ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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発売後約1ヶ月経ちます、ソニー気鋭の新型デジタルカメラ「α7II」関連エントリです。
数ある先進機能のうち、動画撮影のために搭載された機能「ピクチャープロファイル」、その中でも「s-log2」に絞って話を進めています。
今回が最終回です。

動画用色設定機能「ピクチャープロファイル」のひとつとして用意されているs-log2の最大の特徴は、
低コントラスト、低彩度、広いダイナミックレンジで生成される映像、もしくは写真という点にあります。
このシリーズでは「写真撮影への応用」というアプローチを試みています。
s-log2で撮影した写真の撮って出し、そしてそれをPhotoshopで加工したものを併せて掲載してまいります。

今回行ったのは大晦日の銀座です。毎度毎度すみません。
ちょっとは違う視点で撮れば良いのでしょうけれども、行ってみると定番のものしか撮って帰ってこないという。
ともかく行ってみましょう。s-log2です。
DSC00790

それを加工したものです。
私は電球色、もしくはシャンパンゴールドという色が好きなもので、ぶっちゃけ何でもかんでもこの色に仕上げてしまいます。
DSC00790-2

s-log2です。銀座4丁目交差点を渡るアベックの後ろ姿をモチーフにしました。
DSC00813

で、こちらがそれを加工したものです。
上の写真よりも主題が明確、にしたつもりですがどうかなこれは
DSC00813-2

銀座アップルストア前です。
この写真を撮ったのは大晦日の20時台だったと記憶していますが、例年見られるアップルストア福袋目当ての行列はありません。
iPhone6発売時の心斎橋の騒動や、最近だと東京駅のトラブルなどから、警察から厳しいお達しがあったとか何とか。
DSC00791

それを加工したものです。
もうちょっとクールに、白を白として調整したほうが良かったかもしれませんね。
DSC00791-2

マネキン撮りは積極的にやって来たつもりですが、数多く撮ってきた中でもひときわインパクトがありました。
s-log2ですと写真はピンク色っぽくなりましたが、この場所は真っ赤っ赤でした。
DSC00784

で、それを加工したものです。
現場の雰囲気を再現しようと重い、なるべく赤くしようと試しています。
下半分のネオン管などがまだピンクっぽいですね。実際はもっと赤いです。
DSC00784-2

数寄屋橋交差点の方を眺めて撮りました。s-log2です。
雰囲気は暗いですが実際もこんな感じでした。加工の必要はなかったかもしれません。
DSC00782

が、それでも加工しています。
ちょっぴり明るくして、ちょっぴりコントラストを上げて、あと何をやったっけ。
DSC00782-2

今回はこの辺で。
だんだん目が慣れてきたのではないでしょうか?(笑
s-log2は、「動画向けの、後処理を前提とした映像モード」という触れ込みではありますが、
露出を撮影意図にきっちり合わせていけば、状況次第でそのまま使えなくもない、かも?
まあお好みですね。せっかくの機能ですからこれをご覧のα7II・α7Sユーザーの方も縁があればお試しください。

次回は別のネタにまいります。
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m

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ソニー期待の新型カメラ、α7II関連エントリとなります。
前回に続き、ピクチャープロファイル「s-log2」というモードを使用して撮った写真を掲載していきます。
もともとは動画用に搭載された機能ではあるもののそのあたりは流石のソニー、ちゃっかり写真にも対応させてきました。
s-log2の検証であるならばセオリー通り動画を撮ればいいところではありますが、そこはそれ普通にやっても面白くない。
せっかくですから赤の扉を写真でやってみましょう。
そんなの興味ないよ!という方は、「大晦日の大丸有夜景」をご覧いただくつもりで記事が成り立っている、つもりです。

当ブログのスタンスについて書きますが、
いつもと同じように「理屈はともかく、使えるノウハウを持ち合わせていれば、それでよい」という姿勢でまいります。
これをご覧の方はパソコンやスマホでご覧だと思いますが、そのハード・ソフトすべての要素に精通している人は殆どいないはず、
それでも普通に使いこなせるわけで。まあそういうことです。

s-log2はガンマカーブがいわゆる対数処理と呼ばれる方法で記録されている、と。
ではガンマカーブはともかく対数処理とは何ぞや?というあたりが私は頭が悪くてどうしても理解できないのですが、
そこはそれ、特徴や現象を見て取って、そこからノウハウを学んでいきましょう。
・s-log2の目的は「後処理をするために、なるべくフラットな画質で録画しておく」ことにある。
・特徴としては、低コントラスト、低彩度、広いダイナミックレンジということで、収まる情報量が多い。
実際、前回の記事でも行った処理としては「露出・コントラスト・彩度すべてプラスにする」のがベースとなりました。
今回もそうなるかな?早速行ってみましょう。s-log2、ホワイトバランス太陽光・露出補正0です。
DSC00705

