ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
トップ > タグ「吉原」
2017/02/10 Fri 23:30 スナップ写真 | 写真 | ソニーα

吉原にできた「遊郭専門」書店

以前から行きたい行きたいと思いつつ、どうしても都合がつかなかったところに、念願かなって行ってまいりました。 東京都台東区千束、俗に言う「吉原」にできた書店、カストリ書房であります。 我が家から自転車で10分、ご近所っちゃあご近所ですね。 DSC07624 扱う書籍は復刻も含めた「遊郭関連」書籍全般。 お店の名前の元になった「カストリ」とは、終戦直後に登場したエログロ系雑誌ジャンルから名づけられたものと思われます。 定休日無し(臨時休業はある模様)、営業時間は10時~19時です。 私は閉店間際に駆け込みました。
カストリ書房

知性あふれるお店でした。

扱う題材が「遊郭」に特化されているということもあり、また、立地が立地ですから(吉原ソープ街と同じ町内ですよ)、 下品で下卑た本屋さんなのではないか、と思う方ももしかしたらおられるかもしれません。 しかし私は否定しておきます。断じてそういう雰囲気ではない。 むしろ江戸~昭和にかけての大衆風俗史料を保存販売している気概に満ちた書店と捉えるべきで、 分かりやすい例えで申し上げますと「サブカル」の香りがいたします。 下ネタには近寄ろうともしない似非インテリなど放っておいて、独自の道を進んでいただきたい! DSC07620 店主さんとも少しお話させていただきました。 私が「これこれこういう本が欲しい」と申し出たところ、「それならこの本が良いですよ」と即答される、 それはつまり販売している書籍の内容を完全に把握しているのと共に、このジャンルに精通しているということです。 カストリ書房へ行った際には、率直に自分の興味を伝えるのが良い買い物の秘訣、と申し上げて差し支えないでしょう。 DSC07619 今回私が期待したのは「赤線青線の概説と現状をつなげて俯瞰できる書籍」でした。 店主さん曰く「そういう本はあるけれども今店頭には無い、よければアマゾンで検索してみてはいかがでしょう」との事で、 普通の書店なら取り置きの予約を勧めるところでアマゾンですか、と思いつつ良心的だなと思いました。 その代わりになるかは分かりませんが、こういう本を買って帰りました。 「東京戦後地図 ヤミ市跡を歩く」 DSC07634 店主さんによると 「青線とヤミ市はつながりがある、ヤミ市が商売に行き詰まりを見せた時に展開したのが青線だった、という側面がある(要約)」 との事で、それは面白いと思って購入したものです。 読んでみたらこれが面白い! 上野や新橋、渋谷などのヤミ市について、図版と歴史、当時の風景写真などを織り交ぜながら解説している本でした。 ブラタモリが好きな人ならハマるんじゃないでしょうかね。 もうひとつ、こちらは本と言うより冊子と呼ぶ方が近いかもしれませんが、 「実態調査全国赤線青線地区総覧」です。 復刻版なのだそうで、こちらも妖しさ満点ながら面白い! 魂が昭和に飛んでいきそうになります(笑 DSC07630 そんなこんなで、閉店間際だったこともありご迷惑をお掛けしないように適度なところで帰宅しました。 カストリ書房は楽しい、また行かせていただくことにします。 場所は上でご紹介したリンク先に地図がありますが、 日比谷線三ノ輪駅から徒歩15分程度、 バスでしたら 東武浅草駅から都バス草64系統で「吉原大門」バス停まで10分弱、 あるいは南千住駅東口から都バス上46系統で「吉原大門」バス停まで20分弱、 そこから徒歩3分ぐらいです。 吉原自体が陸の孤島みたいなものですから、徒歩で自信が無ければ東武浅草か南千住からバスが良いでしょうね。 てか、遊郭専門書店が吉原にあるということ自体が魅力の一つなわけで。 この写真正面の突き当り、左に曲がると吉原の中心部に入っていくことができます。 私は右に曲がって帰宅しましたが(笑 DSC07626

