・雑誌を一切与えておりませんし、
 今後もそうするつもりはありません。
 
話がそれました。
この本は、子供向けに受けを狙って「電車」を扱うような安直な構成にはなっておりません。
時刻表を駆使した要素もあり、男子2人女子2人によるソフトな四角関係?のような描写もあります。
登場人物の女の子の一人など、「音鉄」ですし(笑
終盤の急展開など、手に汗握って読めるのではないでしょうか。
電車という日常的に接する乗り物を用いて、立派にアドベンチャーを成立させています。
児童書というジャンルは、読書家ほど馬鹿にするのかもしれませんが、子供騙しでは子供も騙せません。
文章は平易で活字も大きめ、主人公は小学生ですが、立派なエンターテイメントであります。
大人でも充分楽しむことができます。
もちろん「鉄道にちょっとでも興味がある」ことが前提ですよw

この「電車で行こう!」はシリーズになっておりまして、
1)新幹線を追いかけろ
2)逆転の箱根トレイン・ルート
3)大阪・京都・奈良ダンガンツアー
4)60円で関東一周
5)北斗星に願いを
が既刊で、大手書店の児童書コーナーでは平積みされるほどの人気シリーズとなっています。

次回作が
6)超難解!?名古屋トレインラリー
だそうで、タイトルだけでワクワクしますね。
作者の豊田巧氏は鉄道ネタでライトノベルなども書いておられるようで、
私は遅まきながらブームに乗っかる形でこのエントリを書いているのだと思いますが、
まずは私はこの「電車で行こう!」シリーズを追っかけることにしようと思います。

で、冒頭の話「書評がこの写真ブログとどういうつながりがあるのか?」ですが、
何のことはない、近々関西方面に写真旅行に行こうという計画を立てておりまして、
自分のテンションを上げていくために試しに読んでみたら非常に面白かった、というわけなのでした。

このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly Subscribe with livedoor Reader
関連記事