それを、なるべく「現場の状況を思い出しながら」再現しようとしたものがこちらです。
彩度を上げるとノイズも連動するかのように目立つようになります。もちろんやり方しだいで抑制することも出来なくはないですが、
基本的には宿命だと思っておいたほうがいいですね。
DSC00705-2

大晦日の夜、19時台ですのでほとんどのお店は店じまいしていました。
明かりは街路樹のイルミネーションぐらいで、まあ明るいんですけどショーウィンドウは寂しいものです。
そんな中、ピピっときたマネキンを見つけると思わず近寄って撮ってしまいます。s-log2です。
DSC00720

手前のハンドバッグにピントを合わせて撮りました。手を加える際にもハンドバッグのピンク色を主役にしました。
実際にはもっと電球色が強い場所ですが、ちょっとクールな雰囲気を出すために青みを足してみました。
DSC00720-2

セーターにピントを合わせました。胸の先っちょを狙っています。
と書きますとものすごくスケベな印象になってしまいますね。でもこれ、マネキンですのでご安心ください。首から上はありません。
何が書きたかったかというと、写真における視線誘導の基礎についてです。
撮影者が最も見せたい部分にピントを合わせますよね。で、ものすごく端折って言いますと構図でそれを目立たせますよね。
そうしますと、見る側もそれを「ああこれがこの写真の主役なのね」ということになり、印象を与え、より見入ってくれることに繋がります。
すべての写真において通用する話ではありませんが、この写真の場合その「写真の主役」が人間の本能に沿って設けられており、
見る側に明快な印象を与える結果になっています。
要は「最初におっぱいに目が行くでしょ」ということを書いているだけのような気もしますがそんなことはございません。
s-log2。
DSC00729-2

これも手を入れました。カーディガンのピンク色を強調したつもりですが、どぎつく見えないようにしています。
DSC00729

すでに店じまいとなっているお店を撮りました。私はここでこの撮り方を多用します。他の場所よりやりやすいです。
s-log2。
DSC00718

そこに手を入れました。
閉店後の雰囲気を伝えるために彩度は抑えめにしたのですが、これだったら明るさの調整だけで良かったかもしれません。
後処理前提のs-log2ではありますが、その写りに「これはこれで、そのまま行ってもアリかな?」という気すらしてくるから不思議です。
DSC00718-2

こんどは順番を逆にしてみましょう。こちらが「後処理した写真」となります。
赤レンガ駅舎の赤、サウスタワーのライトアップの青などが印象的に出ています。
DSC00700-2

一方、こちらが元画像のs-log2版です。
この「枯れ具合」、悪くないですね。いや、良いですね。上の写真よりも好みかも。
露出がバチッと合えば、そのまま使える局面もあるかもしれません。
DSC00700

今回はこの辺で。
本記事の終盤になって、s-log2をそのまま使うという荒業への可能性を見ました。
もちろんいつもいつもそんな事はできないわけで、
動画と違ってRAW現像が一般化している写真の世界ではRAW現像が完全に定着しているのですから、
やはりs-log2(を含むピクチャープロファイル全般)は数あるエフェクトのひとつ、ということに落ち着きそうです。

と、結論付けるようなことを書きましたが、実はs-log2写真加工編は次回も続きます。
もちろんs-log2のことだけを書くつもりはありません。普段のノリでやっていこうと思っています。
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
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2015/01/02 Fri 00:00 スナップ写真 | 写真 | ソニーα
新年早々ではありますが、通常営業でまいります。
今回はソニーの新型カメラ「α7II」関連エントリです。
α7IIには「ピクチャープロファイル」と言って、動画撮影でのニーズを想定して色や明るさを細かく設定できる機能が搭載されています。
パソコンでも出来る作業ではあるのですが、圧縮前にエフェクトを加えることでパソコン処理よりも画質劣化が少ないそうで、
ソニーでもこの機能はハイアマチュア~プロ仕様の動画カメラに積極的に搭載しています。
α7シリーズにも順次搭載され始め、α7Sで初登場、α7IIにも用意され、私の手元にもやってきたというわけです。

