ソニーα・マイクロフォーサーズのデジタル一眼カメラで撮影した動画や写真、初心者向けや撮影現場で使える撮影術や新製品レビューも豊富。クリスマスイルミネーションなど季節ごとの写真も充実しています。読み物としても充実させることを目指しています。
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2011/09/04 Sun 00:09 ソニーα
銀座ソニービルで行われた「α体験イベント」へ行ってきました。
目的はもちろんα77であります。
早くも次期フルサイズ機種の噂が立っているので購入に躊躇してしまいますが、
とにもかくにも実機確認というわけです。

台風の本土上陸が警戒されていた日だったからでしょうか、
人出はそれほどではなく、α77にも少し待つだけで触ることができました。
α700の時には行列ができ、
α900の時にはソニービルの展示にすら整理券が配られたことを考えると、
静かなスタートだと言えると思います。
P9030454.jpg

入口でクリアファイルとアンケートを渡されました。
アンケートの内容は、
ボディはどうでしたか?アクセサリーははどうでしたか?
という項目が主体で、イベントの感想を書いて帰り時に返却するタイプのものでした。
従来のような「あなたはどのメーカーのカメラを所有していますか?」
というような質問はありませんでした。
クリアファイルはα700,α900に続く3枚目となります。
ありがとうございます。
m(_ _)m

会場中央に置かれていた、縦位置グリップ装着時のα77展示。
これを見て「縦位置グリップは不要」と判断。
ソニーの縦位置グリップは他社のものに比べて多機能なのが売りですが、
これではちょっと大げさすぎるなあ。
P9030591.jpg

こちらは展示のみのNEX-7。
従来のNEXと比べると精悍なイメージです。
ボディ内手ぶれ補正さえあったらなあ。
P9030615.jpg

Aマウントアダプター装着時のNEX-5Nも触らせていただきました。
確かに大きいですが、違和感は感じません。持ち歩けます。
SSM,SAM非搭載レンズもバシバシAFしました。

α65の背面液晶はα55と同じ方法で動きます。
私としてはビミョウな構造になっています。
また、EVFはちらつきが激しく、ちょっと使う気になれません。
さすがにエントリーモデル、コストダウンの影響が伝わってきます。
(後述しますが、EVFのちらつきについては対応策がありますので、
α65のEVFも現段階で悪し様に書くことはないのかもしれません。)
P9030503.jpg

α77ですが、
こちらはさすがに中級機、持った時の質感が良いですね。
私が所有している、手に馴染んだモデルと比較するならば、
α65がα550に近い質感であるのに比べて、
α77はα700に近い感覚です。
さすがは7の遺伝子、ということなのでしょうか。
P9030551.jpg

チルト液晶はここまで動きます。
この、ペンタ部に乗っかるように持ち上がる動かし方は、
α77最大の購入動機になるかもしれません。
ウエストレベルにカメラを保持したときに、自然な形で肘を曲げることができます。
これはホールディングの安定につながるのだろうと思います。
非常に使いやすいです。
P9030536.jpg

EVFは、正直光学ファインダーの心地良さに比べるとまだまだ及びません。
暗いしカメラを振るとちらつくし、ピントも分かりにくい、という第一印象です。
が、この第一印象は私の偏見だったようで、
以下の調整を行うことによって、
光学ファインダーに近い感覚で見ることができるようになりました。
●EVFの「明るさ」を、オート設定をやめてマニュアル設定で最大の明るさにする。
●視度調節ダイヤルを視力に合わせて最適化する。
これを実践すると、ちらつきを感じない、αらしい「明るいファインダー」になります。
が、視力の悪い人が使うとファインダーの広さ自体はかなりしょぼくなります。
私はピントの山をはっきり見たいがために、
視度調節ダイヤルをほとんどめいいっぱいマイナスに回します。
結果、ファインダー像がとても小さく見えるようになります。
中級機のファインダーとは思えないほどに。
α100やα550のファインダーを覗いているような感覚だと言って差し支えありません。
せっかく素敵なチルト液晶を装備しているのですから、
近眼者はα77をライブビューで使え、というメッセージとして受け取りましたw
EVFの進化は「高精細化」「表示速度アップ」という方向性でやってきたのでしょうが、
これからはそれに加えて、
「より大きく」「より明るく」がキーワードになってくると思います。
ぜひ、きたるべき「α99」では、α900のファインダーを超えるものをお願いしたい。