今回はこの辺で。

そんなわけで吉原カストリ書房、おススメです。 アングラ大衆文化史、とでも言うべきものを堪能できると思います。 私自身もっとじっくり過ごしたかったのですが、後日の楽しみにとっておくことにいたします。 それはそうと、おみやげ! カストリ書房で売られていた「昭和エロ本描き文字シール」、 2月25日(土)に行うみなとみらいオフ会の参加賞として、人数分確保いたしました。 DSC07629 オフ会の募集期間も2月19日(日)まで延長します。残席3の先着順となります。 よろしければぜひ!
【募集開始】2月25日(土)CP+2017に便乗!みなとみらいオフ会のご案内 某ソニーα&マイクロフォーサーズ使いの写真ブログ
次回は別のネタとなります。 またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。 m(_ _)m
今回の
撮影機材
このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly Subscribe with livedoor Reader
関連記事
2014/07/24 Thu 00:00 スナップ写真 | 写真 | ソニーα
前回、友人と連れ立って新宿に飲みに行った時のことを書きました。
今回はその帰り道で撮った写真を掲載していきます。
店を出て新宿駅で解散したのが0時30分頃、私は山手線の東側に住んでおり、
普通に考えたら山手線に乗ってぐるっと回れば帰れるだろう、と思っておりました。
が、実際には山手線は既に環状運転を終了していて池袋行きばかり。
どうすれば帰れるか?と考えた挙句、中央線東京行きの最終列車に乗ったのでした。
神田で京浜東北線、これも最終列車だったのですがそちらに乗り換えたもののその列車も上野行き。
もうどうにでもなれ、と。私は終電までうろつくことは滅多に無いもので、
「もうどこにも電車は出ませんよ、改札から出てください」というアナウンスがしきりに流れる中、
どうすればいいかしばし思案しました。
DSC08021

よっしゃ、上野駅から歩いて帰ろうじゃないか。それもまた良しだ!
我が家の最寄り駅は上野から3駅、電車やバスはいくらでもある地域ですので普段は歩かない距離です。
浅草から歩いて帰るのはちょくちょくありますが、上野から歩くのは初めてだなあ。
DSC08025

まずは上野駅から浅草方面に歩きます。
いわゆる浅草通りです。地面の下を地下鉄銀座線が走っているという、由緒正しい道です。
いや、ここだけを「由緒正しい」と書くのは誤りですね。都内の主な道は江戸時代以来ずっと道として存在してきたのですから。
DSC08029

その途中、下谷神社という神社に寄り道しました。少し脇道に入るだけですので大した道草でもありません。
ひと気の無い神社は、都内とはいえ耳に痛いほどの無音。時折通り過ぎるタクシーのエンジン音が聞こえるぐらいです。
DSC08032

このまままっすぐ浅草に出て浅草寺あたりをかすめて帰ろうかと思っていたのですが、ここで気が変わりました。
合羽橋です。一般的には「かっぱ橋」とひらがなで表記されることが多いですし私もひらがな表記に馴染みがあります。
飲食店備品の問屋街です。不景気な中で実質的に小売も行っているので我々一般人でも気軽に買い物できます。
そう、昼間ならね。
DSC08039

かっぱ橋を過ぎて少し歩くとこんどは吉原、日本一有名な風俗街です。その真ん中を突っ切って歩いてきました。
吉原、という地名は住所として存在せずこの地域の通称なのですね、いわゆるひとつの赤線というやつです。
すでにお店は閉まっていて呼び込みのおじさんなどもいません、ここまでひたすら、ひと気の無いところを歩いています。
DSC08046

吉原を過ぎて少し歩くと、こんどは山谷です。さんや、と読みます。
山谷、という地名も住所としては存在しません。この地域の通称です。西の釜ヶ崎、東の山谷といったところでしょうか。
簡易宿泊所が建ち並んでいるところでもあります。ゴミ捨て場にどこからか死体を持って来られてしまうという土地柄でもあります。
DSC08048

ここまで歩くと我が家も近くなってきまして、昼間歩くとおっちゃん達がゴザを敷いて花札などしているのを見かけます。
商店街は「あしたのジョーのふるさと」ということで町おこしを狙っていて、ジョーの像まで設置されています。
これだけだとまだ厳しいなあ。実写映画化ぐらいされないと話題にならないように思います。
もし実写化されるその時には、ジョー役は香取慎吾でいかがでしょうか。
DSC08047

というわけで帰ってきました。
今回はこの辺で。夜中に歩くのも楽しいものです。
翌日ママが「怖くなかったの!?」と驚いていましたが、正直人がいなくてシーンとしている分には怖くもなんともないですね。
ちょっと「なんぞ?」と思ったとすれば、謎の叫び声と、犬の散歩をしているおばちゃんと、
日本語でない会話が通りのわきからゴソゴソ聞こえた時ぐらいでしょうか。
ここまで書いて、我が家もけっこうディープゾーンの近くにあるのだなあとあらためて感じた次第です。
上野からの徒歩による所要時間は1時間半、帰り着いた時には3時近くになっていました。
タクシーに乗れば良かったか?いやこれはこれでネタにできたのだから良しとしましょうよ(笑

またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m

今回登場した
撮影機材
このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly Subscribe with livedoor Reader
関連記事