このピクチャープロファイル、動画向けの機能ではありますが実は写真撮影にも適用できるものですから、私もダブルに興味を持ちました。
機能の詳細はまたあらためて記事にします。今回はピクチャープロファイル内の「s-log2」というプリセット項目について書きます。

s-log2とは、ソニーα7IIの公式ページによりますと…
ーーーーー 以下引用 ーーーーー
より広いダイナミックレンジでの記録を実現するために、ピクチャープロファイル内のガンマ設定にS-Log2を搭載。
業務用カメラに搭載されているソニー独自のS-Log2ガンマは、1300%という広いダイナミックレンジを確保でき、
白とび・黒つぶれを抑えた滑らかな階調表現が可能です。
低ノイズで豊富な情報量を生かし、ポストプロダクションにおけるカラーグレーディングにより、
多彩な映像表現を可能にします。
ーーーーー引用ここまでーーーーー
だそうです(太字は引用者による)。細かい理屈は説明を読みましたがさっぱり分かりません(笑

ダイナミックレンジを広く!低ノイズで豊富な情報量!白とび・黒つぶれを抑える!良いことずくめですね。
そこで考えました。これ、写真に応用できるのではなかろうか?
というわけで、昨年末も押し迫った大晦日の夜、いつもの有楽町コースを歩いてきました。
設定はピクチャープロファイル・プリセット番号7「s-log2」一本勝負です。

特徴としましては「後処理を前提としているので、コントラスト・彩度・シャープネスともに抑えめだという点があるでしょう。
s-log2・オートホワイトバランスで撮影しますと、こんな感じです。
DSC00756-0

写真がシャキッとしませんね。後処理を前提としているのですから当然、ということになります。
で、これをPhotoshopでいじります。私はCamera Rawというフィルターを使用しましたがそこはお好みで。
ここは床に蛍光灯が仕込まれていますので、露出が意外に難しい場所ですよね。
通常であれば露出を不用意にそちらに合わせると手前の点字ブロックの隙間の床部分が黒くつぶれます。
が、この写真では手前の床、点字ブロックの間の暗い部分のデコボコ(こういうのを用語で説明できないのがツライ)が、
黒く塗りつぶされることなく残りました。
DSC00756

別の例を出してみます。太田道灌像です。s-log2、逆光で撮っています。
DSC00752-0

それをPhotoshopで直しますと、こんな感じです。
像の衣装のシワ、刀の模様までつぶさず、かつ、強く照らしてくる天井もふっとばずに残りました。
これでも上の写真からパラメーター調整で「コントラスト」をかなり強くかけた状態です。
DSC00752

中庭部分をs-log2で撮りました。暗い雰囲気に見えますが実際は(確かに暗い場所ですが)ここまでではありません。
DSC00745

それをPhotoshopで直しますと、こんな感じです。
こんどは彩度も大胆にアゲアゲにしました。不自然感がありますがこういう写真も世の中にはありますね。
この処理の是非はともかく、気がついた点がひとつ。やはりノイズはごまかせませんね。
ISO1600で撮りました。ディテール優先でノイズリダクションは控えめにしています。
DSC00745-1

ガラス棟内部をs-log2で撮りました。だんだん目が慣れてきました。もうこれで充分かも(笑
DSC00748

それでもいじります。こうなりました。
写真左部分の木の壁を実際の色に近づけることを目指して彩度をコントロールしています。
DSC00748-1

今回はこの辺で。何となく使い方が分かってきました。
後処理にはまだ拙い部分もありますが、慣れていくと写真の隅々まで引き出せるようになるかもしれません。
え?RAW現像で同じことが出来るって?
RAW現像の話なら他の多くの優れたサイト様が行っているわけですので、α7IIのネタとしてあえて採り上げる理由がありません。
ニッチなところを狙ってみた、というスケベ心はもちろんですが、
何より「s-log2とは何か?」ということを私が学んでいく上でのひとつのプロセス、とお考えいただければ幸いです。
余談ですが、s-log2はRAWには反映されないそうです。上の写真もすべてJPEGをいじり直したものです。

s-log2写真加工編はもう少し続くかもしれません。
またぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。
m(_ _)m
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