シャッター音が、小さめの音で、とても気味の良いものでした。
α700が「しゃこん、しゃこん」という感じで、
α55が「かしゃんこっ、かしゃんこっ」という感じだとすると、
α77は「しゃく、しゃく」という感じです。
って、誰にも伝わらないか;

秒間12コマはとても速く感じます。何でも撮れそうです。
が、20コマ目あたりから処理が追いつかなくなるのか、秒間12コマのペースが落ちます。残念。
いわゆるひとつの処理落ち状態ですが、これは画像サイズを変えてもダメでしたね。
書き込みが追いつかないのではなく、画像処理が追いつかないということなのでしょう。

16-50mmF2.8の写りはともかく、大きくてずっしりした印象でした。
所有欲を満たしてくれる大きなレンズです。
カールツァイス16-80mmよりも重厚感があり、
メーカーは異なりますが、シグマ50mmF1.4に近い質感のレンズです。
が、今回はパスかなあ。
16-105mmの時に感じた、
「すごい、よく写るのか、だけど必要ではないなあ」
というのに近い印象です。
そもそも私は単焦点レンズファンですし、買ったとしても出番は無いと判断しました。


小澤忠恭先生のセミナーも、短い時間ではありましたが、とても面白く、勉強になるものでした。
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「ミノルタから引き継いだソニーはよくやっている」
「自分たちが納得したものしか出さないソニー開発陣に開発者としての矜持を感じる」
「この前とほぼ同じ2400万画素、これだけあればかなり大きく引き伸ばせる、メイクさんは仕事が大変になったw」
(小澤忠恭先生の中では、α55やNEXはどうでもよろしかったらしい。これには私も同意見w)
「α900のファインダーは最高峰(これに言及された時には私も一オーナーとして嬉しく思いました。)」
「α77ではEVFで撮影結果をある程度事前にシミュレートできる、これによって撮影時間そのものが短縮できる」
「(ポートレート)写真はコミュニケーションだ、撮影時間短縮で浮いた時間はモデルとの交流やメイクに回せる」
「スチールのカメラマンの中にはムービー仕事を敬遠する人もいるが、自分の視点で撮ってやればよろしい」

小澤忠恭氏というと、おもにグラビア撮影で名を馳せた写真家さんです。
印象に残っているところですと、デビューして間もない頃の小倉優子など。
世間的には「エロ本」と分類されるような分野でも多数の作品を残しています。
個人的には青沼ちあさがry
ともかく、モデル撮影に関して幾多の修羅場をくぐり抜けたベテラン写真家さんです。
お話もα新機種の魅力、というよりはモデル撮影時に押さえておくべきポイントを話す方に、
時間が割かれていました。
以前に別のカメラマンの方が言っておられた
「モデルさんを笑わせることができた時点で『勝った』と確信する」という言葉を思い出します。
実際、モデル撮影を横で見ていると、カメラマンの方は、撮影の技術云々もさることながら、
より多くのリソースを「コミュニケーション」にあてている、という印象です。

話がそれました。
α77、興味深いカメラですが、個人的に興味を持った要素は以下の通りです。
●2400万画素
●秒間12コマ
●有機ELのEVF
●可動式液晶ライブビュー
●動画撮影
●ピクチャーエフェクト
しかし、正直これらの要素だけでは購入動機には物足りません。
私にとって最大の購入動機は、
●ソニー4年ぶりの中級機登場
これにつきます。

イベント会場にはオリンパス PEN E-P3をたすき掛けして入って行き、
ソニーのスタッフの方に心なしかよそよそしい対応をされた気もしましたが、
私は立派にソニーα信者(笑)でありますので、
お布施のつもりで購入するのか、という感じです。

近い将来に、ほぼ同内容でフルサイズ版のボディが控えているのが分かっていて、
しかも、α900が現役バリバリの状態で、本当に今欲しい品物なのか?
それよりマックブックエアの方が欲しいんじゃないのか?
などと悩むところもありますので、
無事購入したときにはあらためてエントリにしましょうかね、
程度の意思表示だけしておくことにいたします。
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